海外レビュー記事から PS5の仕様を読み解く

PlayStation
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PS5やXbox SX に留まらずデジタル機器のレビューは海外の方が圧倒的に情報量が多いんですが、今回はflatpanelshdという海外サイトでPS5とXbox SXのレビュー記事が挙がっていましたので日本ではあまり紹介されていないスペック特徴、特に4K120hzやHDR、サラウンド周りの情報をピックアップしてみます。

前記事ではXbox SXについて取り上げましたので今回はPS5編をお届けします。

PlayStation 5 レビュー

flatpanelshdのオリジナル記事は英文ですのでここではGoogle翻訳に掛けて引用していきます。

もう日本で周知されているようなスペック情報は割愛します。

メディアプレーヤーとしての評価

メディアプレーヤーとしてのPS5の良い出発点ではありません。アプリが完璧でなくても、さまざまなストリーミングサービスへのアクセスはユーザーにとってアルファオメガです。もちろん、ソニーは後で簡単に選択に追加できますが、PS5を理想的なメディアプレーヤーよりも少なくするいくつかの技術的要因があります。何よりもまず、PS5はすべてのコンテンツをHDRとして変換して出力します。OLED TVへの影響は微妙であり、多くのOLEDTV所有者は最初は気付かないのではないかと思われます。OLED TVはピクセルレベルで輝度を制御するため、HDR(ハイダイナミックレンジ)信号とSDR(標準ダイナミックレンジ)信号の違いは、概念的には、ドライブや画像の生成方法に影響を与えません。一方、液晶テレビ、特にエッジライト付き液晶テレビでは、ある程度はゾーン調光液晶テレビでも、HDR信号は、テレビの駆動方法を大幅に変更します。HDR信号が検出されると、LCD TVは通常、LEDバックライトまたはそれに近いものを最大にします。消費電力が大幅に増加し、画像(暗い色調)が洗い流されて、テレビがより高い輝度レベルに到達できるようになります。

PS5は全てのコンテンツをHDR化する特徴があります。本体を起動したメニュー画面から既にHDR化されているのはHDR対応ディスプレイでプレイしているユーザーなら確認済みだと思います。

液晶テレビでは輝度が引き上げられすぎて、SDRコンテンツではバランスが崩れてしまうような心配がされています。これはエッジライト型はもちろんの事、ローカルディミング方式であってもその傾向はあるようですね。続く記事で「ソニーは液晶テレビを大量に販売しているのにこの状況をしっかり把握していない」として批判的に記載されています。

HDRをオフにすれば問題は解決しますが、本来のHDRコンテンツまでオフになってしまうので意味がありません。有機ELテレビならこのあたりの画質バランスが良好だ。というのがここでの結論のようですね。

PS5はいかなる形でもドルビービジョンをサポートしていません。Blu-ray用のドルビーアトモス(ビットストリーム)をサポートしますが、ボットはあらゆる形式のアトモスデコードをサポートします。そのため、PS5のアプリでAtmosを取得できません(サウンドバー/レシーバーへのビットストリーミングはアプリでも機能する可能性がありますが、そうではありませんストリーミングプロバイダーは通常Atmosを実装します)。PS5にはフレームレートマッチングもありません。つまり、すべての映画、シリーズ、その他のコンテンツを60Hz出力(すべてのサービスから)に変換します。これは、24 fpsの映画やシリーズでは許容されますが、ヨーロッパやその他のタイプのコンテンツでは許容されません。スタッターが発生するため、25 / 50fpsで。この妥協点は、さまざまなコンソールやプレーヤーで何年も前から存在していましたが、Apple TV 4Kで、そして部分的にNvidiaShieldで修正されました。PS5はこれらのプレーヤーの機能と一致しません。

幾つか情報が並べられていますので整理します。
・ドルビービジョンは非対応(これは公表されている情報ですね)
・UHD BD/BDではビットストリーム出力する事でドルビーアトモス再生出来るがアプリ類ではアトモスに対応しない。
・全てのコンテンツを60hz出力する為、動画配信サービスの24コマ映画などで問題が出る事がある。

全てを60hz出力してしまう事の問題点はXbox SXのレビューでも同様の記載がありましたね。フレームレートを上げる事が重要なゲームなどのコンテンツではアップコンバートは良いと思いますが、24コマ映画などは24コマである事自体が作品の仕様なので勝手に引き上げられるのは必ずしも良いとは限りません。

まとめ表を見て一つ驚きました。私が検証した時にXbox SXのYoutubeはSDR固定だが、YoutubeはHDRに対応している。と記事にしました。ところがこの仕様を見ると、HDRに対応している訳ではなくPS5が全てを強制的にHDR化しているだけだ。という事のようです。

こうなると、例えば同じHDR動画について、テレビ標準のYoutubeアプリで純粋なHDR動画を観る場合と、PS5がHDRに引き上げた動画では違いがあるのか?を検証したくなりますね。SDRの比較も含めて改めてやってみようと思います。

続いてはディスク再生について

PS5は、ボールを再生するためにUHD Blu-ray仕様に準拠する必要があるため、4KHDR10とドルビーアトモス/ DTS:X(ビットストリーミング)を明らかにサポートします。私たちのテストでは、ドルビービジョンHDRフォーマットまたはドルビーアトモスデコードをサポートしていないことが明らかになっています。ディスクからAtmos出力を取得するには、PS5でBlu-rayムービーを視聴しているときに、[設定]メニューから[オーディオ形式]-> [ビットストリーム]を手動で変更する必要があります。

まるでソニーがユーザーにドルビーアトモスの音を楽しんでほしくないかのようであり、私たちはこれらの議論の間、壁に飛び乗ってみたいと思っていたでしょう。PS5ゲームの場合、ソニーはTempest 3D AudioTechと呼ばれるAtmosの独自の代替手段を開発しましたが、これに戻りますが、現時点ではアプリの代替手段はありません。それは後で変わるかもしれませんが、発表はされていません。

PS5のBlu-rayアプリは正しい24fpsモードで出力します。UHDブルーレイディスクを挿入してから再生するまでに40〜45秒かかります。当初、PS5はのこぎりのような音とハミング音の組み合わせでかなりのノイズを出していましたが、映画が始まると、より目立たないファンのようなノイズに切り替わります。私たちの意見では、ドライブは確かに静かではありませんが、面倒でもありません。

ざっとまとめるとこんな感じです。
・ディスクなら24コマ作品は24コマのまま再生する(これは私も確認済みです)
・ディスクの回転ノイズは結構大きいがそのうち静かになる(これも私の方で確認済みです)
・ドルビービジョンには対応しない(これは周知でしたね)
・ドルビーアトモスは意図通り機能する(これも確認済みです)

私のブログで確認した時の記事を参考にリンクします。

結局のところ、Xbox SXとPS5ではこの辺りの挙動はほぼ一緒でした。個人的には上記記事でも記載しましたがディスク回転音の安定性がPS5の方が良い、メディアリモコンとメニューUIとの相性が良いなどの理由からPS5でディスク再生を楽しむことにしています。

リフレッシュレートについて

HDMI 2.1TVでユーザーインターフェイスとその他のほとんどすべてを4K120Hzで出力するXboxSeries Xとは異なり、PS5は最初にHDMI 2.1互換TVの出力を4K60に設定します(HDMI 2.1の新しいFRLシグナリングシステム経由) 120fpsの「パフォーマンスモード」のゲームが検出された後にのみ、4K120Hz出力に切り替えます。PS5の一般設定から、グラフィックモードとパフォーマンスモードのどちらを使用するかを選択できます。アイデアは、ゲームごとに個別に設定するのではなく、ゲームを自動的に好みに準拠させることです。しかし、私たちの経験では、すべてのゲームが順守しているわけではありません。ボーダーランズ3たとえば、パフォーマンスモードの設定を無視し、ゲーム内メニューから手動で選択する必要がありました。ソニーは、PS5ゲームのみが120fpsで実行できると説明しています。PS5は一部のPS4ゲームを120fpsにプッシュするのに十分な能力があるはずですが、ゲーム開発者は120fpsモードのロックを解除するためにPS5最適化ゲームとしてリリースする必要があります。

PlayStation 5は、32Gbps HDMI2.1モードを使用して4K120Hz(および4K 60Hz-以下を参照)を出力します。示された帯域幅に基づいて、Hz、クロマサブサンプリング、およびビット深度の組み合わせについて結論を出そうとした人もいます。

記載の通りXbox SXではリフレッシュレートを120hzに設定すると、基本的に全てを120hz出力します。一方PS5は標準は4K60hzで、120hzに対応するコンテンツのみ自動的に120hz出力に変えるという設計になっています。

またPS5ではHDMI2.1を32Gbpsで使用している為、4K120hzの時にはYUV422 8bitまでの出力となるようです。Xbox SXが4K120hzでもRGB 10bitで出力出来る事を考えれば若干非力といった感じでしょうか。

他サイトの情報なども確認してみたところ、フルバンド48Gbps対応テレビでもYUV422&8bitでしか出力されないのでPS5の制限だろうと言われています。これがハードウェア的な制限なのか、ソフトウェア上で48Gbpsまで引き上げられるのかはまだ不明といった感じですね。

我が家のLG C9Pも48Gbps対応ですが4K120hzの場合はYUV422&8bitになりました。※LGの有機ELは2020年モデルのXシリーズは40Gbpsに制限されていますが2019年モデルの9シリーズはフルバンドの48Gbpsです。

この辺りの挙動について以前検証した記事をリンクしておきます。

PlayStation 5は、後のシステムアップデートを通じてVRRサポートを取得します。ソニーは、HDMI2.1のVRR規格に準拠することを明確にしています。AMDFreeSyncまたはNvidiaG-Syncに関する発表はありません。VRRはVariableRefresh Rateの略で、TVディスプレイがコンソールのフレームレート出力に合わせてリフレッシュレートをリアルタイムで調整できるようにし、ティアリングや入力の低下なしにゲームプレイをスムーズにします。

現時点では、PS5にVRRが実装されるかどうかはわかりませんが、ソニーは「PS5の所有者はVRRをサポートするゲームをプレイするときに互換性のあるテレビのVRR機能を使用できるようになる」と述べています。このステートメントは、VRRがシステムレベル(XboxシリーズXなど)ではなく、ゲームがサポートしている場合にのみアクティブ化されることを示唆しています。ソニーがどのように問題に取り組むかを待つ必要があります。

一般的に、VRRは良いことですが、いくつかの問題を引き起こす可能性があります。繰り返しになりますが、課題はTVエコシステムが十分に成熟していないことです。VRRモードでは、LCD TVのゾーン調光システムは、ゾーン調光が最適に機能するために画像分析と小さな画像遅延を必要とするため、映画よりもはるかに効果が低くなります(コンソールゲームでは、低入力ラグがTVによって優先されます)。OLED TVでは、VRRは理論的には問題を引き起こさないはずです。しかし、市場に出回っているすべての市販のOLED TVで使用されているLG DisplayのOLEDパネルは、OLEDパネルの駆動方法が原因で、VRRモードでわずかに隆起した黒に苦労しています。ほとんどのユーザーは気付かないと思われますが、訓練を受けた目には見えます。

Xbox SXとは異なり、PS5ではVRRには対応していません。今後対応される可能性はありますが限定的になるのではないでしょうか。また、Xbox SXのレビューでも記載がありましたがVRRは液晶テレビには向いておらず有機ELの方が相性が良いですが、現在のLGパネルの有機ELでも問題がないとは言い切れないようです。

発売時には、PS5で120fpsモードを備えているゲームはほんの一握りであり、4Kで120fpsを備えているゲームはありません(PS5は4Kで出力されますが、ゲームは低解像度でレンダリングされ、出力前にアップスケールされます)。これもまた、ビデオ技術間のジレンマです。Borderlands 3のようなゲームでは、120fpsモードは私たちの意見ではそれほど重要ではありません。それはゲームの種類とゲームプレイと関係があります。

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HDMI2.1の状況も興味深いものです。HDMI 2.1は4K120への扉を開きますが、120fpsモードが有効な場合、どの起動ゲームも4K解像度で実行されません。はい、コンソールは4K120を出力しますが、内部的にはゲームは低解像度でレンダリングされ、出力前にアップスケールされます。

4K120hzといえども、120hz出力の時には解像度を落とした上でアップスケールしている。とのレビューです。これはおよそ想像できる話ですね。フレームレートを優先すれば解像度が犠牲になるのは当然だと思います。

しかしながら、デビルメイクライ5SEをプレイするとハイフレームレートモードと通常モードでは解像度に差を感じませんでした。これは通常モード時でもハイフレームレート時程度の解像度でしかそもそも描画していないのか?でもそれなら何故ハイフレームレートモードをオンオフ出来るのか?など若干不思議です。体感上最も好ましい設定でプレイすれば良いとは思いつつも何となく引っかかりますね。

この辺りも先日記事にしました。

冷却性について

PS5の冷却システムはPS4Proのそれよりも効果的です。PS4Proは引退するのが待ちきれません。ディスクドライブを外側に向けると、PS5はゲームのプレイ中(ビデオストリーミング中は除く)に約30〜60分後にかなり熱くなりますが、画面上のゲームパフォーマンスには影響せず、通気口から逃げる空気はまだ涼しく感じます。ファンの動作が激しくなり、数メートル離れたソファに座っているときに聞こえるようになりました。気を散らすには十分ではありませんが、少し面倒になるには十分です。PS5は新品であるため、時間の経過とともにほこりがたまると冷却効率が低下する可能性があります。

冷却についてレビューされていますが、ここではメイン冷却ファンが個体によって複数種類ある事については述べられていませんでした。

PS5は個体によって3種類の冷却ファン(それぞれABCとラベリング)が存在する事が明らかになっており、日本国内のユーザでもこの3種類が存在する事が所有者によって明らかにされています。

これは以前記事にした内容ですが改めて触れたいと思います。

・確認出来ているファンにはA、B、Cの3種類がある。
 ファンA(羽の数が23枚と多いが、中央部と羽は分離している)
 ファンB(羽の数が17枚と少ないが、中央部と羽が一体化している)
 ファンC(羽の数が23枚と多く、且つ中央部と羽が一体化している)
・A2台、B3台で検証(Cは確認できず)。検証結果ではAが39db、Bが43dbと、羽の枚数が多い方が静音性が高かった。
・ここから推測するにC≧A>Bの順で静音能力が高いと推測される。

私のPS5も実際に確認してみましたが、幸い最も能力が高いと考えられるファンCでした。

この時の紹介記事はとても興味ある方が多かったようで非常に閲覧数が伸びました。

同じ型番、同じ価格で購入したPS5が個体差によって静音性や冷却性が違うと言われればそれは穏やかではいられませんよね。

まとめ

さてPS5についてもflatpanelshdのレビューから映像、サウンドフォーマットなどについて読み解いてきました。オリジナル記事ではもっと詳細にレビューされていますので興味あれば是非ご覧ください。本記事ではGoogle翻訳をベースとして解説しましたのでオリジナル記事と異なる認識があった場合は申し訳ありません。

ただ、私も実際に確認していた項目も多かったので答え合わせが出来た部分も多かったですね。

結論としてXbox SXと比べて特徴を整理してみましょう。

Xbox SX/PS5共通事項
・多くのコンテンツで強制的にフレームレートを引き上げるが
 UHD BDなどのディスク再生では24コマ作品はそのまま出力される
・多くのメディアコンテンツで強制的にHDR化する(液晶テレビとの相性は良くない)
・UHD BDでのドルビーアトモス再生は可能
・UHD BDでのドルビービジョンは非対応

Xbox SXの特徴
・メディアコンテンツでドルビービジョンに対応
・ゲームコンテンツ等もドルビーアトモスに対応(基本的にアトモスに引き上げ)
・4K120hzをRGB 10bitで出力可能(40Gbps)
・VRRに対応しているが液晶テレビとの相性は良くない
・メニュー画面はSDR
・YoutubeアプリはSDR
・ディスク回転音がやや大きく不安定

PS5の特徴
・ドルビービジョンは全てのコンテンツで非対応
・ゲームコンテンツはドルビーアトモスに対応しない
・4K120hzをYUV422までしか出力できない(32Gbps)
・VRRに現状非対応(アップデート対応の可能性あり)
・メニュー画面から全てHDR化される
・YoutubeアプリもHDR化される
・ディスク回転音が安定している

意外と違いは少なかったように思います。実際の私の運用としてはUHD BDや動画コンテンツはPS5を。ゲームはもちろんそれぞれで楽しむ。といった感じになっています。

サラウンドについてはXbox SXはもちろんドルビーアトモス中心となりますが、PS5の場合ゲームは純粋なマルチチャンネルアウトなので我が家の場合はDENONのAVアンプ AVR-X4700H でAuro3D(Auro-Matic Upmixer)で楽しんでいます。これはこれで非常に質の高いサラウンド感を得る事が出来ます。

またマルチプラットフォームのゲームはスペックが高いXbox SXが全勝かと思っていましたが意外とそうでもなくどのような開発をベースにしているかなどチューニングによって最新ゲームでもPS5の方が高品質なケースもあるようです。どちらを買うか迷ったときはレビューなどが出てきてから検討しても良いかもしれません。

Xbox SXでも同様の姉妹記事を書いていますので参考にご覧ください。

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