- さて準備も整ったところでnasneも購入し、いよいよセットアップです。
これまでtorneも使っていたので、それも活用することになります。●接続
1.まず壁のアンテナ端子からnasneに
nasneは地デジとBS/CSがまとまった1つの端子になっている為、壁にある端子が別々の場合は、一度「混合器」を通して1本にまとめる必要があります。2.nasneのアウトから出すアンテナケーブルを「分波器」で分割
BS/CS側はそのままテレビへ。地デジ側はtorneを通してテレビへ接続します。torneは地デジしか対応していないのでこういう接続になるんですね。面倒です(笑)
「分波器」と「混合器」どちらとしても使えるものが便利ですね。どうせ短いケーブルが必要なのでケーブル付なのがオススメ。うちではこれを購入しました。
あとはLANケーブルを挿して準備OK。
●Vitaとnasne
早速Vitaからtorne PS Vitaを起動し視聴&録画確認。
なぜか地デジ放送の視聴がカクつくのでPS3からnasneのアップデートを行ってみたところ非常に快適になりました。
torneだけの頃も「リモートプレイ」を使ってPS3経由でtorneの操作やテレビ放送の視聴はできましたが、あっちはPS3も起動させて乗っ取る方式。もちろんタッチパネルも使えません。が、nasne&Vitaの組み合わせだとPS3とは関係なく独立して番組の視聴、予約、再生等ができます。
テレビではPS3をやりつつ、横目でVitaでテレビを視聴するなんて使い方が本当に便利です!
チャンネル切替もパッと画面をタッチするだけ。わざわざ物理ボタンを操作する必要がないのでクレードルに立てたまま指だけで操作可能です。快適すぎる!
番組表などの画面もPS3版torneのまんまをタッチ操作にした感じ。さくさく番組を録れて、さくさく観れますね。
ちなみに外出中もブラウザ経由で「CHAN-TORU」を使えばVitaから録画予約もできます。スマホからテザリングで操作。なんて事もできますが、そこはVitaよりスマホ自体の出番です。
●スマホとnasne
さてスマホやタブレットがあれば「S-Entrance」というアプリから「CHAN-TORU」が使えます。
このアプリでnasneと連携すれば、スマホ/タブレットから番組の予約・録画・停止などが行えます。外出先で「あ、予約忘れた!」とか、友達と会話してて「え!それ今日だったの?!」なんて時にはさっと予約できて便利ですよね。
そして、家庭のWiFi環境であれば「Twonky Beam」というアプリを使ってnasneに録画された番組を視聴する事もできます。スマホから気軽にnasneにアクセス。iPadなどのタブレットなら少し大きな画面で録画された番組を観れます。
という事で我が家ではiPhoneもEVO 3DでもiPadでもこの機能を使っていつでも番組予約や視聴が出来るんです。
え。じゃVita要らないじゃん。って思うかもしれませんが、そこはやっぱりVitaは親和性や操作性が全然違う訳ですよ。挙動もVitaはホントに安定してます。
●TVとnasne
最後にTVとの連携です。メインとなるTVには直接アンテナケーブルを繋いでいますし、PS3も繋がっていますので表示されるのは当たり前ですが、更にダイニングに置いてある別のTV(ブラビア「32EX720」)でも録画番組を視聴する事ができるんです。
このブラビアにはDLNAクライアントの機能が搭載されているのでLAN経由でnasneの録画番組を視聴することが出来ます。これまた便利ですよね~。DLNA対応ブラビアにしておいて良かった。と思える瞬間です。
ホントにどこからでも予約できて、どこからでも視聴できる。もうすっかりSONYのモデルルームみたいになってる我が家ですが、この辺は任天堂なんかは到底真似ができない総合サービスですよね!
もちろん普通のブルーレイレコーダーでもSONYならルームリンク、パナならお部屋ジャンプという名称で離れたTVで録画番組を視聴する事ができます。スマホからの予約なんかもできますよね。でも、VitaやPS3なんかとも連動してくるnasneのお遊び感覚と完成度はこれまた本当に楽しいもんです。