さて、WiiUについてもう少し具体的に遊んでみた感想を書いてみます。
<カラオケ Wii Uについて>
これは何となく事前に情報を見ていて、要するにゲームパッドが「キョクナビ」になるのね。という事で便利そうなイメージは持っていましたが、実際に触ってみて本当に凄いと思いました。
カラオケボックスにあるキョクナビより反応もいいですし、機能的にはほぼ網羅されています。曲を探すのも一通りの検索方法が用意されていますし、曲を選べば歌詞の最初の部分が出て確認もできます。この辺りのインターフェイスもほぼキョクナビ。
ユーザ事にランキングや点数、歌った履歴も確認できますし、マイうたやマイアーティスト登録も可能。このあたりもまんまキョクナビ(というか「うたスキ」)です。
分析採点で自分が歌った録音を確認したり、全国採点オンラインもある。ここまでカラオケボックスの操作感と機能を実現されてしまうと、今までのゲーム機やサービスでの家庭向けカラオケ機能とは何だったのか?というレベル。正直、カラオケ単体の機械として売り出しても売れるクオリティです。これが標準機能という事に驚かずにいられません。
<NewスーパーマリオブラザースUについて>
さて、ゲームについてはとりあえずNewスーパーマリオブラザースUを購入しました。
今回はゲームパッドを使ってバディプレイが出来る。というのが売りの一つではありましたが、これはそこまで革新的という感じではありませんでした。
例えば、普通に飛んだらどうやっても落ちて死ぬところにあるスターコインがあります。プレイヤーが飛んだ瞬間に、バディがその下に足場を作って死なないように誘導する。というような協力プレイができます。また、敵キャラクターを足止めしたり、仕掛けを止めたり、という役割もバディにはあります。なかなか面白い試みではあるんですが、バディは所詮「支援役」に過ぎないので、クリアの達成感が1人だけ味わえません(笑)
他は今までのマリオの正当進化版。といった印象で驚きも少なく、安心して遊べる感じ。これはラウンチ時のゲームとしては少し物足りない感じは受けますね。
HD画質になったのは良い部分です。元々実写系のような凄いグラなゲームではありませんが、ファンタジーな世界が美しく描かれていて雪のシーンなどではディズニー映画のような雰囲気も感じます。プレイヤー達が左右に離れて引きの絵になった時にも解像度高くクッキリ表現されているのでプレイしやすいですね。
WiiUの特徴の一つとしてゲームパッドだけでも遊べる。というのは本当にお気軽です。据え置き機というより、携帯機のような気軽さでパッとゲームパッドを持ってプレイしようという気分になります。この両面を兼ね備えている感覚はやっぱり新しいですね。普段PS3でやっているゲームの続きをVitaで出来るような感覚です。
また、プレイ中他のユーザのコメントが見れたりするのもWiiUならではです。結構面白いコメントや共感できるコメントもあり、見えない仲間達と一緒に楽しんでいる雰囲気が出ますね。直接的なオンラインゲームとはまた違った、ふわっとした交流が心地いい感じです。
<その他のゲームについて>
現時点で他の購入候補は「ゾンビU」と「ニンテンドーランド」です。
ゾンビUはUBIがかなり気合を入れて作っているようで、一度死ぬとそのキャラは2度と使えない。新しいキャラでスタートした時には、さっきのキャラはゾンビになっている。というコンセプトでバイオハザードがアクションゲーになるに従って忘れてしまった「サバイバルホラー」を本気で見なおした作品だそうです。評判も良いので、1度やってみたいですね。
ニンテンドーランドは試遊でやったのですが、ゲームパッドとはこういうアイデアで使うんだ。という事を教えてくれた本作は、まさにラウンチ時のパーティーソフトとして抜群だと思うんですよね。ちょっと内容の割に高いかなぁ。と思ってましたが、MiiVerseを見ていると面白そうに感じてきたので、とりあえず買ってみようかな。と思います。
<Miiverseについて>
さて、そのMiiverseとは何か?ですが、これはWiiUに搭載された様々なユーザと交流するコミュニティ/掲示板です。
ユーザはゲームの途中で他のユーザのコメントを見たり、専用のMiiVerseコミュニティで交流を図る事ができます。イメージとしては手書きもできるTwitterといった感じ。
今後荒れる事がなければ、なかなか面白い情報共有の場になってくれそうです。実はWiiUの目玉の一つはこれかもしれませんね。自分がやっているゲームについて交流したり、買おうか迷ってるゲームについてユーザの感想を見たり。もちろんインターネットで情報収集すれば良いんでしょうが、WiiUユーザ内でのネットワークというのも「部外者」があまり入ってこないのでワイワイ仲間同士で交流する感覚で楽しめる気がします。