前回の記事でRyzen 7 2700Xを中心に購入したパーツを紹介しました。
今回は実際に組んでみたいと思います。まぁ、組むといっても自作erの皆さんには何の面白みもない普通のパーツ類なのでさささっと。
自作で一番緊張&ワクワクするのはCPUを置く瞬間ですね。Ryzenは剣山状の細かい針タイプなので折れたら一巻の終わりです。
レバーを下げて固定した時の達成感(笑)これだけで30%くらい終わったんじゃないかと感じるほど。
先にメモリを挿していきます。このメモリ角ばってて痛い。
そして、クーラーまで積んだら一度仮で電源確認。問題ないことをチェックした上でケースに固定、グラボ類を挿していきます。
あとは電源をセットし、コードを繋いでいくだけ。てな感じでその先はあっという間に完成。
ちなみにケースは2011年から使いまわしているSilverStoneのRAVEN3
このケースがいまだに愛着があるのです。どこが気に入ってるかは当時の記事にも書いたんですが、マザーの固定が90度回転していて通常ケースの後ろに来るはずの背面パネルがケースの天井に来るんです。これほんといい。作業しやすいし背面のスペースを無駄に広くとらなくて済むのです。
また、SSDやHDD類をマザーの裏側に配置することで5インチベイも余裕が生まれます。
正面のショーケースにPCの守り神を設置
クリスタルの扉を閉め全てセット完了
電源オン!
電源もメモリもマザーも光ってます。空気は底面の大きなファンから天井ファンに向けて綺麗に抜けていきます。電源のスマート機能やストレージスイッチで最低限の稼働、冷却もしっかり出来ていると思いますので静音性もいいんじゃないでしょうか。
正面の守り神も光を浴びます。さしづめ我が家のアマデウスといった感じ
ああ。これが自作の楽しさ(笑)
ちなみにケースの中から除くと牧瀬紅莉栖の後頭部が見えています。
おっと、つい見とれてしまいましたが、いくつか鉄板ベンチを回してみましょう。
CristalDiskMark6
SSD 860 EVO
2.5インチSSDの中でもかなり速い部類じゃないかと思います。リード560MBは立派。
Seagate 8TB HDD
5400rpmにしてはよく頑張ってる?気もします。よく使うデータはSSDに置きたいところですが、一旦ここで運用。
Seagate 4TB HDD
これは何年か前から使っているHDDでサブデータ用です。キャッシュも小さいですし5400rpmという事で順当かなと思います。
CPU-Z
自動でCPUにブーストが掛かっていて4.3Ghzくらいまで上がっています。
CINEBENCH R15
少しブーストが掛かっているのでネットで出てくる定格スコアよりは高いですね。まずまずじゃないでしょうか。
PCMARK10
ん?こんなもんで順当なんだろか?PCMARK10ってちょっと分かりづらいんですよね。
FF14ベンチ
まぁ、2Kでゲームをする分には十分なんでしょうね。
FF15ベンチ
やっぱFF15になると負荷がかなり違いました。2Kでも高品質で回すと「やや快適」レベルに留まることに
FF15ベンチ 4K
4K高品質だともう結構カクカクしてきました。プレイできない程ではないですが見苦しいです。評価も「重い」
ということで、グラボがGTX1060なのでやっぱりハードなゲームをやるにはちょっと非力かなと思いましたが、それ以外の通常利用では全く困る事はなさそうです。むしろ必要ならグラボ側を変えてやればいいかなという印象。
あまりベンチばっかり回すのは好きじゃないんですが、また気が向いたら他にもやってみたいと思います。