iPhone5の速度検証をしてみました。
世間では、au版とSB版。またLTEと3Gの比較が多いですよね。
もちろんauとSBのどちらを買うか?また、LTEの能力はいかほど?3Gは本当に速くなったのか?
っていうのが多くの方の興味でしょうが、私はちょっと違った検証をしてみました。
同じau同士で
・iPhone5 LTE & 3G そしてテザリング
・EVO 3D(Android) WiMAX & 3G そしてテザリング
の比較を行ってみました。
これはこれで興味ありませんか?
さて、早速結果です。
それぞれ3回~7回くらい測って、およそ安定している数値です。
(波もあるので単純平均ではなく、安定的に出ていた数値を記載します)
●iPhone5
本体
LTE 8.5Mbps(MAXでも9Mbpsちょいなので、大体このくらい)
3G 5.4Mbps(ブレが少なく、常に5Mbps台。3Gも速いですね~)
LTEテザリング
iPad で受信 9Mbps(全くロスがなく、iPhone本体と同等の速度が出ています)
EVO 3Dで受信 7Mbps(少しロスしている印象です)
3Gテザリング
iPadで受信 3.5Mbps(ロスもありましたが、ブレも大きく5Mbps出た回もあります)
EVO 3Dで受信 2.6Mbps(ロス率が高めですね。50%くらいの速度になっています)
●EVO 3D(Android)
本体
WiMAX 5Mbps(十分検討していますが、ブレが結構あって3~7Mbps台でした)
3G 1.4Mbps(これ興味深いです。iPhone5の3Gよりぐっと遅いです)
WiMAXテザリング
iPadで受信 3.3Mbps(割とロスがあります。3分の2くらいになっている印象)
iPhone5で受信 1.4Mbps(ロスがハンパないです。なぜか3分の1の速度しか出ません)
3Gテザリング
iPadで受信 1.8Mbps(全くロスありません。優秀)
iPhone5で受信 1.4Mbps(こちらもほぼロスがありませんでした)
●まとめ
ではまとめてみましょう。表で整理です。
iPhone5
LTEの安定度は凄いですね。そして、テザリングでも十分な速度が出ています。
iPadなんかはLTEがあればサクサク楽しめそうです。
WiMAXはLTEよりは劣るものの、本体ではいい速度が出ています。
ただ、テザリングだとちょっとロスする印象がありました。
一方3Gは、遅いながらもテザリングでのロスが少ない。という不思議な結果でした。
もちろんこの検証は「自宅」の一ヵ所のみで行っていますので、場所が違えば本体の速度自体は変わるでしょう。LTEよりWiMAXの方が速い!っていう場所もあるでしょうし、3GもiPhoneとEVO3Dでここまで差が出ない場所もあるでしょう。そこは、あくまで一例。として見て頂きたいと思います。
但し、テザリングによるロス率については、およそ参考になる気がします。
今回の検証の特徴はこんな感じでした。
・LTEの安定感は抜群。テザリングでも全く速度が低下しない。
・WiMAXはテザリングで能力を発揮できない?
・iPadはテザリングの感度がいい?
購入して3日目なので、まだ何とも言えませんが現段階での印象では、WiMAXの不安定さに比べて、iPhoneLTEの速さ安定感は抜群です。
まだ保有者が少ないから?という側面もあるかもしれないのでこれから数ヵ月後にどんな感じになっているか楽しみですね。保有者が増えてどんどん遅く不安定になるのか。それともインフラが整っていってより広範囲で安定していくのか。