PlayStation ゲーム

【レビュー】PS5にM.2 SSD(2TB)を取り付けてみました

いよいよPS5のストレージ容量の圧迫も限界に来たのでM.2 SSDを増設する事にしてみました。

外付け拡張ストレージは既に接続済み

PS5の標準ストレージは1TBとなっていてそもそも容量的にシビアなものがあります。PS4時代からのゲームを全部ぶち込もうと思うと全く容量が足りません。

そこでPS4以前のゲームは外付けSSHD(2TB)に逃がして容量拡張を行っていました。

PlayStation 5 に拡張ストレージを繋いでみました

PlayStation 5 の内蔵ストレージはとても容量が小さく、ユーザが自由にできる領域が667GBしかありません。 ゲーム1本で数十GB~100GB以上のものもありますので、ちょろっとゲームをイン ...

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外付けストレージでも内蔵と同じようにシームレスな運用が出来るので重宝するのですが「PS5専用ゲーム」は起動させられません。

プログラムデータを移動させておくことはできますが、結局プレイするにはPS5内蔵のストレージに書き戻す必要があるんですよね。もちろん外付けは起動も遅いというデメリットがあるのでPS5の重いゲームにはそもそも不向きだと思います。

そこでPS5用ゲームのみを内蔵ストレージに。PS4以前のゲームは外付けSSHDに。という合計3TB運用を行っていました。

ところがPSVR2も購入して急に「内蔵ストレージ」でしか起動しないゲームが増えてきました。今までもやらないゲームは一旦削除などで誤魔化してきましたがいよいよその誤魔化しも面倒なレベルに。

いよいよM.2 SSDを増設する事に

PS5&PSVR2のゲームをプレイするには「内蔵ストレージ」の容量を増やすしかありません。ということでPS5標準で用意されているM.2スロットにSSDを増設する事にしました。

PS5増設に使うM.2 SSDには下記仕様要件があります。

インターフェースPCI-Express Gen4x4対応M.2 NVMe SSD(Key M)
ストレージ250GB~4TB
対応サイズ2230 / 2242 / 2260 / 2280 / 22110
放熱機構を含むサイズ幅:最大25mm
長さ:30 / 40 / 60 / 80 / 110mm
高さ:最大11.25mm(基盤から上8.0mmまで / 基盤から下2.45mmまで)
シーケンシャル読み込み速度5,500MB/秒以上を推奨
ソケットタイプSocket 3(Key M)

もちろんサイズなどが合わなければどうしようもないんですが、注意したいのは読み込み速度が5,500MB/秒のものが推奨されている事。これよりも遅いSSDだと標準の内蔵ストレージと比べて起動速度が大きく劣ってしまったり快適性が損なわれるものと思います。

また、どうせ増設するなら1TBより2TBの方が将来的な安心感が高い。でも2TBは価格も高い。ということでなるべくリーズナブルなSSDを探して選んだのがこちら。SUNEASTのSSDです。

今回選んだSE900NVG70は最大読込7,000MB/秒ですので読込速度要件はクリア。同じSUNEASTのSSDで最大読込5,000MB/秒のSE900NVG50もあるので間違わないよう注意が必要ですね。またさらに安い読込速度3,400MB/秒のヒートシンクがないモデルもあるのでややこしいですね。

ここは十分な速度が出てヒートシンクでしっかり冷却できる本型番一択になると思います。

ちなみにもっと品質を求めるのであればシーゲートやウェスタンデジタルあたりが鉄板だと思いますが、やっぱりやや高いですよね。予算によっては容量を1TBに変えるか?なども検討ポイントになってくるかもしれません。

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今回私が選んだSUNEASTは同等スペックとしては破格の安さだと思いますのでブランドに拘らないのであればかなりオススメの一品です。

取り付け手順

さて実際に購入しましたので取り付けていきたいと思います。

こちらが基板側

そして裏側に大きなヒートシンクが付いています。開封した時には外気の影響もあってとてもひんやりしてました。

取り付け方詳細は公式動画がありますのでそちらをご覧頂ければと思いますが、とても簡単です。一番難しいのはPS5のカバーを外すところですね(笑)

少しコツがいりますがまずはスライドさせてカバーを外します。

ファンの右下部分のシルバーの横長プレートがM.2 SSDを取り付けるスロット部になります。

プレートを留めているのはPlayStationシリーズおなじみの「△○×□ネジ」です。これ結構恒例になってきましたね。

ネジを外すとプレートが取り外せます。

取り付けるSSDに応じて30~110までのサイズが対応しています。この辺りPC同様ちゃんと汎用性があっていいですね。

110のところにスペーサーとネジが付いているのでこちらを外します。

これがスペーサーとネジですね。

今回取り付けるSSDの大きさは「80」なのでスペーサーを80の穴にはめ込みます。

そして切り欠きの向きを間違えないよう基板側を下にしてSSDを挿します。

ピッタリスペーサー位置に半円の欠け部分が来ますのであとはネジを留めるだけ

これでSSDが完全に固定されました。

プレートとカバーを元に戻して出来上がり。カンタンですね!

最後の難関はカバーを取り付けるところですが結構強引にカチッというまで押し込む必要があります。

公式の取り付け解説動画はこちら。実際に取り付ける際に参考にご覧いただくのがオススメです。

本体の設定

SSDを取り付けたあとPS5本体を起動するとまずSSDのフォーマットの説明画面が出てきます。

フォーマットしない限りPS5は起動しませんので問答無用でフォーマットですね。

フォーマット後に速度測定が入りますが、購入したSSDの読込速度は6,372MB/秒でした。5,500MB/秒以上が推奨ですから十分クリア出来ていますね。

これでPS5のゲームは今後M.2 SSDストレージにインストールするようセットできるようになりました。

PS4ゲームについては一旦引き続きUSB拡張ストレージにしていますがプレイ頻度の高いゲームは内蔵ストレージに移しておいても良いですね。

本体ストレージは1TBといってもシステム領域を除くと667GBしかありません。空き容量が45GB程度になっていますがこれまでもゲームを削除したり、一旦外部ストレージに逃がしたりでこの状態がしばらく続いていた状況。

一方、外部ストレージは825GBを消費している状態なのでPS4ゲームであればまだまだインストール可能な状態。

そして今回セットしたM.2 SSDはご覧のとおり容量2TBフルで活用できます!この安心感!

早速、やむを得ず一旦外部ストレージに逃がしたデモンズソウルをM.2 SSDに移動させます。

無事M.2 SSDに移動出来て直接起動も出来るようになりました。起動時間は比較していませんが標準内蔵ストレージから起動するのと体感は変わらない印象でした。

これで我が家のPS5は

  • 本体標準 1TB
  • M2. SSD 2TB
  • 外付けSSHD 2TB

の計5TB運用となりました。

とはいえ当面M2.SSDもパンクしないと思いますので、外付けに入っているゲームは一度全部M2.SSDに移動させて一旦外付けストレージは取り外しておこうと思います!

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