【徹底比較】ドラム式洗濯機おすすめモデル(2021年4月)

白物家電
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ドラム式洗濯機の最上位モデルを比較してみたところ、なかなかに各社一長一短ある事が分かりましたのでオススメモデルをご紹介したいと思います。

と言っても、現行モデルは昨年2020年9月頃に発売しており既に情報も十分出尽くした感があります。そこで、どうせ比較するならこれまでに情報が出ている各比較サイト、価格.com、5ch、Youtubeなど全体を見た上で決定版的な比較評価としてまとめたいと思います。

比較調査する機種

基本的にはドラム式洗濯機の最強モデルを調査したいと思いますので、パナソニック、東芝、日立、シャープの4大洗濯機メーカーのトップモデルを中心としたいと思います。

今回の調査機種は下記10モデルとします。

パナソニック トップモデル NA-VX900B 2~4番手モデル NA-VX800B/700B/300B
東芝 トップモデル TW-127X9 2番手モデル TW117V9L
日立 トップモデル BD-NX120F 2番手モデル BD-SX110F
SHARP トップモデル ES-W113 2番手モデル ES-WS13

まずは比較表を作成してみました

最初にして、ほぼ決定的なまとめになりますがざっと比較表を作りました。こういう比較表をちゃんと作ってくれているサイトがほとんどないんですよね。

4月初旬から調べ始めましたが、あれよあれよと言ううちに生産終了モデルが出始めて、パナソニックのNA-VX300Bや東芝のTW-117V9は早々に終わる流れ。東芝トップモデルのTW-127X9も在庫僅少となってきました。

次のモデル発売が9月だとすれば(2021年4月現在からすれば)まだ5か月もありますが、ここで生産終了になったら残りの空白期間はどうなるのか?というと、本当に完売状態で縦型含め流通在庫のある洗濯機を選ぶしかないというのが洗濯機業界の販売サイクルだそうです。普通なら新モデルが出る直前が一番安値になって買い時!なんて想像しますが、実は新モデル直前だと逆に希少になって買う事が出来なかったり、値上がりしているケースもあります。

また、価格.comでの価格推移を見ると各社発売する9月から徐々に値が下がり、12月、3月、6月と右肩下がりに落ちていきます。ところが家電量販店への値下げ交渉という点では必ずしも右肩下がりではなくやはり年末や年度末あたりが一番の買いどころになっている様子でした。在庫がなくなってくると量販店も強気の価格になってきますので安く買いたい方は買い時を見誤らないようにしましょう。

2020年モデルを買うなら6月頃までが狙い目じゃないでしょうか。

ではここからは各機能ごとに評価を見ていきたいと思います。色んなサイトや各情報を集約して独自に各機能を0~3点で評価しながら最終的に合計スコアを見ていきたいと思います。

①洗浄力

何と言っても洗濯機の肝は「洗浄力」ですね。ここでは各社独自の洗浄機能を売りにしていますが、大きくは「細かな粒子で繊維の中まで浸透させる能力」「強い力で汚れを落とす能力」をアピールしています。

東芝 抗菌ウルトラファインバブル洗浄W
とにかく細かい泡で繊維に浸透させる方式で且つ銀イオン(Ag+)抗菌水を生み出し雑菌を押さえ込む技術が売りになっています。様々な評価記事を見ても、東芝の洗浄力は№1とされている事が多いようです。

日立 AI&ナイアガラ洗浄
センサーが洗濯物の状況を見極めて強さを変えたり、洗濯時間を延長したりというAIによる柔軟な調整を行うとともに、循環シャワー、強力ポンプにより大流量で洗い流すという力技系が兼ね備わっています。更に頑固な汚れには「洗剤直塗りコース」として直接濃縮洗剤を塗ってからドラムに投入するという機能もあって期待できますね。ただ、色んな外部情報を見る限り洗浄力としては他メーカーと比べて優秀と評価されているケースは少ないようでした。

SHARP マイクロ高圧洗浄
高圧シャワーノズルから非常に小さな水滴を噴射して汚れをはじく方式。高圧洗浄機のように強く水滴を当てる事で表面を洗い流していくと共に繊維の間にも水滴が入っていきます。そして扉のガラス部分が凸凹になっているひまわりガラスで擦り洗いもしてくれる万全設計。

パナソニック 泡洗浄W/泡洗浄
高濃度の洗剤液から泡を生成して泡とジェットシャワーの2WAYで繊維の中まで浸透させていきます。7本のシャワーあらゆる角度から衣類に泡を打ち込んでいく方式で特に上位モデルの「泡洗浄W」は洗浄力としての評価も高いようで不満はほとんど見られませんでした。

ここは各社一番の推しどころとしてアピールされてますので、公式情報だけだとどれも優れているように見えます。しかしながら汚れ落ちなどの比較検証サイト、使用レビューなどを見る限り1番は東芝、パナソニックがほぼ同等といった結論のようでしたので、ここは下記採点とします。

メーカーモデル採点
東芝TW-127X93
東芝TW-117V93
日立BD-NX120F1
日立BD-SX110F1
SHARPES-W1132
SHARPES-WS131
PanasonicNA-VX900B3
PanasonicNA-VX800B3
PanasonicNA-VX700B1
PanasonicNA-VX300B1

②温水洗浄

温水洗浄はトップモデルと2番手モデルとの差別化ポイントになっている事が多いです。東芝やSHARPはトップモデルのみ温水に対応。パナソニックも上位2機種が対応となっています。

また、15度、30度、40度、60度で多彩なコースを用意しているPanasonicや東芝は温水洗浄力がかなり優秀なようです。温水ミストを売りにする日立もまずまず。SHARPは温水と言っても温度が35度しかなくそれほど力を入れている様子はありませんでした。

この観点から、東芝、日立、パナソニックのトップモデルを3点評価。温水がないモデルは0点とします。

メーカーモデル採点
東芝TW-127X93
東芝TW-117V90
日立BD-NX120F3
日立BD-SX110F3
SHARPES-W1132
SHARPES-WS130
PanasonicNA-VX900B3
PanasonicNA-VX800B3
PanasonicNA-VX700B0
PanasonicNA-VX300B0

③乾燥力/シワの付きづらさ

洗浄力が東芝だとすれば乾燥力」は日立でしょう。何と言っても「風アイロン」と名付けられたヒートリサイクル方式の温風は頭一つ抜けているようです。

そもそも乾燥方式には大きく、温風を当てて乾燥させる「ヒーター方式」と湿気を吸い上げて乾燥させていく「ヒートポンプ方式」があり、優しく自然な乾燥になるという事で上位モデルでは「ヒートポンプ方式」が主流になっています。東芝やパナソニックはヒートポンプ方式を採用しています。

一方日立は、ヒーター方式の強化版として効率的なヒーターを実現、独自の技術でとにかくふんわりあったか、そしてスチームアイロンのような機能でシワも他メーカーよりも付きにくいという事で、乾燥重視で選ぶなら断トツで日立。という評価でした。

SHARPは乾燥力が高いという評価はあまりありませんが、ヒートポンプ方式で乾燥させつつ、最後にヒーター方式で温風を当てる「ハイブリッド乾燥」を搭載しており個人的には最も期待できる構造ではないかと思いました。

東芝はヒートポンプ方式で「ふんわリッチ乾燥」や「上質乾燥」などシワが付きづらくなるモードを選ぶ事ができます。

パナソニックもヒートポンプ乾燥に加えて、トップモデルは「ふんわりジェット乾燥」も付いていてシワを抑える機能があります。ここは下位モデルとの差になるでしょうね。

各モデル、シワになりづらいモードが工夫されていますが、様々な検証情報を見る限りワイシャツやスラックスなどアイロン掛けが必要な衣類が「完全にアイロン不要になるか?」というとそこまでではない印象です。カジュアルなポロシャツ類であれば日立はアイロン要らず、東芝もかなり近しいレベルまで来ているようです。また、元々アイロン掛けを行わない、タオル、下着、柔らかい材質の衣類などはどのモデルも十分な乾燥で、あったかふんわり仕上がるようでした。

そういった意味では、アイロン掛けが必要なものは残る。という事実をどう捉えるか?で、この要素をどこまで重要視するかが決まると思います。どうせワイシャツなどはアイロン掛けするので乾燥力はほどほどで良い。と見るか、その中でもちょうど微妙な衣類がアイロン要らずになる可能性があるなら助かる。と見るか。ですね。

採点するとすれば1番が日立、2番が東芝、パナソニックのトップモデルとなると思います。

メーカーモデル採点
東芝TW-127X9
東芝TW-117V9
日立BD-NX120F
日立BD-SX110F
SHARPES-W113
SHARPES-WS13
PanasonicNA-VX900B2
PanasonicNA-VX800B
PanasonicNA-VX700B
PanasonicNA-VX300B

④対応容量

これはシンプルにして意外と重要な要素です。

洗濯容量が10kg~12kg、乾燥容量も6kg~7kgで各社差があります。対応容量が大きくなると本体サイズも大きくなる傾向があるので一長一短ではありますが、洗濯力という意味ではやっぱり容量は1kgでも大きい方がいいと思います。

というのも、ドラム式洗濯機は洗濯物をギリギリまでいっぱい入れると洗浄力も乾燥力も落ちます。その分洗濯時間も長くなり、振動も大きくなると思います。なので、耐えられる容積に対して少しでも余裕のある運転をさせてあげた方が良い訳です。その点では1kgでも対応容量が大きければその分ドラム内の余裕が出来ますのでここの差は「シンプルにして大きい」と感じます。

もちろん各社コースによって最大容量より対応が小さくなります。例えば毛布なら何kgまでとか。この辺りも元々の容量の大きさに余裕があった方が選択の幅は広がりますよね。

メーカーモデル洗濯乾燥採点
東芝TW-127X912kg7kg
東芝TW-117V911kg7kg
日立BD-NX120F12kg7kg
日立BD-SX110F11kg6kg2
SHARPES-W11311kg6kg2
SHARPES-WS1311kg6kg2
PanasonicNA-VX900B11kg6kg2
PanasonicNA-VX800B11kg6kg2
PanasonicNA-VX700B10kg6kg
PanasonicNA-VX300B10kg6kg

⑤洗剤自動投入

洗剤、柔軟剤の自動投入も各上位機種の売りになっていますね。中でも東芝、日立は投入量が多く長い期間補充要らずで洗濯できます。

東芝
日立
パナソニック
SHARP

取っ手が付いて取りやすいとか、洗いやすいとか、メンテナンスもSHARPなんかは6か月に1度で良いなど、細かな違いもありますがここは素直に「投入量」で評価したいと思います。

メーカーモデル洗剤柔軟剤採点
東芝TW-127X91000ml700ml
東芝TW-117V9なしなし0
日立BD-NX120F1000ml700ml
日立BD-SX110F1000ml700ml3
SHARPES-W113600ml600ml1
SHARPES-WS13600ml600ml1
PanasonicNA-VX900B870ml580ml2
PanasonicNA-VX800B870ml580ml2
PanasonicNA-VX700Bなしなし0
PanasonicNA-VX300Bなしなし0

⑥スマホ連動

スマホ連動も上位機種が中心となって対応しています。4社ともスマホアプリ対応しているんですが、確認する限りSHARPだけは「運転状況の確認」は出来るものの、スマホから「運転を予約」したり「予約時間の変更」などが出来ないようでした。

外出中に運転を始めて、帰宅時間が変わってもちょうど家に帰る頃に仕上がるよう予約を変更するなどがスマホアプリの肝だと思いますのでこの機能の有無で差をつけています。ただここは機能のギャップがそれほど大きくなかったので、最高で2点、機能無しは0点としました。

メーカーモデル対応時間変更採点
東芝TW-127X92
東芝TW-117V9××0
日立BD-NX120F2
日立BD-SX110F2
SHARPES-W113×1
SHARPES-WS13×1
PanasonicNA-VX900B2
PanasonicNA-VX800B××0
PanasonicNA-VX700B××0
PanasonicNA-VX300B××0

⑦操作のしやすさ

本体の操作のしやすさという意味では、タッチパネルディスプレイを搭載した東芝とパナソニック上位機種が突出していると思います。コース選択から細かな設定まで本体のタッチディスプレイで出来てしまいます。

東芝

その他のモデルは昔ながらの本体操作でタッチなのか凹むボタン型なのかの違いはあれど、出来る事が限られていますしコースを選ぶのも何度かボタンを押して移動させていくような操作感で古臭い面倒さがありますね。

日立
SHARP

洗濯機に衣類を入れてその場で選択を始める時には、細かな設定が行いやすいタッチパネルディスプレイが良いと思います(衣類を入れた時にスマホで操作しても良いですがやっぱり本体でそのまま操作できる方が楽だと思います)

パナソニック

ちなみに、東芝とパナソニックがどちらもタッチパネルですが比較すると東芝の方が綺麗で操作性も高いと感じました。

まずパナソニックはディスプレイ部が小さく解像感も低いです。またその他の物理ボタンは昔ながらのやや強く押し込まないといけない仕様。

そして、タッチパネルには「戻る」ボタンがなく、なぜか前の画面に戻るためには物理の「戻る」ボタンを押す必要があります。指の位置があっちこっちに移動する事になり面倒です。中途半端ですね・・・。

東芝はディスプレイも大きく、文字類も細かく綺麗です。また物理ボタンは軽く押せる「入」「切」しかなく、あとは全てタッチパネルで操作なので非常に洗練されていますね。同じタッチパネルでもパナソニックより一世代先を行っている気がします。

メーカーモデル採点
東芝TW-127X93
東芝TW-117V91
日立BD-NX120F1
日立BD-SX110F1
SHARPES-W1131
SHARPES-WS13
PanasonicNA-VX900B3
PanasonicNA-VX800B
PanasonicNA-VX700B
PanasonicNA-VX300B

⑧掃除の楽さ

掃除の楽さという意味で一番差があったのは「乾燥フィルター掃除」ですね。ここは各社特徴がありました。

まず東芝は「ワンプッシュ」で埃を出すことが出来るので非常に楽だと思いました。乾燥の度にやる必要はありますが、いざ掃除する時の操作感としては一番です。

日立は「スライド」で埃を出す方式。東芝と同じワンタッチ感はありますが、機構としては東芝の方が上かなと思います。

SHARPは唯一「自動掃除」の機構で、1週間に1回しか埃を捨てなくていい。という最高の設計です。私はSHARPが最強だと思いましたが、奥さんは自動かき出しの機構が脆そうだ、しっかりかけない気がすると、東芝が一番お気に入りのようでした。

Panasonicはこうした特殊な機構を搭載せず、昔ながら方法でフィルタ掃除を行う必要があります。材質がステンレスとはいえ他社と比べて見劣りするのは間違いありません。

また各社上位モデルは「ダクト」の自動掃除に対応していたり、乾燥フィルターの奥の2枚目のフィルターは手作業だったり、下部にある糸くずフィルターも多少の形の差はあれど基本は同じ構造だったり、とあまり違いがありませんでしたのでここは「乾燥フィルター」の掃除のしやすさ。で採点とします。

掃除しやすい東芝と、手間が少ないシャープを最高点とし、やや埃を捨てづらいスライド方式を次点、掃除機構がないモデルは1点とします。

メーカーモデル採点
東芝TW-127X93
東芝TW-117V93
日立BD-NX120F2
日立BD-SX110F2
SHARPES-W1133
SHARPES-WS13
PanasonicNA-VX900B1
PanasonicNA-VX800B
PanasonicNA-VX700B
PanasonicNA-VX300B

⑨運転音(騒音)

運転音としてはまず公式に、洗濯、脱水、乾燥の騒音レベルが公表されていますのでこれが基準となります。

とはいえ、洗濯、脱水はどのメーカーも大体30db台。パナソニックだけは脱水が41~42dbとやや上がりますが許容範囲でしょう。一方気になるのは乾燥です。東芝は49db、日立48db、パナソニック46dbと一気に跳ね上がります。ところがSHARPだけは乾燥でも39~40dbとパナソニックの「脱水」よりも静か。これは凄いです。

また、洗濯機はいわゆる音の大きさ「デシベル値」だけではなく、振動からくる音が不快だったりします。そういう意味ではDD方式のSHARPが静かなのは頷けますし、東芝もS-DDモーターで振動を低減している事は評価できます。パナソニックはベルト方式を採用しているのでガタガタという音に繋がりやすいのでは?という気もします。

ただこれはYoutubeなどで実際の動画を見てみると、東芝、日立、パナソニックは似たり寄ったりかな?と感じました。また、東芝やパナソニックは省エネモードで運転音を抑える事も出来るようです。東芝は省エネモードで7kgの容量のまま49db→42dbまで落ちるそうですからSHARPに近づく値になりますね。パナソニックは省エネモードにすると4.5kgまでしか乾燥ができなくなるので容量に影響が出てしまいます。日立もナイトモードで乾燥時の音を控えめにする事が可能です。

とはいえ、やっぱりSHARPは断トツで静かだと思います。私はこの1点でもSHARPを選ぶ理由になると思いました。次点は省エネモードをどう見るか?ですがここは実態が分からないので横並びとしたいと思います。

メーカーモデル洗濯脱水乾燥採点
東芝TW-127X932db37db49db1
東芝TW-117V932db37db49db1
日立BD-NX120F34db37db48db1
日立BD-SX110F34db37db48db1
SHARPES-W11330db37db39db3
SHARPES-WS1326db37db40db3
PanasonicNA-VX900B32db41db46db1
PanasonicNA-VX800B32db41db46db1
PanasonicNA-VX700B32db42db46db1
PanasonicNA-VX300B32db42db46db1

⑩臭いや埃の心配

ここは消臭機能がまずポイントになりますが、東芝はAg+の消臭効果、SHARPはプラズマクラスター、パナソニックはナノイーとそれぞれ得意分野があってなかなか差を見つける事ができません。

気になるのは、一部ネット情報で「日立は下水のにおいがする?!」というリスクが語られていた事です。日立の洗濯機は空冷方式を採る際に、排水溝の排水トラップの水を吹き飛ばしてしまい臭いが逆流してくるケースがあるというのです。(通常排水トラップという排水溝の中にあるコップ状の容器に常に水をためておくことで排水溝からの臭いの逆流を防いでくれています)

ただ、日立であっても「必ず臭う」というものではないでしょうし、もし臭った場合は排水溝の水を吹き飛ばさない「水冷方式」の乾燥に変える事も出来ます。東芝にも臭うという情報が1件ありましたので「日立=臭い」というのはさすがに言いすぎだと思いますが、一抹の不安があるのは否めないですね。

また、乾燥後にドラム投入部のパッキンの部分に埃が付くのも日立が酷いと言われています。これは恐らく事実で、日立は乾燥がヒートリサイクル方式で奥から手前に向かって温風を吹き付ける方式なのです。これで手前の方に埃が全部飛んでくるのは間違いなく、毎回のようにパッキン部の手入れが必要になると思われます。

この辺り、日立は乾燥力が№1であるが故のデメリットなのでは?という気がします。ここの採点は難しいですが減点方式として日立のみ「-1」として、他はゼロポイントとしたいと思います。

メーカーモデル採点
東芝TW-127X90
東芝TW-117V90
日立BD-NX120F-1
日立BD-SX110F-1
SHARPES-W1130
SHARPES-WS130
PanasonicNA-VX900B0
PanasonicNA-VX800B0
PanasonicNA-VX700B0
PanasonicNA-VX300B0

⑪洗濯中ドア開け

洗濯中のドア開けという事にどのくらいのニーズがあるか何とも言えませんが、東芝だけは洗濯中のドア開けが出来ないという特徴があるようで、他モデルと比べればやや運用的に不便と言えるかもしれません。

ここも減点方式で東芝だけ「-1」としておきたいと思います。

メーカーモデル採点
東芝TW-127X9-1
東芝TW-117V9-1
日立BD-NX120F0
日立BD-SX110F0
SHARPES-W1130
SHARPES-WS130
PanasonicNA-VX900B0
PanasonicNA-VX800B0
PanasonicNA-VX700B0
PanasonicNA-VX300B0

⑫ランニングコスト

ここはSHARPのトップモデルは突出していました。消費電力が600Wしかなく、1回の洗濯~乾燥で消費する電気代、水道代、洗剤の合算値が断トツで安いようです。ただ全てのモデルで同じ条件での費用算出が見つかりませんでしたので、ざっと洗濯乾燥の消費電力と洗濯乾燥に掛かる基本時間との組み合わせで運用コストの評価をしてみたいと思います。

SHARPは上位モデルのと2番手モデルで結構差があるのが興味深いですね。

メーカーモデル時間電力採点
東芝TW-127X9108分1150Wh1
東芝TW-117V9108分1150Wh1
日立BD-NX120F190分1130Wh0
日立BD-SX110F165分850Wh1
SHARPES-W113155分600Wh3
SHARPES-WS13170分900Wh1
PanasonicNA-VX900B98分890Wh2
PanasonicNA-VX800B98分930Wh2
PanasonicNA-VX700B114分960Wh1
PanasonicNA-VX300B114分990Wh1

最終評価

さてここまでで評価は終了です。全ての得点を集計してみましょう。

それぞれカテゴリ別、合計での順としてはご覧のとおりでした。

メーカー1位2位3位
基本能力TW-127X9BD-NX120F
NA-VX900B
便利機能TW-127X9BD-NX120F
BD-SX110F
NA-VX900B
補助評価ES-W113ES-WS13NA-VX900B
NA-VX800B
合計TW-127X9NA-VX900BES-W113

東芝強いですね。人気と実力最強はパナソニックNA-VX900Bという見方もしていましたが、基礎能力とスキのない機能群で東芝が頭一つ抜けた感じです。

パナソニックは網羅的ではあるものの、ベルト方式や乾燥フィルター掃除が見劣りするなどところどころ惜しい点がありました。東芝はそういう弱点らしい弱点がない印象です。

一方個人的にはSHARPが気になるところです。総合評価では3位ですが、洗浄力/乾燥力ともに一定レベルあると想定するなら、この音の静かさ、ランニングコストの高さは評価に値します。基本能力で目立てなかったのが残念ですね。

今回の評価対象は私が個人的に気になっていた部分です。他にも、対応する衣類の質(おしゃれ着や毛布などの対応)も気になるでしょうし、またそれらによって対応容量にどのくらい影響が出るか?なんていう点も意識してみても良いと思います。SHARP、東芝などは「洗濯」ではなく「消臭」だけのモードもあってぬいぐるみなどの消臭が出来る変わり種の機能もあったりします。本記事の評価を一つの参考としつつ、皆さんが気になる点を加えて検討頂くのが良いと思います。

もちろんデザインも大事ですね。SHARPなんてかなり個性的でデザイン重視で買う方も多いとか。私もSHARPのデザインと光るタッチパネル、喋る機能、AI機能なんかはとても惹かれますが好みが分かれるところでもあるでしょう。東芝のブラウンモデルはデザインと落ち着いた配色から好む方が多いんじゃないでしょうか。

そして、設置環境として「幅」「奥行き」「高さ」が対応可能か?も最後の(あるいは最初の)選択ポイントになると思います。搬入してみたら設置できなかったというケースが結構多いようですので、能力面ばかりに気を取られて大きさがアウトだったという結果にならないよう注意したいところです。

同時に「左開き」か「右開き」かも要注意ですね。右利きか左利きかというよりも設置位置によって使いやすい「開き」を選ぶ必要があります。下位モデルでは「左開き」しか用意されていないケースもあるのでここも場合によっては選択肢の制限となります。

さて、2020年モデルについて細かくチェックしてきましたが、新モデルが発売されてもこの傾向は大きく変化しないと思います。機能面では追加される部分があるでしょうが、基本能力が他メーカーと逆転するケースは少ないと思います。現行モデル、次期モデル含め本記事が参考になれば幸いです。

我が家が選んだ洗濯機は?

私はSHARPのES-W113が欲しかったんですよね。「抜群の静音性」「圧倒的なランニングコスト」「ヒートポンプとヒーターのいいとこ取りをしたハイブリッド乾燥」そして「1週間放置で大丈夫な乾燥フィルターの自動掃除」など個人的には死角無しの洗濯機じゃないだろうか?とかなり評価をしていました。

そしてデザインも他社と違って個性的。フロントのパネル感がクールですし、タッチ操作もおしゃれに感じました。

でも、ちょっと高い。性能採点ではトップモデルじゃないのに高い。ここが微妙なところ。

奥さんと相談したら「SHARPは冷蔵庫みたいでダサイ」と一刀両断。あれ、私はカッコイイと思ったんだけど・・・

そして「乾燥フィルターの自動掃除機能がチャチで心配。東芝のワンプッシュが楽で構造的にも信用できる」との事。なるほど見るポイントがちょっと違ってました。

という事で奥さんの希望は東芝。「ブラウンカラーもかわいい」との事。いや、確かに私も色は東芝のブラウンが一番いいなと思ってたんですよ。

そして操作もタッチパネルディスプレイがいいに決まってます。そりゃそうだ。

そしてSHARPより安かった!

あれ、そう言われてみれば東芝はいいとこしかないな・・・と感じてきました。私の採点でも№1評価だったんだから当たり前なんですが。

という事で「私の評価№1機種」かつ「奥さんが一番気に入った」
東芝「TW-127X9R」グレインブラウンに決定しました。
※我が家の設置場所的に「右開き」が都合がよいので右開きモデルを選択。

SHARPには若干後ろ髪惹かれますが、ロジックで辿り着いた私と、感性でビビッときた奥さんの結論が同じだったわけですから我が家にとって間違いのない選択だったと思います。

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