2012年最後のブログは我が家のDLNA環境についてです。
DLNAっていうのは家庭内で様々なものをネットワーク共有する事なんですが、例えばPCなどをサーバーとして、保存されている動画や音楽をネットワーク内の別のデバイスから閲覧・再生する。という目的で活用しています。
●我が家のDLNAサーバは主に下記3つ
これらのストレージ内コンテンツをDLNAクライアントで楽しめます。
・PC
・nasne
・ルータのUSBポートに接続したストレージ(これは外部ネットワークからのアクセスも可能)
●同じくDLNAクライアントは主に下記です
・PS3
・XBOX360(nasneのクライアントにはなりません)
・ブラビア「32EX720」
・iPhone/iPad/EVO 3D
PCはWindows標準のメディアサーバーとして「WindowsMediaPlayer」を使うこともできますが、ライブラリ管理などが面倒でしかもやたらと重いです。
そこでフリーソフトである「Universal Media Server」を使います。
このソフトを起動すれば下記のようにネットワーク内にあるDLNAクライアントを自動的に検出します。PC内のどのフォルダを連動するかを選べば設定完了。
これだけでPC内にあるコンテンツを、テレビからダイレクトに操作したり、PS3経由で操作することができます。
<主な使い方>
・別室にあるTVでデジカメ写真を見たり、音楽をBGMのように再生。
・PS3はメインとなるアンプ/スピーカーと繋がっていますから、PC内の全ての音楽をメイン環境で鑑賞したり、PC内の動画を大画面で視聴。
※XBOX360はDLNAクライアントとして動作しますが、もっさりしていて快適ではないので、PS3があるなら断然PS3の方がオススメです。
特に音楽をPS3経由でメインオーディオ環境で視聴できるのは最高ですよ。
<更にVitaのリモートプレイを組み合わせると!>
Vitaにはリモートプレイという機能でPS3を遠隔操作する事ができます。
この機能を使うと、VitaからPS3を踏み台にしてPC内のコンテンツを再生する事まで可能です。
例えば、寝室でVitaを触っているとしましょう。
1.VitaからリモートプレイでPS3を遠隔起動
2.VitaからPS3を操作してPC内のコンテンツを再生
3.Vitaにフル画面でPC上の動画が再生される。あるいはPC上の全ての音楽が再生される。
4.最後はVitaから遠隔操作でPS3をシャットダウン
これって凄くないですか?
わずか32GBのメモリカードしか積めないVitaですが、ネットワーク経由なら無制限に動画も音楽も楽しめる訳です。有機ELで画質もばっちり。Vitaは音楽再生能力も低くありませんから、家庭内のポータブルコンテンツデバイスとして最高です。
でもPC常時起動させておかなきゃいけないんでしょ?
というのは確かに難点です。
そこで、我が家では無線LANルータに接続したUSBデバイスをメインDLNAサーバとする。という事も可能です。これはまだ検証レベルですが、アクセスがない時には回転を止めるタイプの大容量HDDを接続し、PCのメディアコンテンツをミラーリングしておけば、常に最新状態のメディアサーバーが出来上がります。
全体の構成を図にするとこんな感じでしょうか。
なかなか楽しいネットワーク遊びだと思いますし、録画番組を観る。音楽を聴く。なんて目的にはこのネットワーク環境が大活躍します。