Nintendo SwitchのJoy-Conは本当に壊れやすいです。以前はスティックが押し込めなくなったので修理したんですが、今度はLEDランプが点灯せず、SRボタンも利かなくなってしまいました。今回はそちらの修理解説記事となります。
以前は押し込めなくなったスティックを修理
2020年6月にJoy-Con右コントローラーのスティックが押し込めなくなったので、交換用スティックを購入して修理しました。
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Switchのジョイコンを修理してみた
Switchの右ジョイコンのスティックが押し込めなくなる不具合が出ました。 普通スティックを押し込むとカチっという感触があって、プレイで使う事があります。これが押し込んでもカチッと反応しなくなりました ...
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無事修理できてこれでばっちり。と思って約1年。今度はLEDランプが付かなくなり、SRボタンが利かなくなるという不具合が出てきました。
LEDランプとSRボタンの故障
1つのJoy-Conで操作する時に使うSR/SLボタン。そのうちSRボタンが全く利かなくなっていました。また「何コン」かを示す緑のLEDランプも点灯しません。
分解して中を見てみると何やら基板を繋ぐケーブルがパックリ切れています。いえ、実は開いたときにはギリギリ繋がってたんですが少し触れた瞬間にちぎれてしまったんですよね。
あ・・・終わった・・・
3秒くらいの沈黙
これで完全に修復できなくなってしまいました(笑)
フレックスケーブルの交換
ネットで調べるとこの茶色いケーブルは「SR/SLキー フレックスケーブル」と呼ばれるようです。これを交換しない限り直せないと思い、早速買ってみました。
300円程度なのでとても安いですね。
修理に使うのは以前スティック交換をした時にも使ったY字ドライバー、プラスドライバー、ピンセットです。
Joy-Conを開けるには先が3つに分かれたY字ドライバーが必要なのでご注意を。
まず改めてコントローラーを開けます。当たり前ですがやっぱり切れてる。
バッテリーが入っているプラスチックカバーを外すと、フレックスケーブルが刺さっているコネクタ部が出てきます。
まずはボタン側のケーブルプレートをプラスドライバーで取り外し
ちぎれた純正ケーブルを取り外して、購入した交換用ケーブルと入れ替えます。
元通りドライバーで留めて、コネクタ部に先端を差します。ここは黒いロック部分が開く形になっているので一度開いてケーブルを差し込み、またパチンと閉じる構造。めちゃくちゃ小さいのでピンセットで開けて、爪で押して閉めるのがいいでしょう。
ところでケーブルの修復に夢中で気づけばバッテリー横のパーツが完全に外れてしまってました。
あれ?これどこに付いてたんだ?とちょっと焦りましたが挿す端子を発見しました。
同じように外れてしまった方がいたら参考にしてください。ココです。
修理完了
あとは元通り閉じていけば修理完了です。ご覧のとおりLEDランプも点灯するようになり、SR/SLボタンもきちんと動作するようになりました。
ホントJoy-Conって壊れやすいなーって思うんですが、こちらの以前スティックを交換した時の写真を見てみてください。
左側のフレックスケーブルが完全に折れてますよね?純正ケーブルはこのように折り畳まれているのです。電流が流れる基板ケーブルをこんなにクッキリ折り畳んだら切れるはずですよ。壊れるべくして壊れる仕様。
他のJoy-Conも今後壊れる可能性は十分あると思いますし、スティックやらこのフレックスケーブル由来の動作不良が現れたら今後も自分で修理しようと思います。
こんな壊れやすいものの為に数千円の修理費用を払って任天堂に送るなんて勿体ないので、皆さんも故障した際は自力で修理してみてはいかがでしょうか?もちろんその後任天堂の保証が利かなくなる可能性もありますので自己責任ではありますが・・・