我が家の「サラウンド環境改善プロジェクト2021」を実践するために、テレビをテレビスタンドに掛け、センタースピーカーの高さを上げ、AVアンプを Marantz SR8015に変更しました。
この際、テレビとセンタースピーカーのセッティング最適化と大型AVアンプのSR8015を収納できるラックをセットする必要があったんですが、色々悩んだ結果ルミナスのメタルラックパーツを利用する事にしました。
メタルラックで良いのか?
正直悩んだのはメタルラックにアンプを置いてしまっていいのか?という点です。オーディオの世界では機器を置くラックは非常に重要で、機器の振動で揺れる事のないガッシリしたラックを選ぶべきと言われており、実際高級なオーディオラックが沢山売られています。中にはスパイクで点立ちさせる様なものもありますよね。
現在他のアンプ類は木製のラックに入れています。(これでも高さがありすぎて結構振動します(笑))
一方、テレビ台はハヤミ製でガラス板のしっかりしたものを使っていました。
これが何気にとてもしっかりしていて何もいじらないのであればこれで十分だったんですよね。
実際テレビスタンドを設置してセンタースピーカーを持ち上げた時点ではこのガラスラックでした。見た目も悪くない。
でも、AVアンプにSR8015を導入してテレビ台の中に入れようと思ったところ、どうやらサイズ的に厳しい事が分かりました。このテレビ台、中央後方に柱が立っていてAVアンプを置くとちょうど邪魔になるんです。更に角がカットされているデザインで益々AVアンプの収まりが難しい。
そこで4本足以外の柱がなく、長方形のテレビ台を探すことにしたんですがなかなか都合の良いものがない。じゃ、ルミナスメタルラックパーツで作っちゃえ。という事にしました。
確かにこれまでより「振動」には弱くなるかもしれませんが、板2枚の高さに収めますのでそれほどグラつきは出ないはず。専門家でもメタルラックを使っている方々は結構いますので、見た目がチープにならないように作ってみる事にしました。
パーツを組み合わせて製作
今回の条件は下記です。
・AVアンプを置くのに奥行き45cmの板が必要
・PS5も並べて置くのに今のテレビ台と同じ120cm幅が欲しい
・高さはテレビとセンタースピーカーの位置関係的に今のテレビ台と同じ37cm程度がいい
・キャスターを付けたい(キャスター込みで37cm)
・板はウッドシェルフがいい(銀色は眩しいしチープ)
・支柱は黒がいい(銀色は眩しいしチープ)
さくさくっとパーツを買おうと思ったら、この条件を満たすものがない!事が分かりました。そこでちょっと無理やり組み合わせる事にしたんです。
まずウッドシェルフはこちらでOK。121.5×46cmです。ブラウンを2枚購入。
メタルラックってイマイチなんじゃない?って思われる方もいると思いますがウッドシェルフも裏はしっかり補強されていて80kgに耐えられる構造。一切たわむこともなく実は一般のラック板と比べても十分頑丈に作られています。
そして黒い支柱として「ルミナスノワール」を選択。でもここが悩ましくて「基本ポール」は最低でも47cmのものしかなくニーズに合いません。あったのは「延長ポール」です。仕方なくこれを購入。
延長ポールって何か?というとポールとポールを繋ぐためのネジ穴になっていて「キャスター」がつけられません。
そこで、別売りオプションで「キャスター受け」だけを買います。
そして延長ポールについていたジョイントとこのキャスター受けを付け替えるのです。左が元々付いていたジョイントパーツ。右がキャスター受けパーツ。
これで31cmの基本ポールが出来ました。
これまた別売りで買ったキャスターを付けます。
ところでこのルミナスノワールの支柱。普通の銀メタルの支柱と違って表面が凸凹したオシャレなデザインになっています。いいですよね。これ。
さて、これらを組み合わせて完成。とっても簡単。いわゆるメタルラックな印象とは違って悪くないと思いません?
設置
ラックのない状態がこんな感じです。テレビをスタンドに設置し、棚板はギリギリまで高くセットします。
ここにメタルラックを入れてアンプ、センタースピーカー、ゲーム機類を設置していきます。必要な機器類が全て収まりました。
スタンドの棚板とセンタースピーカーがギリギリ触れない絶妙な配置。
まさにスタンドの高さ、メタルラックの高さ、センタースピーカーの高さが全て計算通りの神がかり的なセットアップです(自画自賛)
他の良さげなラックを買おうかとても悩んだんですが、ウッドシェルフ&ルミナスノワールの支柱は思ったよりも良かったですね。落ち着いていて且つモダンになったと思います。薄いブラウンの板、濃いブラウンの支柱、そしてアクセントに銀も入っているのが結果的にいい感じです。
最後に少し細かい部分の配置の整理とテレビの下から見えていた配線類を出来る限り見えないようにして完成です!
パーツ買いで揃えるとちょっとお高くなってしまうのが難点ですが、自分に最適なデザインに作り上げられるのはパーツ買いの強みですね。
おかげで満足いくテレビ台が出来ました。