白物家電

オムロンの電気治療器 HV-F5000 を買ってみました

我が家は全員肩凝り一家。特に奥さんは「痛い」だけじゃなく「吐き気」を催すレベルの肩凝り。

今までマッサージ器なども買ってみましたが今一つ…という事で、今回は「電気治療器」を試しに買ってみる事にしました。

低周波治療器と電気治療器

ネットなんかをパッと見ると「低周波治療器」というのが沢山売ってますよね。でも今回買ってみたのは低周波治療も出来る「電気治療器」です。

何が違うのか?と言うと

低周波治療器は肌の表面をビリビリさせたり、トントンしたり刺激を与える「マッサージ」が目的。なので凝りそのものの治療ではないんですよね。一方オムロンの場合「電気治療器」と言うと、その低周波に加えて痛み用の「深部」まで届いて治療が出来るんです。

実際、低周波だけの治療だと肌の表面に刺激があるだけで大した効果がない。と言われますので、この深くまで電気が届く効果がある治療器がお勧めです。

なかなか本格的な治療器

このこういった治療器は色々あるんですがオムロンのものは本格的。箱も大きい。

こちらが本体です。コースも色々分かれていて医療器っぽい。

箱から出したばかりの時は、パッドやケーブルはバラバラに入っていました。

これらを接続して準備します。青と白で一組。これが左右計4枚になります。

青と白の1セットは白いプラスチックのプレートに貼り付けて保管。これで粘着部が色んなところに触れるのを防ぎます。長く使いたいので交換用のパッドも購入しました。

2種類の治療

先ほどご紹介した通り、この治療器では「凝りに効く低周波治療」と「痛みに効く深部周波治療」の2種類が選べます。

電源を入れるとパッと全体に光が付きます。

まずはコースを選択。身体のどこにパッドを貼るか教えてくれるので、記載どおりに貼ってみます。

右下にあるダイヤルを回すと治療開始。強さは0~20まで。0はオフなので、実際20段階ですね。6くらいまで上げるともうジーンとしたりピクッピクッとしたりそこそこ刺激があります。13くらいまで上げてみましたがちょっと怖くて20まではまだ上げていません。

このまま15分間治療をして終了という事ですね。

次は「痛み」コース。こちらは青パッドと白パッドを明確に区別して貼る位置を指定されます。

「こり」コースは自動コースのほか「手動コース」で好きな場所にパッドを貼ってマッサージを受けることが出来るんですが、深部治療は青パッドと白パッドの挟み込みなども重要なのでしっかり指定箇所に貼ります。治療部位が左右片側であれば「治療パッド選択」で片方だけやる事もできますね。

「こり」コースは色んな刺激タイプがあっていかにも「肌を刺激してくれてる!」という感じでしたが「痛み」コースはずーっと「ジーン」と痺れるような刺激が当たり続けます。表面をピクピクさせるんじゃなくて深部まで届かせているんでしょうね。実感としてはあまりピンときませんでしたけど。

パッドはコンパクトに収納

使い終わった後は収納です。本体横面からパッドケーブルが出ているんですが、これコード掃除機のように引っ張ると伸びる仕様。下にあるボタンを押すとするするすると格納されていく構造で便利です。

本体後ろにポケットがあってここにパッドを収納できます。邪魔にならずにコンパクトに置けるのは便利ですね!

使い勝手の良い治療器でした

一見ゴツイ見た目で本格派!という感じですが、実際使ってみると説明書をほとんど見なくてもいいくらいカンタン。迷う事はほとんどないと思いますし、治療の強さもダイヤル式で痛かったり、違和感があればサッと弱めたり止めたり出来るので非常に安心。もう一つ「温熱治療」が出来るコースもありますが、私が購入したものは「温熱無し」のモデルです。

5種類のモデルの違い

このオムロンの電気治療器。モデルが5種類もあります。しかも値段が結構違う。

モデルの違い

  • HV-F5000 「こり」「痛み」一番基本となるモデルで1万円台で買えます。
  • HV-F5001 「こり」「痛み」その後発売された型番違い。ネットでは3万円台くらいに跳ね上がります。
  • HV-F5200 「こり」「痛み」+「温熱」。温熱用の機能とサポーターが追加されました。2万円台中盤
  • HV-F5201 「こり」「痛み」+「温熱」。F5200に追加用のパッドがオマケされているモデル?
  • HV-F9520 「こり」「痛み」+「温熱」。F5200の色違い。なのに3万円台!

あまり詳しいところまで調べられませんでしたが要するに温熱対応「しているもの」と「していないもの」の「2種類」しか実質ないという事がわかりました。本体の機能にそれ以外の違いはないと思われます。

となると、温熱機能無しのF5000(1.7万円)か温熱機能付きのF5200(2.5万円)の2択です。ここは好みが分かれるところですが、正直温熱とは「身体をあっためながら治療すると血流も良くなるよ」という機能なので、電気毛布などを肩や腰に当ててやれば同じ効果が出ます。その差額で8000円はちょっと値段上がりすぎかなぁ。と思いました。F9520は更に1万円UPの3.5万円で何が凄いのか?と思いましたが「本体の色が違う」以外に違いが見つけられません。買うならF5200がいいと思います。

選択ポイント

・治療機能は全て一緒
・温熱機能の有無が違い

  • HV-F5000 温熱機能が要らないならこれ一択。1.7万円程度なのでコスパ抜群。
  • HV-F5200 温熱機能が欲しいならコレ。差額8,000円の価値があるかと言われると微妙
  • HV-F9520 どうしても。どうしても「シルバー」が欲しい!というならコレ。色が変わるだけで1万円プラス!

我が家はシンプルなHV-F5000を選択。温めたければ電気毛布を使えばいいのです。

こういう機器では、発売タイミングが新しいというだけで値段が上がってしまっていて、機能は進化していないパターンが結構ありますので気を付けたいですね。

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