更に続いて今回は他デバイスとの連動。リモートプレイ&セカンドスクリーンを紹介します。
●Vita リモートプレイ
Vitaでのリモートプレイ自体はPS3でも出来ました。ただ出来るゲームが限定的だったんですよね。私はPS3のDLNA機能と連動させて、パソコンの中の音楽をDLNAでPS3で再生させ、更にそれをVitaのリモートプレイで受け取るなんていう面白いネット遊びをしていました。今回のPS4では、いよいよPS4のゲームがほとんどリモートでプレイ出来るようになりました。
まずVitaのメニューに新しく出来た「PS4リンク」を選びます。
接続出来たらPS4のメニューがそのまま操作できます。これはPS3でも同じでしたね。
ではPS4専用ゲームのKNACKをプレイしてみましょう。そのまんま表示されます。
しかも操作していて「とてもリモートでプレイしてるとは思えない」という高品質グラフィックと全くラグを感じさせないプレイが可能です。まるでVitaにインストールされたゲームをプレイしているような感覚。正直なところ、Vitaのオリジナルゲームより高画質です(笑)
こうなってくると別にTVの前にずっと座っていなくても隣の部屋で、布団の中で、どこででもPS4が出来ますよ。PS3のリモートプレイを知っていてもこのクオリティは驚いてしまいます。
最後はリモートでPS4の電源を切れば、そのままゲームを終える事ができますね。
更に発展して、WiFiに接続出来れば外出中にPS4のゲームがそのまま出来ちゃいます。もう「外出中だから、劣化したポータブルゲームで我慢する」なんて必要はなくなりますね。通信量の上限がある契約だと厳しいかもしれませんが(笑)
●セカンドスクリーン
次にセカンドスクリーンです。PS4では一部のゲームで他のデバイスを「セカンドスクリーン」として利用する事が出来ます。なんだかWiiUのゲームパッドみたいですね(笑)
カメラを使って遊ぶ「Playroom」で対応していたので実際にやってみました。まずVitaで試してみます。「Playroom」を遊んでいる最中に先ほどの接続画面で「セカンドスクリーン」を選びます。
そうするとVita内でPlayroom用のトイメーカーという機能が起動します。あ、トイメーカーは「Playroom」の追加コンテンツなので、別途ダウンロードが必要ですよ。こんな感じでPlayroomの画面内にボールなどをほうり込むことが出来ます。このままボールを上にスワイプするとTV画面にこのボールが投げ込まれます。
指定された画像だけでなく、自分で描いた絵をほうり込むことも出来ますよ。
WiiUと違って凄いのは、専用デバイス以外でもこれが出来ちゃうところ。
例えば、Xperiaでも同じように「セカンドスクリーン」を選べます。
iPodでもどうぞ!(娘が描いたお母さんらしいです。こわすぎ)
絵が物凄く雑なのは置いておいて、Vitaでもタブレットでもスマホでも、何でもセカンドスクリーンにしちゃうPS4凄いですね。しかも単に画面が出るだけじゃなく、ちゃんとスワイプ操作とかで投げ込んだり出来ちゃうんだから面白い。これにはうちの子供たちも大喜びで遊んでました。WiiUが大好きな子供達ですがこれだけはPS4で喜んでくれたみたいです。
今後いろんなゲームのサブ情報画面、マップ表示など、様々に活用されると面白いですね。別にVitaじゃなくたって、タブレットやスマホでいいんですから、ほとんどの人が持ってると思います。その多くの人が持ってるデバイスをサブディスプレイにしてやろう。って発想が素敵です。とはいえ、セカンドスクリーン必須のゲームを作る訳には行きませんので、通常だとプレイを止めてメニュー画面で確認するような事をいつでもセカンドスクリーンで確認できる。といった活用方法がまず基本になりそうです。
ということで、第5回はリモートプレイ&セカンドスクリーンをレビューしてみました!