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【レビュー】キーボード Corsair K55 RGB を購入しました

PC用のキーボードとしてCorsairのK55 RGBを購入しましたのでご紹介したいと思います。

これまでRealforceを使っていました

今まで2年くらいRealforceのAll30g&APC&静音モデル「R2SA-JP3-BK」というRealforce最強モデルの一つを使用していました。

REALFORCE R2(R2SA-JP3-BK)導入

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もうAll30gの耐荷重とRealforce独特のコスコスコスっというタッチ感、またAPCによるキーストローク調整と使い心地は最高だったんです。

でも、キーボードの文字がほぼ見えないモデルでした。左はレーザー印刷。右は私が買った昇華印刷。耐久性も高く文字の色も剥げないという高級仕様ですが文字がほとんど見えない仕様でした。

普段PC周りは割と暗めなところで作業しているので正直文字は全く見えないと言っていいレベル。

でも高を括ってたんです。要するにブラインドで触れればいいんでしょ?むしろキー文字がほとんど見えないのカッコイイじゃん!と。でもこれが甘かったです。

ホームポジションに手を置いてがっつり文章を書くならブラインドで問題ないんですが、スマホを見ながら、マウスを触りながら、ちょろっと片手でキーボードタッチ。なんて事になるとまぁこれが狙いのキーを外す外す(笑)ちょっとしたキーすら外してしまうのでイライラが募ります。

ダメだ!やっぱりキー文字を見えるようにしたい!

選択肢は3つ

1.現状のキーボードのまま「色違いのキーキャップを買う」
→Realforceの公式キーキャップはもう販売されておらず、互換性のあるものを選ぶ。という状態で、且つ黒ベースに違う色を混ぜるのが私の感覚的にはちょっと踏み切れない。

2.他の配色のRealforceに買い替える
→アイボリーはダサい。レーザー印刷は耐荷重が重くなる(All30gが用意されていない)。そしてレーザー印刷でもブラックだと見やすくなるとは限らない。思い切ってバックライトが点灯するRGBモデルを買うというのもあるか。でもRGBに静音モデルがない。

3.Realforce以外のキーボードに買い替える

という事でしばらく良さげなキーキャップがないかと探してたんですが、その間にいよいよ我慢も限界になりました。ちょっととりあえずRealforce RGBを見に行こう!と秋葉原へ繰り出しました。

条件に合うキーボード探し

もしキーボードを買い替えるとすれば大きく条件は2つ

1.暗い場所でもキー文字が見えるもの(白モデルかバックライト型がベスト)
2.出来る限り静音(Realforce静音が半端なく静かなのでうるさいタッチに戻れない)

まず、本命のRealforce RGBを触ってみましたが、やっぱり静音モデルじゃないので結構カタカタ鳴ります。うーん。静音モデルと触り比べたら全く音も手触りも違う。誤解を恐れずに言えば、これはもはや普通のキーボードです。

ちょっと他のモデルで今使用しているRealforce静音モデルを「100点」とRealforce RGBを「50点」とした場合、その間くらいの静音性のものはないだろうか?と物色してみました。

Realforce RGB
静音性:50点(キーボード全体の中では静音の部類ですが基準として50点とします)
タッチ感:90点(さすがRealforceといった手触りですが、今使用しているモデルには劣ります)
価格:10点(3万円超という高さ)
合計150点 ここからスタートしてみたいと思います。

※2021年2月7日現在Amazonにはテンキーレスモデルしかありませんでした。

Corsair K60Pro/RGB Pro SE
メカニカルの中ではまぁまぁの静音度合い。それでもRGBモデルで1.4万円くらいで買えるのでRealforce RGBの半額以下です。赤ライト1色のK60Proなら1万円を切る価格です。タッチ感はRealforceに劣りますがコスパは良いなと感じました。

方式:メカニカル/黒/バックライトあり
静音性:50点
タッチ感:80点
価格:40点(10,000~14,000円)
合計:170点 
コスパ面でRealforce RGBを上回る評価です。

VARMILO Sakura 静音赤軸
メカニカルの中でも静音赤軸キーは別格に静かですね。アルファベット部分のタッチはRealforce静音に匹敵します。Realforce RGBより断然静かですし、エンターキーやスペースキーも他のキーボードに比べれば静か。

方式:メカニカル赤軸/白/バックライト無し
静音性:90点
タッチ感:90点
価格:20点(22,000円程度)
合計:200点

Realforceに近い価格感なのが悩ましい。そしてかなり特殊な配色デザインは好みが分かれると思います。面白いのでアリかな?とも思いましたが、決して安い訳ではないのでこれならRealforce静音のアイボリーを選んだ方がいいかな。という感じ。

RAZER Huntsman mini Mercury
USキーのコンパクトキーボードですが、これは相当な静音性でした。リニアオプティカル方式という特殊な方式でとにかくタッチ感も良く音も静か。テンキーレスでありながら1.7万円くらいとそこそこいい値段がします。家族からは日本語配列&テンキー有りを希望されているのでその点でも脱落となりました。ゲーミング用途なら相当優秀な気がします。

方式:リニアオプティカル/白/バックライト有り/テンキー無し
静音性:90点
タッチ感:90点
価格:30点(17,000円程度)
合計:210点

キングストン HyperX Alloy Core RGB
これはRGBで5,000円という超コスパモデル。メンブレンなので安い訳ですが、静音レベルはかなり優秀でした。まぁ、メカニカルに対してメンブレンはうるさくなりにくいので当然と言えば当然ですが、その中でも耐久性にも拘られていて、タッチ感も悪くないモデルでした。

方式:メンブレン/黒/バックライト有り
静音性:70点
タッチ感:70点
価格:90点(5,000~6,000円程度)
合計:230点

Logicool K295
比較した中で唯一のワイヤレスキーボード。これは尋常じゃなく静音でした。ただ、いわゆる安いメンブレンといった感じでキーストロークも浅いのでキーボードとしての質は高くありません。とにかく安くて静音!というならこれ一択でしょう。

方式:メンブレン/灰/バックライト無し/やや薄型
静音性:100点
タッチ感:40点
価格:100点(3,000円程度)
合計:240点

Corsair K55 RGB
そして今回購入したK55 RGBです。これもメンブレンですが、その中では結構作りに拘られていてタッチ感もそこそこ良く、静音レベルも高い。キングストンの上位互換といった感じ。

方式:メンブレン/黒/バックライト有り
静音性:80点
タッチ感:80点
価格:90点(5,000~6,000円程度)
合計:250点

Corsair K55 RGB を購入

色々悩んだ結果Corsair K55 RGBを選択してみました。値段も安いので失敗したとしてもとりあえず繋ぎとして考えていいですしね。

基本に忠実なデザインに若干機能系ボタンが邪魔にならない程度に付いているのが好感触

マクロ、バックライトの制御ボタンや、音量操作/メディア再生系のボタンが並びます。音量操作はあると便利ですね。

左端にはマクロボタンが6つ。まぁ、ゲーミングで使用しないのでほとんど使う事はなさそうです。

パームレストも付属していました。高級感はありませんが十分使い物になると感じさせるクオリティです。

これまで使っていたRealforceと並べてみます。やっぱRealforceは文字が読めない(笑) K55の方はバックライトがなくても十分視認できるキー文字ですね。

設置してみるとカラフルにバックライトが左から右にウェーブします。

色数も豊富で見て楽しいですね。文字の視認性もばっちり。

グラデーションを掛けながらウェーブする以外に、特定1色で固定や自動的に色を変えていったり。

あるいは全体を3つのゾーンに分けて好きな色で配色したりと、いわゆるRGBモデルの遊びを楽しめます。

さて、実際にこの記事もK55 RGBで書いている訳なんですが、静音性はそこそこだと思います。まぁ、カチャカチャ鳴りはしますが高級なメンブレンといったタッチ感で悪くありません。ただやっぱり「ああ、確かに重くなった」というのが正直なところです。4,000文字くらい書くと腕が疲れてきます。こればっかりは店頭でちょっと触ったくらいじゃ想像つきませんしRealforceの耐荷重30gはやっぱり凄かったって事ですね。

今回触ったキーボードはどれも良いキーボードでした。全て候補になるキーボードだったと思います。今回はRealforceの最高級モデルから5分の1の値段のキーボードに乗り換える。という暴挙をやってみたんですが、このK55 RGBをしばらく使いつつまた良いキーボードと巡り合えれば買い替えてもいいかな?と思います。

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