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ZTE AXON 7 レビュー6【バッテリー、発熱と処理回り】

今回はバッテリーの減り具合、充電速度、発熱と処理関係といったちょっと細かい部分をチェックしてみたいと思います。

と言っても、AXON 7はネットで「熱ダレする(発熱のせいでパフォーマンスが落ちる)」という嫌な噂もありましたから、結構興味を持たれる点かもしれません。

ちなみに設定で「スマート省電力」という機能がありますが、こういった機能は全て「オフ」にしてフルパワー&フル消費の状態で見てみます。

●バッテリーの減り具合と充電速度

まずは、バッテリーの減り具合です。AXON 7はなぜか「100%」の状態がかなり長く続きます。フル充電からネットやSNSなどをしばらく見ていてもバッテリーは「100%のまま」なんですよね。

何も触らず完全放置してみたところ40分くらい100%のまま保持されていました。ところがその後4時間半で12%バッテリーが減っています。直線に直せば5時間12分で12%減っており、最初の40分は表示上100%に固定されているという事になります。

実質1時間で2%程度減るという感じですが、もちろん何も常駐していなければもっとバッテリーは持つと思います。逆に普段使いの状態でこのくらいの消耗であれば、まぁまぁじゃないでしょうか。

追記)常駐状況によっては満充電から2時間くらい100%を維持する事も。そこからやっと減り始め3時間半で3%しか減っていないという日もありました。ちょっと凄いですね。

●充電速度

12%くらいまで落とした状態からQuickCharge3.0で充電を試してみます。


中途半端な数字で始めてしまったのでわかりづらいですが

12%~82%までは大体5~6分で10%ずつ回復しています。つまり、10分20%ペースで回復する速さです。なかなか頼もしいですね。80%以降は徐々に緩やかになって、90%まで10分、その後100%まで20%といったイメージです。

まとめると

10→80%・・・10分で20%回復

80→90%・・・10分で10%回復

90→100%・・・10分で5%回復

という綺麗な曲線でフル充電まで辿り着きます。

●発熱によるパフォーマンス影響は?

私は普段あまりやらないのですが、完全に検証ツールと化しているデレステで見てみます。

3D標準。演出あり。10曲連続プレイしてみました。

人によっては数曲でカクつく。なんて話でしたが、私がプレイする限り8曲目くらいまでは全くカクつきはありませんでした。8曲目以降ほんの一瞬引っかかったかな?と思わせる映像のカクつきを感じましたが、素人目にはほとんどプレイに違和感はないレベルです。その後9曲目、10曲目も似たような感じでした。

10曲終わった瞬間のバッテリーと発熱はこんな感じです。1曲1%消耗といった感じで内部温度も40度を超えるくらいまでいっています。手に持った感じではほんのり暖かいといった程度で極端に熱い!と感じるレベルではありませんでした。

また、発熱による影響という意味で、4K動画撮影も試してみました。AXON 7では4K 30p H.265での撮影が可能です。

実際に撮影してみたところ13分くらいで「サイズ上限」で撮影がストップしました。micro SDへの保存が1ファイル4GBまでなので3.8GBくらいでストップしたようです。

さすがにバッテリーは急速に減り、発熱もデレステ以上の上がり方で45度くらいまで上昇していました。

限界を見るために保存先を内蔵ストレージに変えて再度試しても良かったのですが、現実的には1ショット10分以上撮影することは稀でしょうし、常用する分には十分ではないかな。と思います。

今回の検証では、バッテリー消耗、充電速度は及第点。過度な発熱も見受けられず、いわゆる「熱ダレ」も敏感になるほどの影響は感じなかった。という結論です。

AXON 7はあらゆる面で合格点と言える本当に死角のない端末ですね。

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