1980年代のゲームに地球が侵略される。というレトロゲーム好きには堪らない設定の映画「ピクセル」
このドルビーアトモス効果が結構派手で楽しい!という情報を観たので私も観てみる事にしました。
レンタル流れ版の落とし穴
そんなにコレクションしておきたい映画でもないので、ネットで安く中古で買っちゃおうとレンタル専用版が安かったのでチョイスしました。
さすが激安。ケースもなくこんな感じで届きました。
ケースなんてただの飾りですよ。って感じでそこは許せるんですが、パッケージ裏の情報見てみると「ドルビーアトモス」の文字がない??
実際メニュー画面でもドルビーアトモスが選択できませんでした。英語音声はDTS-HD Master Audioのみ!
もちろん再生されるのも5.1chソースのみでした。
いやいやいや、別にそんなに観たかった作品でもないしアトモスじゃないなら意味ないやん!
ピクセルってドルビーアトモスじゃなかったの?と思ってネットで調べてみたら、通常版はきちんとドルビーアトモスになっている模様。
ちくしょう。レンタル版ってそんな仕様の違いがあるのか・・・。
通常版の買いなおし
もう買いなおしましたよ。新品で。だって悔しいじゃないですか。
やっぱ通常版だとドルビーアトモス対応なんかー!
わざわざレンタル版で仕様を変える意味ってなんなん!?
ででーん!最初からこの状態を期待してました。
これこれ。ドルビーアトモスはチャンネル型じゃないので入力にスピーカーチャンネルは表記されないのが正解。で、出力は我が家の環境13チャンネルとなります。
いざ鑑賞(ちょびっとネタバレ含む)
ということでようやく鑑賞を始めます。
冒頭から結構ゲームの音が飛び交い、確かに派手なサウンドです。ただ、ドルビーアトモスのオブジェクトオーディオ感があるか?と聞かれるとそんな感じがしません。派手なだけ。
「じゃグーグルを爆撃だ」のセリフに「そうだそうだ!」って心の中で同調しながら物語は進んでいきます。あ、いや、好きですGoogleさん!
こういう上空からの攻撃には当然トップミドルスピーカーが活躍するだろう。と思ってたんですが、どうにも天井から音がする感じがしない。実際耳をそちらに集中させてもあんまり鳴ってる感じしないんですよね。でもサラウンドモードはしっかりアトモスになってます。はて??
あれよあれよと言う間にエンディングを迎えました。
ピクセルのドルビーアトモス感は凄い!っていう前評判はどこを指してたんでしょう。いや確かに派手でしたよ。色んな音があちこちで鳴ってた感はあります。でも、天井の音がしっかり活躍してたかというとそんな印象は受けませんでした。これもしかして5.1ch DTS-HD Master Audioでもほとんど変わらなかったんじゃないでしょうか・・・。
もう比較検証するのも面倒なのでやりませんが、そんな評価で終わってしまいました。
ちなみに物語も個人的にはそんなに引き込まれなかったですね~。レディ・プレイヤー1の方が断然良かった気がします。もっと元ネタでニヤニヤさせてくれると思ってたので拍子抜けな感じ。期待値が高すぎたのかもしれません。
エンディングでこの映画のダイジェストをドット風アニメで描いているのは楽しかったです。こういう振り返り方面白いですね。
ピクセルってもっとレトロゲー愛が散りばめられまくった作品かと思ってましたが、そこまでじゃなかったです。日本のゲームの影響って強いんだなぁ。とは思いましたが。
ドルビーアトモス効果も個人的にはイマイチでした。ちょっと残念!