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スマホ購入時の「頭金」について

毎回スマートフォンが発売される度に問題視される「頭金」問題。

この頭金がショップの利益である事は既に知られるところですが、「頭金」という表現で辻褄が合っているかどうか考えてみました。

●一般的に疑問視される理由

例えば公式オンラインショップでの端末価格が72,000円だとしましょう。分割払いにすると3,000円×24回です。

とある携帯ショップで買うと、頭金として3,000円取られたとします。

いわゆる頭金(端末価格全体の中から最初に一部だけ支払う)と考えると、分割払いは端末価格72,000円-頭金3,000円=69,000円を24回払いにして、月々2,875円となるはずだ!と一般的には考えられるでしょう。

ところが実際には、3,000円×24回は変わりませんから、端末価格に謎の3,000円が上乗せされたように感じるのです。

最初の3,000円は端末価格の一部ではなかったという事になるので「頭金」という表現は間違いなのではないか?というのがよく言われる指摘です。

●実は「頭金」という表現でも辻褄が合っている?

さて、ここで私は「頭金」という表現は間違いではない。という解釈をご説明します。私も「頭金=全体価格の一部である」という定義で合っていると思います。

ではどこに理解の違いがあるのか?

実はスマートフォンの価格は「オープン価格」です。なのでオンライショップの販売価格「72,000円」はあくまでオンライショップの売価であって「標準価格」ではない。という事です。

先ほどの例で挙げた頭金3,000円の店の場合、そのショップでの本体売価は「75,000円」だったという事になるのです。

75,000円のうち、3,000円を頭金として支払い、残った72,000円を24回払いする訳ですから、月々3,000円×24回払いでなんの矛盾もありませんね。

ショップによってスマートフォンの販売価格が違っていて、頭金を除いた残債を24回払いにしている。と考えれば、「頭金」という言葉の使い方は何らおかしな事ではないのです。オープン価格である以上、いくらで端末を販売するかはショップの自由です。公式オンラインショップより高いからといって責められる理由はありません。

例えば、私の場合はヨドバシで購入しましたが、ヨドバシでは既存契約の機種が「契約24か月に満たない場合1,080円の頭金が掛かる」というルールになっています。契約期間によって端末価格が変わるのは違和感を感じるでしょうが、24か月未満の場合の端末価格が1,080円高いとしてもそれはヨドバシの値付けの自由であって矛盾ではありません。

●まとめ
「頭金」という表現に違和感を感じるのは2つ理由があります。

・1つは「当店では端末価格は75,000円です(公式オンラインショップよりも3,000円高いです)」と最初に説明しない事です。
・もう1つは端末の価格がショップによって違うのに、頭金を差し引くとどの店も綺麗に「オンラインショップの価格に揃う」という不自然さ。です。

仕組み上仕方のない事なのですが、前者をきちんと説明するだけでも矛盾がない事は理解できると思います。

最後に、私は「頭金」と称してショップが追加の金額を取る事を喜んでいる訳ではありません。ただ、ショップがそこで利益を得る事自体は商業行為として理解できます。安く売られているショップを探すのも消費者の自由です。また売価が分からない状態でショップで予約する判断も消費者の自由です。代わりに一括で支払って量販店のポイントを得れば、オンラインショップでの購入より結果的に得する事もあるでしょう。

端末料金の仕組みとして美しくはありませんが、そのように理解すれば「頭金」という言葉が間違いではないという事は理解できますね。

但し、新発売の予約(消費者の購買欲求)をうまく利用し、予約時にいくらの頭金を取るかを予告せずに予約を受け付けると、結局販売時にトラブルの元になります。そこはショップが誠実に消費者と向かいあって欲しいと思います。ちなみにヨドバシの場合は予約時に「1,080円頭金が発生する事」を説明され、納得した上で私は予約を行いました。販売側と購入側のコミュニケーションと合意が何より大事だという事だと思います。

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