ではいよいよ起動後のメニューを見ていきましょう。
SwitchではJoy-con部分にあるキャプチャボタンでスクリーンショットを撮る事ができ、そのままTwitterなどへ投稿できます。ただ、色々なメニューで撮っているとスクリーンショットが許可されているところと許可されていない画面がありました。本記事ではスクリーンショットと直撮りを混ぜながら貼っていきたいと思います。
基本メニュー
Switchのメニュー画面は非常にシンプルです。中央にあるソフトは左右にスクロールしていきますがそれ以外の基本メニューは全て一画面に収まっています。非常にスッキリしていますね。
左上にユーザアイコンが並んでいてマイページへ飛ぶことが出来ます。
ユーザマイページ
ここではフレンド関係や現在のステータス確認が可能です。内容もシンプルですね。
では基本メニューを左から見ていきましょう。
ゲームニュース
一番左のゲームニュースでは、ゲームの動画紹介や新作情報、Switchの使用に関する情報などがまとまっています。現時点では新作情報の確認くらいでしか利用しないと思います。
ニンテンドーeショップ
eShopもWii Uと比べて物凄くシンプルです。ゲームコンテンツの購入しかありません。体験版の入手もこちらで現在3作がダウンロード可能。将来的にはゲーム以外のコンテンツも提供されるんでしょうか?
アルバム
アルバムは自分で撮影したスクリーンショットを確認できます。ちなみにスクリーンショットの解像度はテレビでFHD表示させている時に撮ったとしても1280×720固定のようです。
画像を選んで写真にテキスト書き込みして保存する事も可能。
Twitterへの投稿時に画面内にテキストで説明を加えるなんて事が可能ですね。
「しぼり込む」を選ぶと、どこに保存されている写真か、また何の作品のスクリーンショットかを選んでしぼり込む事ができます。
コントローラー
ここではコントローラーの登録や順番の変更などが可能です。標準ではJoy-Con2つが繋がっている状態ですね。
設定
多様な設定や確認が可能です。何か変更したい場合はここですね。
映像、音声出力の設定などの基本項目から
Miiの設定
amiiboの設定
amiiboはJoy-Conの右スティックに置くことで認識します。これ凄いですよね。
その他、Joy-Conのセンサー系の調整などもあります。
そしてアルバムでも見ていた画像などの管理。ここではmicro SDカードへのコピーなどが可能です。
ただ、ゲームのセーブデータをコピーする方法がないんですよね。これは不親切。というかリスクにしかなりません。クラウド保存かmicroSDへの保存は対応実装してもらいたいですね。
写真はこちらのように月と日に分けて保存されます。一緒にsaveというフォルダが出来て何やらファイルが保存されていますが、これはゲームのセーブデータではない??んでしょうね。
スリープ
最後はスリープです。ボタンを押すと右からメニューが出てきます。
「明るさ」や「機内モード」のクイックメニューも兼ねていますね。スマホみたいです。
そしてここでは「スリープ」してSwitchを中断する事が出来ます。スリープ状態はスマホで言う画面オフ状態と同じような感じでボタン一つで復帰できます。プレイ途中だったゲームもそのまま再開できるのでとても快適ですね。
さてSwitchではスリープメニュー以外に、電源ボタンを押したり、ホームボタンの長押しで同じくスリープに入る事が出来ます。どうやらSwitchは基本的に「スリープ」運用を推奨しているようですね。
では完全に電源を落としたい場合はどうすればいいんでしょう?実は本体上部の電源ボタンを長押しする事で「電源オフ」が選べるメニューが出てきます。「普段はオフにしなくていいですよ」という事みたいです。
さてこれでメニューは全てです。思った以上にシンプルだと思いませんか?
カメラ非搭載、WebブラウザやYoutubeといったWebコンテンツ系サービスもありません。Wii Uと比べても機能が削減され、今どきのネットデバイスとは思えないサービスのシンプルさです。
ですが私は現状のシンプルさが逆にいいと思います。今やスマホでもテレビでもWebサイト閲覧やYoutube鑑賞は可能です。どの端末でも似たような事が出来る状況においてSwitchでは敢えてゲーム以外の汎用機能、拡張機能は排除しているようです。子供が使う場合にはより安全に遊べると思いますし何よりスッキリしてていいですね。
一昔前なら「色々出来ます!」が売りの一つだったかもしれませんが、今の時代「他のデバイスで既に網羅されてますよね?」という考え方に立って、余計なものは外していくという事であれば個人的にはすこぶる賛成です。
今後、eShopで様々なコンテンツが出るかもしれませんが、その場合もあくまで必要に応じて任意で設定するだけで、標準機能としてはシンプルを貫いて欲しいと思います。
ちょっと気になるのはこれから実装されるスマホを使ったオンラインマッチング等の連動機能ですね。セーブデータのバックアップがどうなるのかも気になりますので興味深く見ていきたいと思います。