ピュアオーディオ

LUXMAN コントロールアンプ C-800f 導入 ~音出し編~

C-8f に変わって導入した C-800f の設置、音出しについてご紹介します。

現行モデルと近いデザインの為、あまり古さを感じさせませんが実はもう14年も前のモデルになります。ITや映像系の世界と違って、オーディオの世界は14年前の機種でも古い感じがしないもんですね。

C-8fでも天板の美しさを感じましたが、本機も綺麗ですね

背面から見てみると、非常に厚みのある天板だと分かります。側板もしっかりしています。

入力端子はがっつり減っています。入力は何と3系統しかありません。でも我が家では2系統しか使っていないので全く十分。

ボリュームも C-8f が-120dbまで減衰できたのに対して、C-800f は-71dbまでしか減衰できません。

C-8f のボリューム

-120dbまで音量を下げる事ができるので無音状態から緩やかに立ち上げる事が出来ます。ノブも限界までくると気持ちよく止まる仕様。重さもあって高級感がいい。

C-800f のボリューム

やや小さく、メモリもなく、感触も軽く、延々とクルクル回ります。高級感ないなぁ。価格的には高級なのに。

減衰量も最大で-71db。普通に音楽として聴こえているレベルから、もう一段階絞るといきなりミュートになります。普段聴く音量では全く問題ありませんが、何とも情緒がない感じ。現実主義的。

この辺りは、C-8f の頃の旧デザインの方が高級オーディオとしての拘りを感じていいですね。C-800f はいかにも現代機っぽいノリになっています。電源を入れたり、モードを変える度にカチっというリレー音が鳴るのもあまり好きではありません。C-8f の方がこのあたりもアナログ感がありましたね。

とはいえDACのようにファイル再生の度にカチカチリレー音が鳴る訳ではなく、音楽を聴いている時には何も音は鳴らないので助かりました。

電源ケーブルはJPA15000が付属。

C-8f はJPA10000でしたのでここはグレードが一つ上がっています。

ごついマニュアル

このマニュアルを見た時が一番「高級モデルなんだなぁ」という実感が湧きました(笑)

回路図なんかも載っててワクワクしますね。

そして待望のリモコン。これが欲しかったんです。

さて、いよいよセッティング

C-800f と 2台の RB-1592SE をアンバランス(RCA)で接続しバイアンプモードにセットします。

C-800f LINE1 L low R low → RB-1592SE 1台目 L入力 R入力

C-800f LINE2 L high R high → RB-1592SE 2台目 L入力 R入力

そして、モードをバイアンプモードに

バイアンプモードではhighチャンネルの音量を調整する事が出来ます。こちらのようにHighチャンネルの音量を絞れば相対的に低域が強化されます。C-800f はトーンコントロールが付いていませんが、直接ボリュームを下げられるので結果的に上質なトーンコントロールとして機能させることが出来ますね。

ちなみに、左右の音量調整を行う事も可能です。設置状況によっては使う機会があるかもしれませんね。

音の傾向

一聴してC-8f とは違う音が鳴っている事が分かりました。それぞれ特徴は以下の通り。

C-800f

・上質でリッチな音。高域から低域までフラットな音の出方

・分離感が強く、空間が広がった印象

・ダイナミックレンジが大きく、タイトで膨らみがない低域

・中域、ボーカルに透明感がある

・まろやかさがあり、どの音域も刺さらない

C-8f

・艶やかで厚みのある音

・中高域に至るまで厚みを感じる

・低域はタイトではなく量感を感じさせ、広く響くイメージ

・中域にややザワつきを感じる

・まろやかで、どの音域も刺さらない

端的に言うと、C-8fに対してC-800fは

・高域から低域までフラットでありながら、質の高い音を奏でる

・高低のダイナミックレンジが高まり、空間も広がった

という感じでしょうか。

C-8f を初めて鳴らしたときは「おおお。すげぇ。音に包まれる!」という感激でしたが、C-800f はちょっと冷静な気持ちで聴きました。「ああ、なるほど。ステージが上がるっていうのはこういう事か。凄いな」っていう感じ。アンプを変えた時の驚きの幅がC-8fの時の方が大きかったんですが、C-800fは素直にそこからグレードを引き上げた感じの音がします。

艶やかさ、厚み、という点ではC-8fの方が情感たっぷりに聴かせてくれた気がします。C-800fも決して艶やかさがなくなった訳ではありませんし十分温かみのある音を出します。ただ、C-8fの方がそちらへの振れ幅が大きかったという事で、比べるとC-800f はやや引き締まった音になっています。逆に一度C-800fで慣れてしまうとC-8fはボヤっとした音に聴こえるかもしれませんね。

またバイアンプモードの効能ですが、普通のアンバランス接続と切り替えてみると、音の厚み、立体感、空間の広がりに差があるように感じます。ノーマルアンバランスだとちょっとこじんまりとした音になる印象。

ちなみに、パワーアンプへの接続はいくつか試しました。

①上下振り分け

アンプ1 L low R low

アンプ2 L high R high

②左右振り分け

アンプ1 L low L high

アンプ2 R high R high

③上下振り分けのアンプ入れ替え
アンプ1 L high R high

アンプ2 L low R low

上下と左右で音が変わるのは分かるんですが、同じアンプだから上下で役割を入れ替えても変わらないだろうと思いきや、これが音が変わるんですよ・・・。これは、これまでも感じていた事なんですが、同じRB-1592SEでも僅かに「個体差」があるようなんです。ちなみに結果としては③が一番好みの音になりました。低域の量感や中高域の厚みも出てきた印象です。

C-800f になってコントロールアンプの向上としては満足感を得られましたので次いじるとしたらDACかな?と思います。

現在のオーディオ環境は下記構成となりました。

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