PlayStation 5 ではアストロズプレイルーム、デモンズソウル、デビルメイクライ5SEなんかで遊んでいます。そこで今回はプレイしていて感じたPS5のグラフィックレベルについて紹介したいと思います。
これまでも新しいPSが出るとそのグラフィックレベルの紹介をしてきました。PS4購入の時は「キルゾーン」がヤバいぞ。という記事。
-
PS4購入 その8 グラフィック編2 キルゾーンはやっぱり凄い
前回PS4のグラフィックの凄さについて、龍が如く 維新でPS3とPS4の差を見てみました。 そして、トゥームレイダーは更にリアリティが別格だとご紹介しました。 今回は、PS4のグラフィック力を語る本命 ...
続きを見る
PS4Proでは4K対応になる事でどこまで精細になったか?
-
PlayStation 4 Pro レビュー2【4Kチェック】
PlayStation 4 Pro の画質比較を行ってみたいと思います。 ちなみに我が家は残念ながらまだHDRに対応するテレビを持っていません。なので純粋に「4K画質」としてのチェックをしてみます。 ...
続きを見る
そして今回のPS5ではネイティブ4K(ほんとにあるのか?)や更にレベルが上がったHDR表現、そしてレイトレーシングなんかがグラフィックという視点では花形な訳です。デビルメイクライ5SEではまさに4K120hz、HDR、レイトレーシングに対応していて新世代感をバリバリ楽しむのに最適なんですが、あえて今回はデモンズソウルとアストロズプレイルームを例にキルゾーンの時にもフォーカスした「描き込みのヤバさ」について触れてみます。
まずデモンズソウルですが、いやこれホントに描き込みが凄いと思いました。PS4のキルゾーンに感じた時と同じ衝撃をもう一度味わえると思いませんでしたよ。
例えば見てくださいこの壁の寒気を感じるまでの質感。4Kかどうか?という話じゃないんです。ひたすらディティールまで突き詰められた描き込みが凄いんです。
上から地面を見た時の砂粒の細かさ
装飾の彫り込みの精緻さ
近づいても破綻しないばかりか、近づくほどにその細かな彫り込みを感じさせます。そして彫刻に目を奪われがちですが柱そのものの質感もため息レベル。
なるほど。これはPS4Proから確実に世代が変わったな。という感覚を持ちました。繰り返しますが4Kだから凄いんじゃなくて、ゲームは世代ごとにこの描き込みの拘りが進化してきました。そしてPS5世代ではここまで精細になったという事です。
アストロズプレイルームではプレイステーションファミリーのオブジェクトCG(アーティファクト)のリアリティに目を奪われます。
初代PSの背面。コンポジット端子の実写感が尋常じゃない。
PS2の背面端子部分。もうしばらく端子CGフェチみたいになりました(笑)
DualShockのプラスチッキーな感じもよく再現されてますよね。実写と言われたら「そうかもしれない」と錯覚しませんか。
そして脱帽なのはDualSenseのグリップ裏部分にあるザラザラした△×○□の再現
本体の内側の△×○□も再現されています。
何気ない白壁もなんとなくザラツキがあるなと近づいてみると
膨大な△×〇□のザラザラが散りばめられています。怖い(笑)
我が家では65インチ4Kテレビでプレイしていますが、それでもテレビにめちゃくちゃ近づいても高精細。つまり、PS4時代より大画面にそして4K解像度が普及してきた現世代で「ごまかし」がないように描き込みをどんどん精緻にしていってるって事ですね。
本記事のスクリーンショットは負担を減らすために「800×600」まで落としています。それでも何となくその精細さが想像できるんじゃないでしょうか。これが本物は「3840×2160」の解像度で描き込まれている訳です。めちゃくちゃ凄いですよ。
PS5では4K、HDR、レイトレーシングなど規格とその活用に注目が集まりがちですが、純粋なグラフィック描き込みそのものに意識を向けて世代差を感じてみるのもおすすめです。やっぱりPS4との縦マルチゲームより純粋なPS5開発ゲームの方が凄いんじゃないかな?
4KディスプレイでPS5をプレイされている皆さんも是非プレイ中立ち止まってグラフィックの描き込みを楽しんでみてください。