現在のAVアンプは不具合によりXbox SXの4K120hz信号を通せるモデルがないんですが、ついに解決策が提示されました。
現在のAVアンプには不具合がある
2020年10月にDENONのAVアンプ「AVR-X4700H」を購入したんですが、購入前に調べた情報どおりPS5は4K120hz信号を通しますが、XboxSXの4K120hz信号は通すことが出来ませんでした。
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これはAVアンプに積まれたパナソニック製のチップの不具合だそうで、DENON、Marantz、YAMAHAのHDMI2.1対応AVアンプ全てのモデルで該当します。
我が家では仕方がないのでXbox SXはテレビに直結して4K120hz信号を送り、AVアンプにはeARCで戻す方法を採っています。正直これでも全然困る事はありません。
その後、AVR-X4700HからMarantzのSR8015に買い替えましたがもちろんこの問題はSR8015でも抱えていますので接続は同じです。
問い合わせは入れていたが・・・
当時DENONには問い合わせを入れており「解決策が出てきたら連絡する」と言われていました。
ただ、チップの不具合。となると、チップ交換以外に解決できるとは思えずもし交換対応すると言われても今更本体を送ったりするのは面倒だなぁと思っていた訳です。
そんな中、驚きの方法で解決策が提示されました。
驚きの解決策
なんと本体に手を入れるのではなく、専用のHDMIアダプターを噛ませることで4K120hz信号を通せるようにするというのです。
え!AVアンプ内のチップに不具合があるのに外部で解決できるの?と驚きましたがどうやらそういう事みたいです。AVアンプに入力する信号に何か手を加えるって事なんでしょうね。どのようなカラクリなのか全く想像が付きませんが、この方法で解消するらしいです。
このアダプターはユーザーに無償で提供されるとの事で、まぁ、不具合対応としては結構なコストを掛けた事になりますが、発売時に4K120hz対応!として売り出した限りユーザーであるこちら側としてはやってくれて当然の対応とも感じます。
ただ、ただでさえ4K120hz信号はケーブルの質や長さからの減衰で複雑な接続にするとブラックアウトしがちですし、こんなアダプタを噛ませて2本のケーブルで伝送するとなるとなるべく短い48Gps対応ケーブルを選択しないといけません。これケーブルは自分で買えって事ですよね・・・。まぁ、しょうがないですかね。更にACアダプター接続が必要なのでまた余計に電源が要ります。
我が家の選択は?
という事で、この解決策で上手くいくのか興味はありますのでHDMIアダプター申し込んでみました。Marantzのサポートにはまだ該当ページが見つかりませんでしたが、DENONとMarantzはサポートが共通なので気にせずサポートに投げてみました。
到着したらまた検証してみたいと思います。
但し、どっちにしてもAVアンプには4K120hz入力端子は1つしか搭載されておらず、既にそのポートはPS5で使ってしまっています。ここをXbox SXに換えたところで今度はPS5がテレビ直結になってしまいます。
どっちをテレビ直結にするか?で言えば余計なアダプタが要らない現在の構成の方がいいに決まってます。検証はしますが、結局元の構成で運用する事になるかもです。
ちなみにYAMAHAはこのアダプターを使わない解決策も引き続き模索するらしいのでその結果によってはDENONやMarantzも同じ対応ができるかもしれませんね。
ただ、それよりもまずは4K120hz対応入力を2つに増やしてほしいです・・・。