以前使っていた4K 液晶 VIERA TH-55AX900を購入した時に、プラズマVIERA TH-50PZ800との比較チェックをPS4のトゥームレイダーを使って行いました。LG OLED 55B6Pでも全く同じ比較をしてみたいと思います。
PS4Pro側で「4K」と「2K」を切替。B6Pの方では「ゲームモード」と「HDR(SDR→HDR化)モード」の計4通りで見てみます。
トゥームレイダーはHDR非対応なので、HDRモードと言っても単にSDRをHDRっぽくしているだけですが、それでもこのコントラスト表現は素晴らしいですね。
一方、4Kと2Kではほとんど違いがありません。PS4Proによる4K対応もされていないゲームだと思いますので、純粋に2Kコンテンツを4Kパネルで表示させているという意味で、同等画質になるものと思います。
AX900(液晶)とPZ800(プラズマ)は当時の写真を引っ張り出してきましたので、撮影自体のクオリティが低い可能性もありますが、決してピンボケしている訳ではなく、これに近いクオリティ差は実際にあると思います。
結論的には、B6Pの応答速度はAX900のゲームモードオンと変わらないくらいでしたので、検証で使ったトゥームレイダーのようなカジュアルな操作のゲームでは十分な応答速度だと思います。
ちなみにAX900とPZ800は「PS4→AVアンプSC-LS86経由」で、B6Pは「PS4Pro→AVアンプSC-LX59経由」となっていますので、この辺りによる差も僅かにあるかもしれません。ただ恐らく誤差範囲だと思います。
もちろんfpsや格闘ゲームでフレーム単位の勝負をされる方はREGZAはG20X、M500Xを筆頭にゲームモードの優れたモデルが揃っていますのでそちらを検討されるのが良いかもしれません。ただ、そもそもOLEDには倍速もありませんし、パネル的に遅延は小さいので一般的な液晶テレビと比べて決して劣る印象はないと思います。もちろん実際にプレイしていて違和感を感じる事はありません。今まで「おそっ!」と実感したのはAX900のゲームモードオフ(つまり、倍速以上のモードにしている液晶)だけです。それにしてもプラズマは速かったですね・・・。
追記)
2017年4月13日のアップデートでB6PにもHDRゲームモードが追加され、HDRでもぐっと遅延が抑えられるようになりました!