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【購入検討】Beethoven CG SEに合わせるアンプを買おう!

スピーカーをVienna AcousticeのBeethoven Concert Grand Symphony Edition(Beethoven CG SE)に替えたことで、アンプに物足りなさが出てきてしまいましたので購入を検討しました。

もう完全に日記記事ですが自分自身の備忘録として残しておきます。また今回ほぼ試聴しておらずネットや雑誌情報のみからの検討となっています。

MozartからBeethovenへ

そもそも1年半前にピュア機材整理としてメインスピーカーとアンプ類を売却しました。その後環境も変わりテレビ横のスペースも狭くなったので横幅が小さくAVアンプのみで鳴らせるスピーカーを探してVienna AcousticsのMozart Grand Symphony Edition(Mozart GSE)を採用。小ぶりなトールボーイで鳴らしやすくAVアンプでも美音を奏でてくれていました。

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ただやはり低域やスケール感の不足があり、サブウーファーを導入することで低域を補う事に。

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しかし、やはりスケール感だけはどうしようもなく、クラシック、ブラスバンドなど楽器の多い編成の楽曲がどうしてもこじんまりしてしまって気持ちが良くない。分かっていたこととはいえ少しステップアップしようと入れ替えたのがBeethoven CG SEです。

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これにより課題であったスケール感もぐっと出てきました。AVアンプでここまで鳴るのかと驚きすら感じたんですよね。ただ完璧ではありません。強いてあげれば以下のような物足りなさも残ります。

ソースによって感じる点

  • 中低域がやや膨らみ中高域がマスクされるケースがある
  • 低域の量は出ているがパンチ力はやや足りない
  • 高域がややざらつき、伸び切らない

中低域がやや膨らむのはBeethoven CG SEの特徴であり個性とも捉えています。ただその上で高域・中域の透明感は失いたくないですよね。特にピアノを徹底的に艶やかに鳴らしたい私としてはここにザラつきを感じると居てもたってもいられなくなり再生を停止してしまいます。Mozartではザラつきを感じなかったので、これはアンプの力量不足によるものと考えられます。

音のメリハリ、パンチ力、クリアさなどはアンプ以外に強化する方法はないかなと思いアンプを買い足す検討を始めました。

アンプ追加の検討

今、Beethoven CG SE を駆動しているのはMarantzのAVアンプ「SR8015」です。当時のフラグシップモデルでAVアンプとしてはドライブ力に定評はありました。ゆえにMozartくらいのスピーカーであればその能力をある程度発揮できていたと思います。これがBeethovenになるとスピーカーを替えた効果は上がるものの、アンプのドライブ力では不足気味になっていきます。

スピーカーとしての潜在能力とそれを引き出すアンプの力、との対比で考えると脳内イメージはこんな点数になります。
Mozartの潜在能力 50点 × アンプ力 80% = 40点
Beethovenの潜在能力 100点 × アンプ力 60% = 60点

そこで潜在能力を引き出す為にアンプのちょい足しを考えていきました。とはいえVienna Acousticsのスピーカーは結構鳴らしやすい部類だと感じています。以前私がメインに据えていたinfinityのIRS-EPSILONはプリ1台+パワー2台でやっと鳴らせるという感じでしたが、Beethovenであればもっともっとカジュアルに鳴らせると想像しています。

Vienna Acousticsの音と言えば、柔らかく美しい音。高解像を徹底するというよりはややふくよかに艶やかな音を奏でます。そして比較的鳴らしやすい(物量投入はそこまで要らない)スピーカー。そんなVienna Acousticsは「D級アンプ」との相性も良いなんて声もありました。

かつてのD級と言えば、音楽性豊かになるというよりは、やや淡白で冷たい音のイメージでしたが、昨今のD級は力強さや音の広がりなども身に着けて音楽性も豊かになりつつあると言います。想像ですがVienna Acousticsの柔らかく包まれる音と、D級の力強さなどでバランスが取れるというイメージを持ちました。

なかでもNuPrimeのSTA-9XあたりをAVアンプのプリアウトから繋げると、ほどよくパワーアップが図れるんじゃないかな?と考えました。STA-9Xは小型D級アンプとして評判がよく前作STA-9よりも更に力強く空間表現も広くなったと上々の評価を受けています。

またNuPrimeは他にもAMG STAという小型D級アンプの兄貴分がありこれも良さそう。しかもSTA-9XもAMG STAもそれぞれ2台でBTL接続すると更にパワフルになるというので拡張性としても期待が出来ます。

ただ、前モデルのSTA-9が10万円弱で購入できコスパ抜群と言われたのに対し、昨今の時流に乗って現モデルのSTA-9Xは20万円を超える価格になってしまっています。音質がグレードアップしているとはいえ過剰に上がりすぎな印象です。同じ値段でSTA-9なら2台でBTL接続できてしまいます。

むしろ前モデルもアリかな?とも思ったんですが何とSTA-9にはTRIGGER IN端子がないという弱点がありました。なのでAVアンプと連動して電源オンが出来ません。しかも電源ボタンが背面。毎回利用するために本体の背面電源を入れに行くとか面倒すぎます。

うーむ。やっぱりTRIGGER INは欲しいし、そうなると現モデルのSTA-9Xが必須。でもどうしても割高感が否めない。とグルグル悩んでしまいました。

そこで次に目を付けたのはMytekのBrooklyn AMP+です。ひとまわり価格レンジが上がりますが、音質的にはそれ以上のレベルアップが図れる可能性もあります。MytekはDACで一躍有名になったブランドですが、この小型D級アンプも評判ですね。

もちろんTRIGGER端子もありますし、AVアンプから繋ぎ込む小型D級アンプとしては最適解では?と感じました。

MytekもNuPrimeもアリだなぁと思っている時に、俄然D級アンプの候補として躍り出たのがPRIMAREです。

PRIMAREのアンプはELACが音決めとして採用しているという情報もありましたが、同じくらいVienna Acousticsとの相性も良いと語られます。オーディオショーでもVienna Acousticsのスピーカーに組み合わされているアンプとしてPRIMAREが選ばれている事が多いことに気づきました。これらは全てヨーロッパのメーカーで、欧州サウンドの相性としても良いのかもしれません。(Vienna Acoustics=オーストリア、PRIMARE=スウェーデン、ELAC=ドイツ)

調べてみるとPRIMAREは比較的寒色系の音作りで、色付けがなくストレートな音質と言われています。Vienna Acousticsとは逆方向の印象ですね。ただこの逆印象の音同士が互いに補完しあってバランスの良い音が作られるという事なのかもしれません。パワーアンプのA35.2はシンプルながら出来の良いアンプに感じました。

もはや小型ではなくフルサイズパワーアンプです。D級としての圧倒的なドライブ力、クリアで美しい音色が売りの本アンプ。もはやここまでくるとAVアンプのプリアウトから接続するのはもったいない気もしてきます。PRIMAREもこのパワーアンプは対として販売されているPre35と組み合わせることで最大の魅力が発揮されるような打ち出し方をしています。

とはいえこのクラスはしっかり高い。前モデルのPre32&A34.2がリーズナブルに見つかればそれもアリかもしれません。

実は、今回のようにAVアンプにパワーアンプを買い足す。というのは昔同じ道を歩んだことがあるんです。というか、2015年にAVアンプ単体にROTELのパワーアンプを増設したところから私のピュアオーディオへの道が始まったとも言えます。

そこからパワーアンプを買い替えたり、DACを導入したりしましたが、その途中でLUXMANのC-8fというコントロールアンプを加えるという強化を図ったことがあります。これがドンピシャ。何とAVアンプ→パワーアンプよりも、AVアンプ→コントロールアンプ→パワーアンプの方が圧倒的に音が良くなったのです。いわば第1プリ→第2プリ→パワーという接続で構成的には無駄でしかないのですがLUXMANの音の支配力がとても強くAVアンプの色から完全にLUXMANの色に置き換わったくらいのインパクトがありました。

そしてセパレートで組むことで映像系はAVアンプ経由で、音楽はミュージックサーバー&DACから直接コントロールアンプに接続できるので音楽ソースはAVアンプを嚙まさずにピュアラインのみで再生する事も可能になります。

今回もAVアンプ→PRIMAREのセパという案はとても魅力的に感じましたが、いやちょっと待てよと。もうこの世界には戻らないと決めたんじゃなかったっけ。と一旦冷静になる事にしました。小型パワーアンプ増設を見ていたはずなのに、いつの間にかフルサイズセパレートを調べている自分にびっくりです。

この先に待ち構えているのは、かつてと同じようにミュージックサーバ→DAC→コントロールアンプ→パワーアンプ×2台という5台電源オンの世界です。今回は鳴らしやすいはずのVienna Acousticsという事もあり、ちょっと違う路線を考えることにしました。

今のところセパレートアンプに戻るつもりはない。でもPRIMAREには惹かれる。こぞってVienna AcousticsのデモでPRIMAREを組み合わせてくる事を考えるとやっぱり相性はいいんだろうなと。

そこで新たな案として考えたのはプリメインアンプです。AVアンプのプリ機能の先に、もう一段プリ要素を加えることで音の強化が図れることは経験上分かっているので、プリ要素をしっかり挟むことでピュアラインはAVアンプからの脱却を図れ、AVラインもプリメインの音に上書き出来る、これでセパレートの世界に戻らずなるべくシンプルに構成する事が出来ます。

実は私、これまでプリメインアンプって1度も購入したことがありません。「AVアンプ単体→パワーアンプ追加→コントロールアンプ追加→以降それぞれを買い替え」という順で拡張してきたのでプリメインを購入する機会がなかったんです。そういう意味では自分のセカンドステージとして興味があります。

上位モデルのi35、中位モデルのi25あたりは音質的にも期待できる気がしました。

左:i35 右:i25

この2モデルで言えばもちろん品質が高いのは上位のi35で、音の深みや広がりはi35が上回るとされますが、i35がやや暗めな音なのに対しi25は若く力強さがあるとの評もあり、どちらも聴いてみたいと思いました。そして何よりデザインがクールでカッコいい。

これもコスパ的には前モデルのi32、i22がかなり安価で購入できそうで、ぐるっと一周回ってNuPrimeの小型パワーアンプSTA-9Xを買うよりも安いくらいの値段でPIRMAREのプリメインアンプが中古で流れていました。

この時点で「買うならPRIMAREだな!」とほぼ自分の中で決めました。Vienna Acousticsを使っている限りこの組み合わせは一度聴いておかねばと思いますし、ベストマッチな組み合わせとして太鼓判が押されているといってもいい信頼性でもあります。

たまたま店頭でちょうどVienna Acoustics Beethoven BabyGrand Referenceとi35の組み合わせがセッティングされていたので試聴してみました。期待感爆上がりです。

・・・あれ・・・ピンとこない。

店頭に置いてあったデモCDなので聴きなれない曲ではあったんですが、それにしても何にも刺さりませんでした。うーむ。もっとじっくり聴かないと評価できないな。と思いましたが、この一聴のインプレッションとして「即買いだ!」とならなかったのは少し残念な気持ちでした。

ここまでの結論としてはPRIMAREで行きたいところだけどi35の印象が抜群という訳でもなかったので一旦i32やi25あたりで導入してみるのが賢明か悩むな~と感じ始めました。

これまでD級アンプはVienna Acousticsと相性が良い。という事を軸に色々検討して中でも相性が良いとされるPRIMAREというところでほぼ煮詰まってきた状態でした。ただ最後決めきれずにいたので、冷静に考えれば「D級の軸」を絶対視する必要もないよね。と一度俯瞰してみることにしました。HEGELやATOLLなどちょっと気になるプリメインアンプもあったりします。

私のピュアオーディオ保有の歴史の中でインパクトを与えてくれたメーカーが3つあります。

1つ目はROTELのパワーアンプ。RB-1582mk2から始まりRB-1592SE×2台まで素直さと力強さから信頼を置いたメーカーです。
2つ目はNorthStarDesignのDAC。intensoで気に入りSupremoにグレードアップ。その艶やかさはいまだに忘れられません。
3つ目はLUXMANのコントロールアンプ。C-8fのとろける音に衝撃を受け、その後C-800f導入に至りました。

実はこの中で一番衝撃を受けたのはコントロールアンプ「C-8f」です。

これがラックスサウンドか!と心を揺さぶられ本当に感動しました。その後C-800fに乗り換え、もちろんピュアオーディオ的な質のアップは図れたのですが、衝撃の大きさとしてはC-8fが圧倒的だった気がします。そのくらいコントロールアンプは重要と教えてくれた体験がLUXMANだったのです。

・・・待てよ?だったら今回のアンプ導入もLUXMANが一番自分に合うんじゃないか。これまでVienna Acousticsと相性の良いアンプを考え、場所を取りたくないという事で小型アンプを探すところから始めた訳ですが、もうフルサイズにいってしまうならLUXMANも選択肢に入ってきます。

ただC-8fとC-800fの体験を思い返すと、ラックストーンの温かみを残したモデルを選びたい。古いラックストーンアンプを探すか、比較的新しいながらも純A級アンプを選んでみるか。というところに目を着けました。ラックスの純A級は温かみある艶と柔らかさを持ちつつ、最近のモデルでは解像感も犠牲にしない、そして小音量でも痩せずに鳴らせるという強みを感じます。一方心配なのは発熱ですね。天板は50度以上の熱を持つので扱いに注意が必要です。過去に使っていたOPPOのHA-1が純A級でそこそこ発熱していましたのでイメージはあります。

大本命はL-590AXIIです。今は販売終了となってしまっていますがLUXMAN純A級アンプのフラグシップ。

このL-590AXIIは58万円とプリメインアンプとしては高価な部類に入ると思いますが、ネットでの情報をかき集めると何とセパレートの600ペア(100万円)を軽く凌駕し、後継となる700ペア(116万円)よりも良いという方もいました。部分的には900ペア(220万円)を上回る部分すら持ち合わせているとか。この評価はにわかには信じがたいですよね。私が所有していたC-800fもコントロールアンプ単体で100万円でしたが、確かに60万円のC-8fの方が音のまろやかさ、艶やかさでは上回っていたと思います。

ネットでの情報を見てもL-590AXIIより先々代のL-590AIIの方がラックストーンの温かみがあって好きだったとか、その格下モデルのL-550AIIが良かったとか。LUXMANのアンプの面白いところは、往年のラックストーンと呼ばれる温かくまろやかな音が特徴で現代モデルになるに従い高解像でクリアな音になってくるという変化です。これは必ずしも進化とは限らず、音の好みによってどの世代のどのアンプが好きだったというのがファンの間でも分かれるという事です。

今でも純A級モデルとAB級モデルで好みは分かれます。もちろんLUXMANの真空管モデルが良いという方もいらっしゃいます。単なる世代交代ではなく、その時々の世代の味わい、そして方式による音の違い、など様々なバリエーションの中から一概に「高いものが良い」と言えない世界観を作っている稀有なメーカーがLUXMANなんじゃないかと思います。

かくいう私もラックストーンの特徴が残るC-8fに感動し、やや現代モデルにシフトしたC-800fにはそこまでの感動を得ませんでした。でも、どっちが使いたいアンプか?と聞かれたらC-800fを選びます。長く聴き続けるほどにC-800fのなんでもこなす美音の優秀さが分かります。

となると今回私が選びたいのはC-8fのようなまろやかな艶を持ち合わせつつ、C-800fの解像感の高い美音を組み合わせたバランスのアンプです。

この観点でセパレートアンプはC-800fの系譜を継いでいるとすれば比較的スッキリした解像感高く、力強い音が鳴ると思います。AB級のプリメインはそれを一体型に昇華した音作りだと考えられます。一方純A級のL-590AXIIはそれよりも艶やかさや温かさを残し、そして現代的な解像感も併せ持った旧来のLUXMANの進化系と考えることが出来ます。

そして、L-590AXIIの格下モデルL-550AXIIにも注目です。

外観はとてもよく似ていますが高さが少し低くなっています。このLUXMAN独特のデザインについては「古臭い」「ダサい」という声があるのもわかるのですが、私個人的には「めちゃくちゃ好き」なデザインだったりします。何というか「これぞLUXMAN」というブランドの代名詞的デザインだと思うんですよね。セパレートアンプのスッキリしたデザインも嫌いではないのですが、やっぱりプリメインのLUXMANデザインにはある種の憧れを感じます。

さて、L-590AXIIの格下となるL-550AXIIですが当然格としては下ですが、それでも600ペアを上回ると評する方がいらっしゃいます。上位モデルの片鱗をしっかり持つアンプなのだと思います。

そしてネットでの評価を見ると、こちらのアンプの方が感動した、心を揺さぶられたという評価が多い気がしました。上位モデルのL-590AXIIはフラグシップの宿命か、他モデルとの比較などがよくされていましたが、L-550AXIIはただこの音に惚れたというイメージの声が見受けられて不思議でした。

大阪の老舗オーディオショップ「逸品館」さんのレビューを見て少し納得。曰く「ストレート・スイッチ」をオンにして余計な回路をスキップする事で上位モデルに迫る音質になる。そしてこのL-550AXシリーズの音が好きだと仰られています。

そして何よりL-550AXIIをVienna AcousticsのBeethoven ConcertGrand(T3G)と組み合わせて評価されているので、私にとっては完璧なレビューなのです。※私が所有するBeethoven CG SEの一つ前のモデルでの比較ですが、その相性や音の雰囲気はまさに参考になります。

逸品館さんは良いものは良い、今一つなものは今一つとハッキリ書かれるところに好感が持てますが、同じくしっかり好みの差を書き分けられる「ザ・ステレオ屋」さんのブログでも非常に好印象なレビューがされていました。

面白いのは逸品館さんとは音の印象が結構違う事ですね。そういえばネットでもL-550AXIIは低音が不足しているという感想を書かれる方と低音がしっかり出るという感想を書かれる方がいるようでした。もちろんL-590AXIIは更に力強く沈むと思うのですが、L-550AXIIが決して不足しているとも言えないはずです。この辺りもよく見ていくと「組み合わせているスピーカーの違い」が色濃く出るアンプなんじゃないかな?と感じました。

そういう意味では組み合わせたスピーカーによって平凡にもなり、格上機レベルに化けもするのが本アンプであり、そしてVienna Acousticsとの組み合わせは良い方に働く、という事が想像できました。これはPRIMAREにも匹敵する信頼感です。

本命はL-590AXIIだと思いますし、良い出物があれば入手したいと感じますが、その前にL-550AXIIをどうしても体験したい。むしろこれで満足すればL-550AXIIでいいんじゃないか?!とさえ思います。

結論

という事で、長い長い検討の中で私が今回Beethoven CG SEに組み合わせるアンプとして選んだのはLUXMANのL-550AXIIとなりました。

ピュアオーディオは卒業した。と宣言して1年半ですが、正直このクラスのアンプを採用してしまうというのはピュアオーディオの入口に戻ってきてしまったと言って良いと思います。悔しいですがこれは一度良い音を経験してしまった人間の性なんだろうと思います。

でもデザインに憧れていたLUXMANのプリメインを部屋に置けるというだけでワクワクする気持ちです。次回は設置と音のチェックを記事にしたいと思います。

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