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【レビュー】スマートロック「セサミ4」を導入してみました

もう1年以上前から買おう買おうと思って様子を見てきたスマートロック。本命の一つセサミの第4世代「SESAME4」が登場しましたのでついに購入してみました。

スマートロックは色んな種類が販売されていますが中でも「Qrio Lock」と「SESAME」が知名度としては双璧なんじゃないでしょうか。私ももちろんこの2モデルを比較していました。

特にセサミは初代の14,800円から新モデルが出る度に安くなっていて、2021年発売の第4世代ではついに4,980円と5,000円の壁を下回ってきました。Qrioはいまだに2万円近くしますからね。

セサミ4 開梱~設置まで

という事で事前調査、比較などは他のサイトにお任せする事にして、早速レビューしていきたいと思います。

今回購入したのはセサミ4本体、Wi-Fiモジュール、NFCタグの3点です。

Sesameは第4世代、WiFi Moduleも第2世代と着実に進化してきているシリーズです。

では開梱していきましょう。セサミの箱を開けると本体がむき出しで鎮座。

本体と高さ調節用のアダプタ、ネジ、設置用シール2枚(1枚は予備)、そしてドライバーまで付いてきました。親切。

あとは説明書ですね。

裏面を見るとサムターンがハマるところがクルクル回るようになっていて、こちらにも貼付け用シールが付いていました。アダプタ不要な高さであれば直接貼る事になりますね。サムターン部は実際の家のカギに合わせて幅や高さを調節できるようになっています。

本体の蓋をスライドさせると電池が出てきます。これなかなか特殊な電池ですね~。でも、年に1回くらいしか交換しないでしょうから予備電池を早めに買って置いておけば大丈夫ですね。

我が家のサムターンに合わせてみたところ幅は1段階広く調節。高さもアダプタを付けて2番目の位置で固定するとちょうど良い感じでした。

取り付けは非常に簡単。あとは添付されていた両面テープを貼ってドアに押し付けて固定するだけ。迷う事はほぼないと思います。我が家の場合は縦だと上手く合わなかったので、横向きに設置。よっぽど特殊な構造でない限りほとんどの家庭で取り付け可能だと思います。

お次はWi-Fiモジュール。これはとってもコンパクト。玄関近くのコンセントを使ってその辺に転がっているUSBのACアダプタを使って挿すだけ。

デザイン的にとてもシンプルなので邪魔にならないのがいいですね。

最後にNFCタグを玄関外に貼り付けて物理的なセットアップは完了。

セサミ4の使い方

物理的なセットアップが終わったら、スマホにセサミアプリを入れてそれぞれ接続していきます。右上の+ボタンから新しいデバイスを接続。セサミ本体とWiFiモジュールをそれぞれセットアップ。

セサミは名前を変える事が出来ますので我が家では「アバカム」と名付けました(笑)

そして、カギを締めた状態と、開けた状態の位置をアプリに覚えさせます。意外とアナログな記憶のさせ方なのが逆に安心感を感じました。なるほど。単にサムターンの位置を覚えてそれを行き来するだけなのか。と。

その他、以下のようなメニューで機能のオンオフをしていきます。

我が家は家族4人ですのでそれぞれのスマホにアプリをインストールして、私と妻をオーナー。子供2人をマネジャーとして使用者をセットしました。更に、一時的な利用を想定してゲストという権限の割り当ても可能です。

あとは「通知オン」「オートロック15秒(3秒~1時間までセット可能)」「ウィジェットと手ぶら開錠オン」「NFCタグセット」と全ての機能をオンにしていきます。

「手ぶら解錠」は、地図上でどこまで離れてから帰ってきたら開錠するか?の範囲を決めます。(自宅の場所が分かってしまうので東京駅を自宅と見立てています)

さて、これでセットアップは完了です。

解錠の利用パターン

まず我が家で試してみた解錠方法は以下です。

開錠方法

①手動解錠
②スマホから解錠
③手ぶら解錠
④NFCタグ 解錠
⑤スマートスピーカーで 解錠

①手動解錠
まず安心なのは、これまでと同じように普通に鍵を使って開け閉め出来る事。家の中ではサムターンを回して開け閉め出来る事です。何かの理由でスマホが使えない時でも従来通りの運用が出来るのは大前提ですね。

②スマホアプリで解錠
私のスマホGalaxy Z Fold3は、Always on Displayという機能でロック画面の状態でも時計やバッテリー情報、通知アイコンが表示されています。ここにセサミのカギマークを表示させておくことが出来るんですが、なんとこれをダブルタップするだけでセサミのメニューを開くことが出来るんです。

普通メールやLINEなど他のアプリであればダブルタップでまず認証画面が出るんですが、セサミに関しては認証をスキップしていきなりこの通知メニューが開きます。そしてカギマークをタップすれば解錠出来てしまうんです。

ポケットからスマホを出す→ロック画面のままダブルタップ→カギマークをタップ
これでカギが開くのでとにかく簡単で速い。

③手ぶら解錠
そして、最速なのが「手ぶら解錠」です。なんとスマホをポケットに入れたまま扉に近づくだけで解錠するんです。まさに魔法の解錠。

実は買ってみるまで「手ぶら解錠」って「セサミに近づくだけで解錠する機能?だったら家の中にいる間もしょっちゅう解錠、施錠を繰り返してしまうんじゃないか?」って疑問だったんですが、実際の挙動は解錠した後、次に一度遠くまで離れて再び戻ってきた時に解錠するという仕組みなので、解錠した後、鍵から遠くに離れる事がなければ何度鍵に近づいてももう2度目の解錠は行われない仕組みです。じゃ、どのくらい離れたら再び「手ぶら解錠」が作動するのか?の距離については自分で設定する事が出来ます。例えば、家から50m離れてもう一度鍵の目の前まで戻ってきたら解錠される。といった設定です。

また、逆にどのくらい近づいてきたら開くのか?ですが、これは本当に鍵の近くまで来ないと解錠されませんでした。なので、例えばマンションの1階に来たら勝手に上層階の自分の家の鍵が開いちゃう?!というような事もありません。

仮にGPSが大幅にズレてセサミが帰宅したと勘違いしてもBluetoothで接続されない限り解錠されませんので、外出中に勝手に「手ぶら解錠」される事はありません。ですから不用意に開いてしまう事がないので安心ですね。ただ家の前に来たのに上手いタイミングで解錠してくれなかったり(時間差があったり)する事もあるかな?

④NFCタグ
「手ぶら解錠」には劣りますが、玄関に貼ったタグシールにスマホをかざすだけで解錠できるのでスマホ操作と比べれば断然速い。「手ぶら解錠」が素早く動作しなかった時のセカンドチョイスとして最適。手ぶらで空いてなければサクッとスマホをかざしましょう。

⑤スマートスピーカーとの連動
これは後程ご紹介したいと思います。

施錠の利用パターン

次に施錠方法です。我が家では下記4パターンを試してみました。

施錠方法

①手動施錠
②スマホから施錠
③オートロック
④スマートスピーカーで施錠

①手動施錠
解錠でも触れた通り。従来通りの運用も出来る。というのは安心ですよね。

②スマホアプリで施錠
これが基本的な使い方だと思います。

③オートロック
我が家では基本的にこれを採用!

鍵が開いてから15秒経ったら自動的に施錠されるようにする事で施錠を完全に自動化。家から出たらそのまま振り返ることなく出掛けてしまえるスマートさは慣れると戻れないですね。ちゃんと鍵が掛かったか心配なら手元のスマホで見ればいいだけです。帰宅時もドアから入ってそのまま靴を脱いで家に上がる頃に勝手に施錠されます。

  • 【オートロックオフ】もちろん鍵を持たずにうっかり外に出て締め出される可能性もありますので、締め出し事故が不安な方はオートロックはオフにしても良いと思います。
  • 【ハイブリッド運用】あるいはオートロックを30分など長めにセットしておいて、普段はスマホでロック、ゴミ出しなど短い時間なら空いたまま、いざ外出時に掛け忘れた時にも30分で自動ロックされて安心。といった運用もできます。
  • 【オートロック運用】私は家の中でも常にスマホをポケットに入れて持ち歩いているので、スマホも財布(物理鍵)も持たずに外出してしまうなんて事は皆無ですし、家族が4人いますので万一何か起こったら連絡して遠隔解錠してもらうか、最悪帰りを待てばいいと考えて「15秒オートロック運用」を試しています。これ楽すぎます。

④スマートスピーカーで音声で施錠
これも面白いですね。次に触れます。

スマートスピーカー連動

さて、先ほど紹介した解錠、施錠がスマートスピーカー連動で行えるという部分についてご紹介します。セサミ4ではAmazon Echo、GoogleHomeで解錠・施錠の両方を音声指示で行う事が出来ます。

Amazon Echoだとこんな感じでセットアップ。名前も変えられるので「ドアを開けて」でも「アバカムを開けて」でも何でもできます。セサミ側のニックネームとは違う名前を付けておけるので呼びやすい名前にするのが良いですね。

Amazon Echoで解錠する時はこんな感じです。PIN4桁を言う事で解錠してくれます。動画は解錠だけですが、もちろん施錠も出来ます。施錠の時は特にPINの読み上げは不要です。

同様にGoogleHomeでも音声操作可能です。解錠、施錠それぞれ試してみましょう。Amazon Echo同様にPINを聞かれますが、何とGoogleHomeはまだPIN管理に対応してなくてどんな数字を言っても開きます。

GoogleHomeに音声指示した時に、セサミ4がどんな挙動をするかも見てみましょう。

我が家はAmazon Echoをリビングに、GoogleHomeを玄関付近に置いて使い分けてるんですが、これ、非常に大きなリスクも抱えてることに気づきました。

何と、家の外から大声で「おっけーぐーぐる!」と言えば反応して鍵を開けてしまうんです(笑)

確かに締め出された時の緊急手段として使えますが、もはやこれでは誰でも家に入れてしまいます。という事で玄関に置いているGooleHomeはセサミ連動を解除しました。リビングはさすがに外から声が届かないのでAlexaは機能を残したままです。

普段は「手ぶら解錠」&「オートロック」が神過ぎるのでスマートスピーカーで開け閉めする事はほぼないかなぁと思いますが、例えば気の知れた友人が遊びに来て、ばたばた動き回ってる時なんかは「アレクサドア開けて~」って言えば玄関まで行く必要ないので便利だと思います。もちろん手元のスマホで開けてもいいんですけどね。

我が家の運用

我が家の基本運用は「手ぶら解錠」&「オートロック」です。これによって劇的に鍵の開け閉めに手間が無くなりました。

今までの運用

  • 家から出る時はサムターンを回して解錠
  • 外に出たら財布から鍵を取り出して施錠、また鍵を財布に戻す
  • 帰ってきたら財布から鍵を取り出して解錠、また鍵を財布に戻す
  • 家に入ったらサムターンを回して施錠

セサミ4の運用

  • 家から出る時はサムターンを回して解錠(これは変わりません)
  • 外に出たら「勝手に」施錠されます
  • 帰ってきたら扉の前で「勝手に」解錠されます
  • 家に入ったら「勝手に」施錠されます

使い始めて実感しました。これは楽すぎる!!!!もう鍵の開け閉めという事自体をほぼ考えなくて良くなるんです。外でお店に出入りする感覚と一緒。

正直今まで財布から鍵を取り出したり、また開けた後に財布に戻したり、とか当たり前にやってきましたがこの1回10秒ほどの作業×毎日×毎年と考えるとどれだけ膨大な無駄な時間を使っていたんだろうと思います。

もし、オートロック、手ぶら解錠が不安だという人はまずはスマホタップから始めてもいいと思います。それでも明らかな時短になると思うんですよね。

ステータス確認、遠隔操作、動作通知、ログが安心すぎる

そしてスマートロックのいいところは直接的な「解錠」「施錠」だけではありません。今の鍵の状況を確認して遠隔から操作したり、解錠/施錠ログの記録・通知が行える事がすこぶる便利なんです。

スマホの通知メニューに常駐させて「今、カギが閉まってるか?」が確認可能なので、例えば家を出た後に

あれ?!鍵閉めて来たっけ?

と不安に駆られることがゼロになります。

「駅の近くまで来たけどどうしても不安だから見に帰ろう・・・」とか
「もう電車乗っちゃったよ~。もやもやする~。」といった事がゼロになるんです。

これって何気にすごくないですか?

もちろんオートロックで閉まってるはずなんですが、スマホ上でも「閉まっているアイコン」になっていれば更に安心出来る訳です。仮にオートロックをオフにしている場合であっても、外出先のどこにいる状態でも今のステータスを確認して遠隔で開け閉めする事が出来る訳です。

更に、アプリ上で「誰が、いつ、解錠・施錠したか」も全部記録され、通知が飛んできます。例えば夕方4時頃に子供が解錠した。なども分かるので、自分が仕事中でも「あ、今日はもう家に帰ったんだな」と通知で確認出来る訳です。朝ちゃんと遅刻せずに家を出たかな?という事も解錠・施錠の通知で分かります。

サムターンが物理的に回ればログが取られて通知が飛んでくるので、防犯上の記録にも役立ちます。もちろん不在時に泥棒に入られてしまった・・・というのは防げないかもしれませんが、何時何分に鍵が開けられたか通知が来ますので、不審な解錠があれば急いで家に帰ったり通報したりという事もできそうですね。

ここが神

  • 今閉まってるかどうかがいつでも分かるので「鍵掛けたっけ?」と不安になる事が一切なくなる
  • 外出中でもスマホで鍵を閉める事が出来るのでいざという時も安心
  • いつ、誰が出入りしたかが通知されるので家族の帰宅、出発状況が分かって安心・便利

このようにスマートロックは「便利」なだけじゃなく「安心」も手に入れる事が出来るんです。個人的には「鍵掛けたっけ?」はよくあるのでホントに助かります。

まとめ

欲しい欲しいと思いながらずっと買いそびれていたスマートロックですが、いざ使い始めてみてこれは事前に想像していた以上に価値があるツールだなと感じました。

鍵を開ける、閉めるという、これまで何十年も当たり前に行ってきた行動が一変するというのは本当に革命的です。

これまでどれだけ地味で無駄な時間を費やしていたんだろう、あるいは「鍵閉めたっけ?問題」で何度不安に駆られてきたんだろう、そしてその解消方法がこんなに安価に手に入るなんて、今までなぜ買わずに過ごしてきたんだろう・・・と半ば反省すらした次第です。

もちろん「セサミが暴走して外出中に開いたらどうなる?そして、その時にスマホから施錠できなくなったりしたら?」など心配される方もいらっしゃるでしょう。ITツールである以上誰も完璧は保証できません。でも、我が家の場合その確率より「鍵をかけ忘れて出掛けてしまう」従来型失敗の確率の方が高いと感じています。機械は故障しない限り正確に動きますが、人はいつでもミスする可能性がありますからね。

電気圧力鍋、ドラム式洗濯機、など時短家電と呼ばれるものは沢山ありますが、正直それ以上にスマートロックは生活改善コスパの高い商品だと思いました。もしまだ使われていない方がいらっしゃれば是非導入を検討してみて欲しいと思います。

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