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Amazon echo dot と Google Home mini レビュー2【IFTTT】

さて、購入した2台のスマートスピーカーですが、どちらもIFTTTに対応している。という事ですのでちょっとだけ試してみました。

IFTTTはトリガーとアクションを決めて「何かをしたら何かをする」というマクロ的な挙動が作れるツールです。

対応しているサービスが多く、結構多様な事が出来るのでiPhoneでもAndroidでも利用者が結構いるんじゃないかと思います。

Googleアシスタント

早速、IFTTTで「Googleアシスタント」を見てみると下記アクションが取れるのですが、3つ目の「text ingredient」を使って「Twitterに呟く」「LINEにメッセージを送る」「Evernoteにメモを書く」の3種類をセットしてみました。

例えばTwitterの場合。まずGoogleアシスタント側に「なんと呼びかけるか」を決めます。下記の例だと「Twitter つぶやきたいメッセージ」をトリガーとしてアクションが走る事になります。アクションが成功すれば「Twitterで 〇〇 と投稿しました」とこれも音声で返事してくれます。

次に、アクションを決めます。Twitterを選ぶと下記アクションが出来るので「Post a Tweet」を選択

さっきトリガーで決めたメッセージが「TextField」なので、その後に自由に入れたい定型メッセージを入れておくこともできます。

実際呟いてみるとこんな感じですね。

稼働したアクションはIFTTT内でログが残りますので、正しく挙動したか確認する事が出来ます。

これと同じ格好でLINEやEvernoteへの書き込みも簡単に作れます。

LINEの場合は「LINE Notify」という友達が追加されますので、音声で連絡を入れたいグループに「LINE Notify」を追加してあげるイメージです。

成功するとこんな感じでログが残ります。

Evernoteもほぼ一緒なので、一つ上手くいけば後は応用できますね。

Googleアシスタントからはこんな感じで成功時の応答をさせればいいと思います。自由に指定した言葉を喋らせられるのは面白いですね。

Alexa

さて、ではAlexaではどうでしょう。トリガーを見てみると、非常に沢山の命令が出来ますが肝心の「自由なメッセージを投稿させる」といったコマンドがありません。まだAlexaではできないんでしょうか。一方でTodoリストなどとの連携が出来そうです。

試しにやってみたのはAlexaに「やることリスト」を記録させたとき、同時にEvernoteにも記録しておく。というアクション。

試したところこちらもうまくいきました。

これで、GoogleアシスタントからもAlexaからもEvernoteにメモが出来るようになりました。日本語認識力が高いので漢字変換なども割と安心して任せられるのがいいですね。

今後もIFTTT連携で色んな事が出来るようになれば益々スマートスピーカーは便利になるので期待したいですね。

ただ残念なのはLINEなどは「送信」だけが目的ではなくて、返事が返ってきた時の「着信メッセージ」にも気づくようにして欲しいところです。今のところechoもGoogleHomeもプッシュで発信する事は出来ても、何か返信があった時のプルが出来ません。もちろん記憶しておいた事などを質問して呼び出すことは出来るんですが「何かメッセージが来ていますよ」といった「通知機能」がないんですね。

一方でLINEから出ているClova WAVEは双方向のLINEコミュニケーションが可能なようで、Clovaからの発信だけでなくClovaへの着信をランプで教えてくれて、声を掛けたら読み上げてくれる。という留守電のような機能も持ち合わせています。この辺りは各社の特徴ですね。

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