以前は「モバイルSUICA」や「楽天Edy」などおサイフケータイ機能を利用していましたが、新しく買ったZeofone2がおサイフケータイに対応していない為、泣く泣くおサイフケータイ利用を止める事になりました。
●おサイフケータイは便利!
使ったことがない人は「カード型で十分」とよく言いますが、実際に使い始めるとおサイフケータイの便利さが身に染みて「できればやめたくない」と感じている方が多い気がします。
例えばモバイルSUICAの便利なところ。
1.定期として利用可能
2.定期券の更新、変更などもスマホから数十秒で完了してしまう。
3.オートチャージが出来る
4.スマホだけで手動チャージもすぐ出来る。
5.今いくらチャージされているかすぐ分かる。
6.使用履歴確認出来る (いつ、どこからどこまで乗ったか)
7.手に持ってる状態からすぐに自販機、コンビニなどで利用
今回、やむなくカード型に戻す事になりましたが普通のカード型で出来る事は「1」だけ。VIEWカードで定期券機能付きのものでも「1」と「3」だけです。ちなみにオートチャージは「改札を通ったとき」に自動チャージされるもので、コンビニの買い物で残高が足りない時などは手動チャージが必要です。
モバイルSUICAでは、家に居ながら定期の更新が出来るので自動券売機に立ち寄る必要がありませんし、長距離乗った時や買い物などで「チャージ残高が足りない」時にもスマホだけで数十秒でチャージ出来たりと便利だったんですよね。
一つ一つを見れば「必須」ではないでしょうが、一度便利になった些細な機能達は手放したくなくなるものです。
●カード型SUICA→モバイルSUICA(1回目)
元々、私はガラケー時代にモバイルSUICAを使っていました。
モバイルSUICAを利用するには、別に「VIEWカード」を保有している必要があるんですが、私の場合はビックSUICAカードを使っていました。ビックカメラもよく利用するので年会費が実質0円ですし、相互連携もお得だったからなんですが、とにかくモバイルSUICAの便利さに感動したものです。
●モバイルSUICA→カード型SUICA(1回目)
2008年にガラケーからiPhone 3Gに変更したときに、モバイルSUICAを捨てました。とても残念な気持ちでしたが、日本初登場のiPhoneの魅力は捨てて余りあるものでしたから1度目のモバイルSUICA解約を実施する事にしました。
もうオートチャージの便利さにどっぷり浸っていた私としては、オートチャージ無しのSUICAなんかに戻れる訳がありません。なのでオートチャージ+定期になるVIEWカード定期券は必須でした。
ところが、所有していたビックSUICAカードは「定期券にならない」カードだったのです。実はモバイルSUICA利用やオートチャージの設定は全てのVIEW SUICAカードで出来ますが、定期券としての利用は出来るものと出来ないものが存在するのです。
そこで、仕方なく「定期+オートチャージ+年会費0円」を満たす唯一のカード「VIEWリボカード」に変更し、ビックSUICAカードは解約する事にしました。
定期券として使えるVIEWカードは裏面に定期情報が記載されます。
でもこのVIEWリボカードにも弱点があります。VIEWリボカードは数千円程度のオートチャージであれば一括支払い枠内で金利が掛かりませんが、定期券を更新する時だけは別途VIEWアルッテまで出向いて一括払いしないと、購入額がリボの金額設定を超えて無駄な金利が掛かってしまうのです。
ここがリボカードの鬱陶しいところで、この一括払いを忘れるとリボ払いに突入してしまい金利だけで年会費0円の恩恵がぶち壊されてしまうんですよね。でもVIEWリボカード以外の定期対応VIEWカードは「年会費」が掛かるんですよ。どれもイマイチ!
●カード型SUICA→モバイルSUICA(2回目)
一時期iPhoneとAndroidの2台持ちをしていましたが、ついにiPhoneよりAndroidの魅力が勝ったタイミングで、Androidでのおサイフケータイを復活させました。
まず定期の支払いの為にVIEWアルッテに行くのが面倒なVIEWリボカードは解約し、再びビックSUICAを契約。全ての支払いを一括払いに戻した上で、モバイルSUICAと紐づけ。
もうこの便利さの復活たるや感激モノでした。「そうそう。これ!この煩わしさのなさ!」という喜びで正直2度とモバイルSUICAは手放さない。と誓ったものです。
●モバイルSUICA→カード型SUICA(2回目)
でも、2度目がやってきました(笑)
もうキャリアの支払い額の高さに耐えられなくなり、モバイルSUICAの便利さの為に毎月数千円も余分に出費する事がバカバカしく思えてきました。
でも、だからといってまたVIEWリボに戻るのは苦痛です。
そこで見つけたのが他のVIEWカードと連携する「SUICAリンク」です。
こんなの昔なかったよね!?
普通のSUICAで改札を通れば、リンクされているVIEWカードでオートチャージされる。というもの。
https://www.jreast.co.jp/card/function/link/
「オートチャージのないSUICA定期券」と「定期券にならないオートチャージSUICA」の夢の融合!
これであれば今のビックSUICAのまま、定期券をオートチャージ化する事が出来ます。モバイルSUICAよりは不便ですが普段遣いには十分ストレスなく運用できそうです。
●SUICA利用遍歴
これまでのSUICA利用遍歴を振り返ってみると以下のような感じです。
2006年 普通のSUICA(オートチャージなし)
↓
2007年 モバイルSUICA(ビックSUICA紐づけ)
↓
2008年 VIEWリボSUICA(オートチャージあり)
↓
2013年 モバイルSUICA(ビックSUICA紐づけ)
↓
2016年 普通のSUICA(ビックSUICAとSUICAリンク)
SUICAリンクが出来た事でそれなりに便利さを維持する事が出来るようになりましたね。最初からビックSUICAで定期券機能付けてくれたらそれでいい話なんですが、見方によってはSUICAはパスケース。ビックSUICAは財布。と入れる場所を分けられるのは日常生活では便利かもしれません。
と言ってもモバイルSUICAが圧倒的に便利な事に違いはありませんので、世の中の全てのスマホがおサイフケータイ(モバイルSUICA)対応してくれる事を願います。
いや、もっとクレカ、キャッシュカード、ポイントカード、会員証などありとあらゆるカードがスマホ1台で完結するようにして欲しいです。マイナンバーも連携させちゃえ(笑)
その代わりおサイフ機能の利用は徹底した多要素生体認証などを活用して、本人以外情報を閲覧する事すら出来なくしてくれればいい話です。