ピュアオーディオ

IRS-SIGMA 導入【オーディオシステム入替 その1】

我が家のオーディオ環境をリニューアルしました。まず今回はこれまでの環境を振り返りつつ、スピーカー「IRS-SIGMA」導入に至った経緯をご紹介します。

1.約3年前 infinity IRS-OMEGAを導入した理由

過去の記事を遡って頂けると分かりますが私は生粋のinfinityファンです。1998年にKappa9.2iを購入してinfinityの雄大な音に心を奪われてから、もう他社スピーカーを導入しても結局infinityに戻ってきてしまう。という経験をしてきました。

そんな中、メインスピーカーだったKappa9.2iをIRS-OMEGAに入れ替えたのが3年前。ホームシアター志向のKappaからピュアオーディオ志向のOMEGAに替える事にしました。このきっかけは当時ポータブルオーディオにハマっていた時に、我が家のオーディオ環境は「迫力では据え置き」だけど「音質ではポータブル」の方がいいんじゃないか?!と感じてしまったからです。

今思い返せば、アンプが非力だった為にKappa9.2iの力を発揮できていなかったとも言えますが、ともかくIRS-OMEGAによって我が家のオーディオ環境はグレードアップされたのです。

このとき、IRS-OMEGAより更に上位モデルのIRS-SIGMAではなく敢えてOMEGAを選んだのはアンプに不安があったからです。IRS-OMEGAはKappaよりアンプのパワーが必要と言われていましたが、IRS-SIGMAはそれより更にパワーがいると理解していました。我が家のアンプ事情では到底IRS-SIGMAを鳴らすことは出来ないだろうと思ってましたので、まずはOMEGAへのステップアップがいいだろう。と判断したのです。

左:Kappa9.2i 右:IRS-OMEGA (小さくなったものの音質は格段に向上)

当時の記事をご覧頂ければ分かりますが、非力なAVアンプではOMEGAはしっかり鳴ってくれず「広がりがなく、詰まった音」になってしまいました。ところがAVアンプをパワーのあるSC-LX86に替える事で見違えるように良い音に変わったのです。

Kappa9.2iは30cmウーハー×2本を搭載するバスレフ型。また箱(エンクロージャ)も大きかった為、音の雄大さ、迫力は圧倒的です。OMEGAはそこまでの雄大さはないものの音楽としての質では完全に勝っていました。

2.上流を見直せば音が変わる事を痛感

スピーカーのポテンシャルを発揮するのにアンプが非常に大事だ。と身に染みて実感した私は、今年に入ってパワーアンプ部分をAVアンプに依存するのをやめ、純粋な単体パワーアンプを導入してみました。それがROTEL RB-1582MK2です。リーズナブルながら4Ω 400Wの出力とダンピングファクター800(8Ω)を誇るハイパワーアンプです。これがまた大成功で、OMEGAの音は更に上質に、深く、艶っぽく変わったのです。

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20年近くAVアンプで音楽を楽しんできた私にとって、入門レベルとはいえピュア志向の音に今更ながら本当に驚きました。もっと早くに導入すべきだったとも思いますし、今となってはKappa9.2iには申し訳ない事をしていたなぁ。と反省する次第。

とにかくアンプ食いで鳴らしづらいと言われたIRS-OMEGAが我が家の環境で満足できるレベルで鳴ってくれたのが嬉しかったですね。

3.今回 IRS-SIGMAを導入した理由

こうなると、かつてアンプの非力さを懸念して選択肢から除外した「IRS-SIGMA」に俄然興味が湧いてきます。

http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/irs-sigma.html

IRS-OMEGAの音はとても良いのですが、以前使っていたKappa9.2iに比べて音の雄大さではどうしても追いつくことが出来ません。非常にまとまりがあり各帯域のバランスも最高、高域にも低域にも不満はなかったのですがどうにも優等生的な気がしていました。

当然スピーカー自体のサイズの違いもあるので諦めていた(すっかり気にもならなくなっていた)のですが、ふと、SIGMAだったら音のレベルを更に上げつつ、Kappa9.2iの雄大さも取り戻せるんじゃないか?と想像してしまったのです。

ただ、SIGMAはOMEGA以上のアンプ食いスピーカーです。一説には「ステレオアンプで鳴らすのは難しい。ハイパワーなモノラルパワーアンプが2台要る」と仰る方もいるくらいでしたから侮る訳にはいきません。

ちなみにSIGMA、OMEGAと言えばinfnityのピュア志向スピーカーであるIRSシリーズの最終形とも言えるモデルです。更に以前にEPSILON、GAMMA/DELTAなどが発売されていましたが、ここまで遡ると最初からアンプを複数台要求したり、サーボコントロールアンプが付属している等、特殊な取り扱いが必要になります。DELTAは1台のステレオアンプで鳴る仕様ですが、GAMMAと同スペックですから一筋縄ではいかないことは容易に想像できます。更にもっと遡るとBETA、IRS-Vという片チャンネルだけで2台という弩級スピーカーの世界に辿りつきます。

IRS-Vなんてもはや「壁」ですよね(笑) 価格も1000万円を超えていたシロモノですが、これがinfinityの真骨頂なんだろうと思います。
http://search.fenrir-inc.com/image/?hl=ja&safe=off&lr=all&channel=smart_s_s5w&fmt=all&dimensions=all&sizeview=off&q=INFINITY+IRS-V

そういう意味では、歴代infinityスピーカーを見渡してみて、一般スピーカーと同じ取り回しが出来るハイパフォーマンスモデルが「IRS-SIGMA」と言えると思います。そこで私にとってinfinityスピーカー最後の所有に相応しい「IRS-SIGMA」にチャレンジしてみる事にしたのです。

とにかく興味深いのは「じゃじゃ馬なOMEGAをそれなりに乗りこなしてくれたRB-1582MK2が、SIGMAを鳴らせるか?!」です。いや逆に「RB-1582MK2」で全く鳴らせないなら、それはそれで面白い!とさえ思いました(笑)

4. IRS-SIGMAの導入!

そんな検討経緯を経て、ついに我が家にIRS-SIGMAが到着しました。

高さ1m49cm、重さ1本67kgという大型サイズ。身長こそKappa9.2iに僅かに及ばないものの、幅/奥行も含めた合計サイズや重さでは我が家歴代最大のスピーカーです。動かすことすら容易ではありません(笑)

KappaやOMEGAがオーク色だったのに対し、SIGMAの周囲は深く濃い茶色で高級家具を彷彿とする質感です。ハイエンドな雰囲気が溜まりません。

OMEGAも背面にツイーターがありましたが、SIGMAでは前面に搭載されているツイーターと同じHE-EMITが搭載されています。

大きさはOMEGAを大きく上回り、Kappa9.2iを思い出させてくれます。

左:IRS-OMEGA 右:IRS-SIGMA

後ろから見ると、SIGMAの中にOMEGAはすっぽり入ってしまうくらい違う事が分かります。

実際には3機種並べは実現しなかったので合成してみました。Kappa9.2i、OMEGA、SIGMAを並べるとこんな感じだったと思います。


※SIGMAはスパイクのせいで一番高く見えていますが、実際はKappa9.2iの方が僅かに高いです。

では、次回は実際に音を出してみたらどうだったのか!をご紹介したいと思います。

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