【レビュー】Galaxy Z Fold3 ~初代Foldと写真撮影比較~

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Galaxy Z Fold3はGalaxy Sシリーズと比較してカメラにはそんなに力が入っていないと思います。スペック的にも数値的にはほとんどシリーズで強化が図られていませんが、2世代違う初代Foldとは普通のスナップで違いが分かるのか?確認してみました。

カタログ数値的には進化なし

カタログスペック的にはシリーズ3作のカメラスペックは以下のとおりです。

Galaxy Z Fold3Galaxy Z Fold2Galaxy Fold
リアカメラ広角 12MP(f1.8)
超広角 12MP(f2.2)
望遠 12MP(f2.4)
広角 12MP(f1.8)
超広角 12MP(f2.2)
望遠 12MP(f2.4)
広角 12MP(f1.5/f2.4)
超広角 16MP(f2.2)
望遠 12MP(f2.4)
フロントカメラ
(メイン側)
4MP(f1.8)
ディスプレイ埋め込み型
10MP
パンチホール
10MP(f2.2)
8MP(f1.9)
ノッチ
フロントカメラ
(カバー側)
10MP(f2.2)
パンチホール
10MP(f2.2)
パンチホール
10MP(f2.2)
ベゼル

Fold3ではメインディスプレイ側のインカメラが埋め込み型になった!というのが大きなインパクトで実際Fold3を体験している時にカメラ穴が邪魔にならないという画期的な進化を遂げています。その代わり400万画素しかないという事で画質よりもWeb通話などの実用性を選択した仕様になっていますね。

一方、普段写真を撮るのに使用する「リアカメラ」の仕様を見てみると、広角のf値が初代はf1.5/f2.4の可変型であったり、超広角は1600万画素あったり、となんだかFold2以降は退化した?ようにすら感じます。

今回はこのリアカメラが本当に退化したのか?それとも数値には表れない進化をしっかりしているのか?ラフなオート設定撮影で比較してみたいと思います。

写真比較

ではまず日中の写真から見てみましょう。通常の広角で全く同じ位置から撮影しているのですが初代FoldよりFold3の方が画角が広がっていました。それ以外はパッと見似た感じですよね。

Sofmapビルの部分を拡大してみましょう。よく見るとFold3は明るさのコントラストがクッキリしていて、電光掲示板の光もしっかり写せています。ここは結構大きな差に感じますね。

似たような写真をもう1枚。確かにFold3の方が明るく撮れています。より眩しさを感じますよね。

影になっている部分を拡大してみましょう。ビックカメラの赤色などの色乗りもFold3の方が良い気がします。比較すると初代Foldは全体的にくすんで見えます。どっちが自然か?と言われればどうでしょう?笑

もうちょっと陽が高い時間に撮影した写真です。やはり色乗りはFold3の方が良い印象ですね。だからといって不自然な加工には見えないので写真が映えていいんじゃないでしょうか。

これは10倍ズームしてみた写真です。ズーム倍率もシリーズで全く変わりませんが、ややFold3の方が精細に撮影できるようになっているようです。

広角から望遠まで3種類並べてみました。傾向は同じでFold3の方が「明るく」「色乗りが良く」「精細」です。非常に自然な感じで進化している印象でとても好感が持てます。

では次は夜のシーンも見てみましょう。マツモトキヨシの電飾がFold3は非常にクッキリしていますね。それでいて暗くなったわけではなくビル上階の窓のフレームもしっかり見えます。この辺りのコントラスト表現は確実にレベルアップしているんじゃないでしょうか。

少し別角度から。Tokyuの看板の明るさの違いが良く分かります。

細かい看板部分を拡大してみると、少しではありますがFold3の方が精細感が高いですね。初代はやや滲んでいるように見えます。

最後は駅です。初代とFold3で画角が違うため上手く同じ感じで撮れませんでした。

左上の木の先端を拡大してみましょう。この差は結構大きいですね。初代Foldは葉っぱが大きく潰れてしまっています。暗いシーンになると違いがよりハッキリしてくる印象です。

遠くのマンションを拡大しても明らかです。Fold3の方がノイズも少なく、且つ精細に描けています。

次は室内でフィギュアを。こちらの写真ではFold3の方がやや暖色系に仕上りました。アスカの服は初代Foldの方が濃くてFold3の方がグラデーションが細やかな気がします。

最後は暗所です。暗所といっても真っ暗ではなく日中に光が入らない場所で撮影。一番上が肉眼に近い明るさです。もう暗所撮影は以前からGalaxyは結構得意としていると思います。

一見してFold3の方が明るく鮮やかに見えますが少し拡大して見てみましょう。

色の再現、黒潰れのなさ、精細感などFold3の方が一枚上手といった感じですね。

別箇所の拡大です。小トトロの横にある実?でしょうか。完全に初代Foldは色が出せていません。その左のマックロクロスケを見てもノイズ、精細さに欠けますね。暗所でもFold3はしっかり進化しているようです。

ざっと適当な写真でサンプルとしては少ないですが、少なくともカメラが「退化」しているような事はなく、着実に進化している事が分かりました。

肝心のFold2との比較はできませんが、シリーズ通した進化過程も見てみたいものです。

フレックスモードとアンダーディスプレイカメラ

また初代Foldでは出来なかった機能として、半分折り畳んだ状態での撮影が可能になっています。これはFold2から出来るようになった機能でとても便利だと思います。

普通はこんな感じで完全に折り畳んだ状態で撮影するのがとても楽です。

そしてより大きなファインダー(被写体の確認)で撮影したい時は開いて撮影する事も出来ます。どちらも同じリアカメラを使用できるのが上手い作りですよね。

個人的にはよほど細かい部分を確認しながら撮影するのでなければさっとポケットから取り出して折り畳んだ状態で撮影する事が大半です。

そしてFold2から実装されたのが「半分開いた状態」です。このNintendo 3DSのような状態で操作する事を「フレックスモード」と呼びます。マクロスで言うところのガウォーク状態みたいなもの。

この状態だと自動で表示されるレイアウトが変わり、上半分はファインダー。下半分にひとつ前の撮影した写真や操作系のボタンが並びます。まさに3DSを持つような感覚で安定した撮影が出来るという事ですね。

このモードによって、Fold3はスタンド要らずでセルフタイマー撮影が出来るという事です。これは便利だーーーー!いやFold2から出来ましたけど。

初代Fold時代にスマホを置いたまま撮影するのが結構苦労したのでこのモードは本当に助かりますよね。

ちなみにアンダーディスプレイカメラも見ておきましょう。これはリアカメラ作動時のメイン側です。アンダーディスプレイカメラ部分が丸いシミのようになっているのが分かりますよね。

これをインカメラに切り替えると途端にシミのような丸い部分が覚醒してパンチホールに変わるんです。おおお、凄い!

アンダーディスプレイカメラを使用する場合はこんな形で、もうすっかり普通のインカメラ状態ですね。

そしてインカメラを解除するとまたスッとアンダーディスプレイに変わります。面白いですねー。

簡単ではありますが初代Foldとの比較を中心に写真撮影をざっと見てみました。一見大した進化がないように思えたカメラ部分ですが、しっかりと画質も上がり、フレックスモードやアンダーディスプレイカメラなど初代Foldから比べれば格段にレベルアップしていると感じました。

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