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ANKER Astro E4 と ACアダプタ05

今回はXperia Z3の「充電」について検証してみます。

●モバイルバッテリー ANKER Astro E4(第2世代)
まず、モバイルバッテリーを「Astro E4(第2世代)」に新調しました。

モバイルバッテリー売上№1といわれる大人気バッテリー「ANKER Astro M3」の実質的な後継です。私もこれまではM3を使ってきました。

それぞれ比較してみましょう。
上:Astro M3 サイズ 14.7×6.2×2.2 290g
下:Astro E4 (第2世代) サイズ 15×6.2×2.2 296g
幅と厚みは変わりませんが、長さが少しだけ長くなり、その分重くなっていますね。元々割と大きいバッテリーだったので比較しない限り大きさの差は感じません。

右:Astro M3 入力 5V/1.5A 出力 5V/2.1A & 1A
左:Astro E4 (第2世代) 入力 5V/2A 出力 5V/3A×2 PowerIQ搭載
まず入力が2Aに拡張され、バッテリー自体の充電時間が短縮されています。従来9時間くらい掛かっていた充電時間が6.5時間程になるようなので、E4なら寝る前にセットすれば朝起きて満充電ですね。この実用面での差が嬉しいところです。更に実用面といえば、出力がPowerIQ対応になったのが最高です。今までは1Aの端子と2.1Aの端子を使い分けていましたが、今後はどっちに挿しても最大3Aまで出力されますので、いちいち挿す端子を気にしなくて良くなるのは快適ですよ。

バッテリー残量の表示も青いバーの長さで判断するタイプから、丸い光の数で判断するタイプに変わりました。好みの問題ですが、E4の光の数で見る方が瞬時に分かって私は好きです。

付いてくるACアダプタも変更されています。少し小型になりソケット部が収納できるようになったのがいいですね。5V/2Aの急速充電対応アダプタとして他にも汎用的に使えそうです。これだけでも別購入してもよいレベルですね。

おまけの巾着も変わりました。ソフトな布製からメッシュ生地に。安っぽくなりましたが、汚れも目立たず使いやすい巾着です。

●ACアダプタ05
次に、Xperia Z3を充電するのに新たに購入した「ACアダプタ05」です。
" data-src="https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31QAHa7BwpL._SL160_.jpg" />au 純正品 共通ACアダプタ 05

Xperia Z3は「Quick Charge2」に対応しており、従来の5V1.8Aの急速充電より更に高速化した9V1.8Aの急速充電2に対応。我が家のアダプタは今まで、急速充電の「ACアダプタ04」でしたが、今回急速充電2対応の「ACアダプタ05」を購入。au純正を買いましたが、docomo純正もありそっちは何故か少し高いです。

本体を見ると確かに「5V1.8A」の他「9V1.8A」更には「12V1.35A」の表示がされています。

●充電時間比較
という事でXperia Z3を使って全充電時間比較!1時間当たりの回復率(バッテリー残量の%)で確かめてみました。

Astro M3        29%
Astro E4        29%
AC04          45%
AC05&卓上ホルダ 47~50%
AC05          55%

という結果です。

Xperia Z3のバッテリーは3100mAhですから、単純計算すると1時間当たり下記回復量だと言えます。

Astro M3         899mAh
Astro E4          899mAh
AC04          1,395mAh
AC05&卓上ホルダ 1,500mAh程度
AC05          1,705mAh

正直なところ、AC05にはもっと期待していたんですが、まぁ実用面では十分といったところでしょうか。AC04より1時間で10%多く充電出来れば価値はあります。面白いのは同じAC05でも卓上ホルダを間に通すと速度が微妙に落ちる事です。一応卓上ホルダにも「9V1.8A」の表示があるので急速充電2に対応してそうな気がしますし、現にAC04より早いのですがAC05直挿しよりは遅い。という結果。

普段は卓上ホルダのまま利用して、出かける前に急いで充電したい時だけ直挿しする。という使い方が良いかもしれませんね。急速充電2に対応した今どきのスマホをお持ちの方は、ACアダプタも対応のものに換えれば「お出かけ前の30分」でかなりバッテリーを回復させることが出来ますよ。

また、モバイルバッテリーの方はE4とM3が全く同じ回復量。という結果でした。充電速度よりも利便性向上に価値を見出すべき商品ですね。バッテリー本体の充電も寝てる間の時間で十分、使う時も挿入箇所を気にしなくていい、など実際の運用時に差が出るアップグレードという印象です。ANKERのE4が今後の大容量モバイルバッテリーのスタンダードになる事は間違いないと思います。

品質・容量ともに安心できるモバイルバッテリーが欲しいなぁ。と思ったら間違いなくコレです。

追記)
なんと、E5の第2世代として、E4第2世代と全く同じ形で容量3,000mAhアップ版が発売されましたね。これから購入される方はこちらが最有力候補なのではないでしょうか?

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