ここ数年ポータブルやPC用のスピーカーばかりに意識を向けていましたが、
久々に据え置きメイン環境の見直しを行いました。
据え置き。といっても元々私はピュア派ではなくAV派なので、映画やゲームを楽しむのが最優先。でも2chオーディオも楽しみたい!というポジショニングです。
●従来のシステム
AVアンプ SONY TA-DA5300ES
フロントSP infinity Kappa9.2i
センターSP infinity Kappa Center B
サラウンドSP Victor SX-L33MK2
サラウンドバックSP Victor SX-L33
ポイントはまずフロントSPのKappa9.2iです。
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/kappa9-2i.html
高さ152cm/重さ54kg×2本という大きさで、圧倒的なスケールの音を出します。
これのおかげでサブウーファーは全く不要です。なにせサブウーファーで使われる30cmクラス
のウーファーが4発も付いてますからね(笑)唸るような響きがこれだけで味わえます。
SONYのAVアンプで鳴らしきれていたか?と言われれば全然鳴らしきれてはいなかったと思いますが、それでも十分楽しく迫力のある音を楽しませてくれていました。
●新システム
AVアンプ PIONEER SC-LX86
フロントSP infinity IRS-OMEGA
センターSP infinity Kappa Center B
サラウンドSP infinity Reference 10E
サラウンドバックSP infinity Reference 10E
センタースピーカー以外は全とっかえです。
新システムのポイントは
・長年付き合ってきた愛着あるKappa9.2iから離れ、IRS-OMEGAを導入したこと。
・スピーカーを全てinfinityで統一したという事。
・アンプのレベルアップ
正直なところIRS-OMEGAが発売されたのは1999年頃。今となってはすっかり昔のスピーカーです。OMEGAどころか、infinity自体今や新品で買うことはできません。今回OMEGAは中古で購入したのですが、おかげで音質に対してリーズナブルに導入できたと思います。何せ定価でペア100万円とKappa9.2iの2倍だったスピーカーですからね。
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/irs-omega.html
Kappa9.2iと比べてサイズは一回り小さく122cmですが重さは55kgとKappa9.2iをも凌ぎます。背の高さも視聴環境からすればちょうど良い大きさになり満足しています。
また、サラウンドをinfinityで揃えたのは気分的な部分が大きいです(笑)
音質がどうこうっていうのもさることながら、精神的に全スピーカーを同メーカーで揃えておきたい。というのはマルチチャンネルをされる方なら誰でも持っている感覚じゃないでしょうか。加えて、私はKappa9.2iを購入した当時からすっかりinfinityに愛着を持ってしまっていましたので、全チャンネルinfinity化というのは夢の一つでした。
しかも今回サラウンドもサラウンドバックも全く同じスピーカーで4本揃えましたので、こんなスッキリ気持ちい事はありません。
こちらは以前のVictorより一回りサイズも大きくなり、ブックシェルフながらサラウンドに必要な豊かな音出しをしてくれているように感じます。
最後にAVアンプですが、2012年各賞を総なめにした高評価機種PIONEER「SC-LX86」です。
http://pioneer.jp/components/avamp/lx86/
正直、このAVアンプ凄いです。
これまで、YAMAHA→SONY→ONKYO→SONYとAVアンプを購入してきて、初のPIONEERでしたがこれは本当に度肝を抜かれました。
このアンプでは9.2chまで設定できるので、フロントハイを置いて9チャンネル化。というのもアリなんですが、まずは7チャンネルにして、フロントハイ用の2チャンネル分を使ってメインのIRS-OMEGAをバイアンプで鳴らす。というチョイスをしてみました。
という事で、それぞれの音質や機能の感想(レビュー)は「その2」以降でご紹介したいと思います!