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ZTE AXON 7 レビュー2【基本設定&ベンチ】

今回はAXON 7の基本機能と設定周りをチェックしてみます。Marshmallowで実現している設定部分とAXON7特有のものもあると思いますがごちゃ混ぜでピックアップしてみます。

●ベゼル/ホームUI

まずディスプレイ回りですが、ベゼルは少し目立ちます。左右については狭ベゼルとまではいきませんが十分許容範囲。下もメニュー系のボタンがあるので逆にそれほど気になりません。一方、上のベゼル部は何となくもったいない気がしますね。画面ギリギリまでゴールドのデザインが降りてきてくれていてもいい気がしますが、全体デザイン上の考慮?なんでしょうか。

ホームのUIもオーソドックスな作り。

ただ私は「アプリアイコンむき出しが嫌い」なのと「フォルダの多段階層が必須」なので今回も速攻でNOVAに変更。いつもすみません(笑)

●ベンチマークチェック

これも毎回のチェックですが処理能力のベンチマークも取ってみました。

最新のベンチではないものもありますが、前回Zenfone2を購入した際にhonor6Plus、XperiaZ3で試した内容と全く同じベンチマークをAXON 7でも走らせてみました。

色々アプリも入れ、設定もいじった後のベンチマークなので、多少純粋なベンチにはなっていない事。また、当然ほかの3モデルは世代が違うのでAXON 7が圧倒することは前提として確認ください。

Antutuが13.5万ですから、やはり世代の差を大きく感じる結果ですね。

●基本設定/操作関連

ではここからは設定関連について。設定画面を開くとまず「よく使う設定」が開きます。基本的な設定は大体ここに揃っていました。

次に「すべての設定」を選ぶと、いわゆるAndroidOSでよくある設定類が並んだページに切り替わります。結構オリジナル設定も多い印象で、操作系/セキュリティ系が充実しています。

MI-POPは片手で操作しやすくする為のポップアップランチャーです。ONにすると常時基本ボタンが表示されるのがイケテナイ。

指紋センサーの設定。5つの指を設定できるほか、指紋センサーで様々な挙動をさせる事が出来ます。精度も高く認識も超速いです!これは使わない手はありませんね。ほかにも「音声認証」もあって、声でロック解除なんて事も出来ます。使いませんけど(笑)

モーション系も充実しています。耳に当てると電話に出られる。裏返すとアラームを止められる。ポケットに入っている時は着信音量が大きくなる。など毎回機種によって少しずつ違いはあれど、このあたりはAndroidOSは本当に進んでいますね。

ナビゲーションキーの左右を入れ替えられます。普通「履歴」ボタンは、長押しで「メニュー」ボタンを兼ねている事が多いのですが、どうやらAXON7ではその割り当てが出来ないようです。大問題。別機能のMI-POPで「メニューボタン」があるのですが非常に面倒ですね。本件詳細は別記事にしたいと思います。

ディスプレイの画質調整は思ったより淡白でした。細かいカラー調整、ホワイトバランスなどが出来るわけではありません。またAXON7は有機ELなんですが、他機種に比べてもかなり色が濃いと思いますので、もう少し細かく設定できても良かったかな。と思います。

本体の電源オンオフを時間でセットしておくこともできます。ほかに夜間はLEDを灯さない、などもできますが、そもそも朝になったら電源が入る。というセットはちょっと面白いですね。

●アプリ・権限関連

アプリケーションの管理回りも見てみます。この辺りはMarshmallowで結構変わったところもあると思います。

基本情報はこちら。

Marshmallowで非常に残念なのは、どうやらまたアプリのmicroSDへの移動が禁止されているようでmicroSDへの移動ボタンがなくなっています。これは本当に誤算(調査ミス)でした。これならやっぱり内蔵ストレージの大きなモデルにすれば良かったかも。という後悔も少し。ちなみにMarshmallowでは逆にmicroSDを内蔵ストレージとしてマージする機能が搭載されましたがAXON7では無効にされているようです。無理矢理やる事も出来ますが、それはまた次の記事でご紹介します。

アプリ毎の通知もわかりやすく設定できるようになりました。例えばLINEを機密性が高い。と見立てて、ロック画面では通知を非表示にする。といった事がアプリ毎に設定できます。

またアプリがアクセスする権限も、アクセスする機能ごとにまとめて確認できるようになっています。

基本的なアプリについてはデフォルト(既定)をセットしておくこと、あるいはここで変える事が出来るようになっています。以前はまとめて確認することは出来なかったのでWindowsみたいで分かりやすいですね。

アプリリンク。これもMarshmallowで追加された機能だったと思います。どのURLだとどのアプリで開くかを指定できます。

AndroidOSも徐々にシステム回りの設定がしっかりしてきましたね。機種に特有の機能、設定方法をアレンジできるのもAndroidの面白さですが、一方でOS標準機能だと思っていたら機種依存のものだったり。というケースでは端末によって分かりづらい場合もあります。

という事で、基本の基本。OSの設定周りを見てみました。

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