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Galaxy Note9 イン/アウトカメラ比較

Galaxy NOTE9はカメラ画質に優れている事も売りの一つですが、インカメラ(自撮り側)もなかなか侮れません。

まずメイン側の背面カメラのスペックを見てみます。

まずアウトカメラは今トレンドのデュアルレンズですが、Galaxyならではの特徴は広角側のデュアルアパチャーレンズです。

F1.5とF2.4をシーンに合わせて自動切換え。それもソフト側で行う補正ではなく物理的に絞りを変えて光量を調整するのでまさにリアル絞りです。1200万画素というのは最近の高画質スマホと比べればやや物足りず、確かに拡大するとP20Proなどと比べて精細感は欠けますがセンサーサイズと画素バランスを重視した画作りでしょうね。

機能面では、AIでの自動シーン判別、撮影中/撮影後どちらでもボケ具合を調整できるライブフォーカス、スーパースローモーション、AR絵文字など充実しています。

さて、一方のイン(前面)カメラのスペックはこちらです。

ここで注目したいのはF1.7という絞り値です。メインカメラのF1.5と比べればやや劣りますが、そもそもスマホカメラでF1.5というのは突出して凄いスペックです。

iPhone XS リア F1.8 / フロント F2.2

Xperia XZ3 リア F2.0 / フロント F1.9

P20Pro リア F1.6 / フロント F2.0
Galaxy Note9 リア F1.5 / フロント F1.7

カメラ主力機たちと比較してもGalaxy Note9のF値への拘りっぷりが分かりますね。フロントF1.7というのは、iPhone XSのメインカメラすら上回っています。

レストランの中や夜の外でのシーンで仲間たちと写真を撮る事があると思いますが、Galaxy Note9ではSペンがシャッターになる事からスマホを置いて撮影する機会も増えると思います。もちろんその時は自分たちの姿を確認しながら撮影するので「フロント側」で撮る事になります。自撮りであってもメインカメラと同じくらい明るさには拘りたいですよね。

ところで、Sペンのシャッター機能ですが「タイマーで代用できるのでは?」という方もいますが、タイマーは撮影タイミングが調整できず、何枚も撮影するのも面倒です。Sペンなら誰かに撮影してもらっているくらいの自由度で好きなタイミングで何枚でも撮れるのでタイマーとは使い勝手がかなり違うと感じています。

さて、そこまでフロントも拘るなら人物だけではなく、風景写真を撮ったらどんな差が出るんだろう?と思い、今回はいくつかインアウトカメラ比較をしてみました。滅多にこの比較をしている人がいないので興味深い結果でした。

アウトカメラはプロモードでISO感度やシャッタースピードなどを自由に調整できますが、インカメラは手動調整が出来ない為、どちらもオートでの撮影比較とします。

コンクリート壁、草、青空

アウト:F2.4  ISO50  露光 1/1145s

イン:F1.7 ISO40 露光1/1441s

十分明るい野外ですからアウトカメラはオートでF2.4が選ばれ、立体感と深みのある表現になっていますね。インカメラは少し明るくのっぺりとしてしまいました。比較しなければインカメラもそこそこの写真になっていると思います。

夕空、川、建物

アウト:F2.4 ISO50 露光1/1078s

イン:F1.7 ISO40 露光1/1705s

アウトもインも非常に明るい空を描いていますが、アウト側はそのコントラストとして建物や河川敷もしっかりHDRを効かせて明るく表現出来ています。インカメラはある肉眼に近いコントラストで暗くなっていますね。露光時間もインカメラは短めでこれ以上長くなると白飛びしてしまう可能性があったのだと思います。その分河川敷は暗くなってしまうという事でしょうか。表現の違いはあれど、インカメラも自然な写りになっていると思います。

動物、木柵

アウト:F2.4 ISO50 露光1/187s

イン:F1.7 ISO40 露光1/189s

アウトカメラの方がやや色が深く、毛並みや柵も立体的に表現出来ているように思います。細かく比較しなければインカメラも十分な写真が撮れているように思います。

木と葉

アウト:F2.4 ISO50 露光1/499s

イン:F1.7 ISO40 露光1/401s

こちらもアウトカメラの方が深く立体的な表現になっているように思えます。こちらは少し撮影角度が違ってしまいましたので光の入り方などに差が出ています。そういった意味ではインカメラの画質もなかなか良いのではないでしょうか。

暗い映画館での壁ポスター

アウト:F1.5 ISO320 露光1/50s

イン:F1.7 ISO160 露光1/26s

かなり暗い映画館の壁にあったジブリの大型ポスターです。アウトカメラはF1.5の真価を発揮しています。ISO320でこの明るさと低ノイズというのは非常に高品質だと思います。比較するとインカメラはやや露光を長くして対応してるようです、ほぼ同じ明るさで撮影できていますが手持ちしづらさもありややフォーカスが甘くなっています。厳密には固定して撮影しないと比較できないですね。色乗りなどはわずかにアウトカメラの方が上ですが、非常に暗い映画館で撮影したものとしてはまさにフロントF1.7の強みが出ている印象です。

ほぼ真っ暗

アウト:F1.5 ISO1250 露光1/4s

イン:F1.7 ISO1250 露光1/13s

ほぼ真っ暗なところで撮影してみました。ここでは今までにないくらい差がハッキリと出ました。どちらもISO1250まで引き上げていますが、明るさやノイズ感が全く違います。露光時間もインはかなり短めなので暗くなりますがそれでもノイズが結構出ていますのでこれが限界なのかもしれません。インカメラがダメというよりアウトが優秀すぎると言うべきだと思います。

ほぼ真っ暗なところに電気ランプ点灯

アウト:F1.5 ISO320 露光1/10s

イン:F1.7 ISO1250 露光1/13s

同じくほぼ真っ暗な環境に電気ランプを灯してみました。かなり印象が変わります。アウトはISO320までに留め、ランプの雰囲気を出しつつ実際に近いイメージになりました。一方、インカメラはここでもISO1250まで引き上げ目一杯明るく撮っています。その為、ノイズはありながらもしっかり明るく写せていますね。ちょっとサンプルが少ないので何とも言えませんが、自撮り側は撮影されるシーンをイメージしてノイズよりも明るさ優先にチューニングされているのかもしれません。

ざっと幾つか撮影比較をしてみましたが、どれも手持ちで特に自撮り側は撮影しにくい状況でしたので厳密な比較ではありません。サンプルも少ないのでもっと多様な環境での検証が必要でしょう。ですが、フロント側でもそこそこの写真が撮れてしまう。という事が分かりました。ちょっと面白い比較でしたのでもっと分かりやすいシーンで今後も比較撮影してみたいと思います。

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