AXON 7についてもう少し細かいところも見ていきたいと思います。
●メニューボタンがない？！
AXON7では、ナビゲーションキーのボタンは次のとおりとなっています（「戻る」と「履歴」は入れ替えられます）。この「履歴」ボタンって、長押しすると「メニュー」と兼ねている事が多いのですが、どうやらAXON7では長押ししても何もなりませんし、メニューとして割り当てる事も出来ないようです。
これはAndroid6.0で「メニューボタン」を標準サポートしなくなったからのようでAXON7はそれを素直に踏襲してしまった事で発生した不都合です。AXON7が一概に悪いとは言えない複雑な気分です。
大体のアプリはアプリ内に「メニューボタン」があって各種設定が出来るので、Android6.0ではサポートしなくなったのだと思いますが、一部古いアプリではいまだにOSのメニューボタンによってメニューを表示させる必要のあるものもあります。
例えば２ちゃんねるブラウザの鉄板「2chMate」はインストールしたばかりだと下記のように「メニューボタン」がない為、各種設定が出来ません。
ツールバーに「メニューボタン」を配置することでご覧のようなメニューが表示させられるようになるのですが、そもそもこの設定をするには「メニュー画面」を開かないといけない。という自己矛盾！最初のメニューが開けない為に「メニューボタンの配置」が出来ないのです。
さて困った。こんなアプリは他にもまだあるはずです。他機種ではAndroidOS標準サポートとは別に「メニューボタン」に対応したりしている場合もありますが、AXON7はある意味素直です。
●Mi-POPという選択肢
そこでAXON7独自機能として出てくるのがこのMi-POPです。
画面左にランチャーを表示させる機能なんですが、なんとここに「メニュー」の呼び出し割り当てがあります。
とりあえず配置してみました。
邪魔ｗｗｗｗｗ
ゲームしてても表示される。
邪魔ーーーーーーー！！！
都度、通知メニューを下げて「Mi-POP」をオンオフすればいいんでしょうが、ちょっと作業が面倒。
通知メニュー下げる → Mi-POPオン → Mi-POPからメニュー選択 → 用事が済んだら通知メニュー下げる → Mi-POPオフ
と動作が「6ステップ」も必要です。もう少し軽減できないか考えてみました。
●メニューボタンアプリを試してみる
こんなアプリがあったので試してみました。
これ割といいです。普段は表示オフにしておいて、通知メニューを引っ張るとダイレクトにメニュー表示させられます。
こんな感じ。
ところが、これはこれで謎な弱点がありました。なぜか利用するときにIMEを変えさせられるのです。「メニューボタンIME」をチェック。
ただ、そうすると今度は日本語入力したいときに元に戻さないといけません。一応入力時にワンタップで戻せるようにはなっています。
通知メニューを下げる → メニューボタンタップ → IME選択
とりあえず6ステップが3ステップになりました。但し、日本語入力時にIMEを戻すステップがある為、厳密には3ステップ＋1ですね。
うーむ。どっちもどっちだ。でも、一応ステップ少ないしこっちで様子を見てみる事にします。
ちなみに本体を再起動した時に常駐させる為には220円払ってアップグレードする必要があるようです。セコイ！！！！
そんなとこに課金してられないのでで電源オン時に自動起動するようTaskerに放り込んでおきました。
そのうちAXON7側のアップデートで「メニューボタン」が復活するかもしれませんし、そもそもレガシーアプリの設定画面を開く。なんて頻度が高くないので、下手にアプリ常駐させるよりMi-POPで運用した方が良い気がしますね。
とりあえずメニューの出し方が分かったので何とかなるでしょう。
2016年12月追記）
その後、システムアップデートで「履歴長押し」でメニュー起動できるようになりました！素晴らしい。という事で、この記事は全く意味がなくなりましたね(笑)
