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【レビュー】Aetherion Max 2か月レビュー&導入画面サイズを視野角から決める

AWOL Visionの超短焦点プロジェクター Aetherion MaxをKickstartarでのクラファン支援で導入して2か月が経ちました。いよいよMakuakeで日本のクラファンにも登場しますので追って一般販売という流れになると思います。

Aetherion Maxを2か月使って・・・

結論から言えば「満足&大活躍」というのが我が家の評価です。同じく我が家にある83インチ有機ELテレビと比べてあらゆる面で勝っているか?というと、それはやはりHDRコントラストやノイズなどで有機ELテレビの方が上です。でもやっぱり大画面は正義。という事で、メインはAetherion Maxに完全に移行しましたし、そうさせるだけの高画質&高スペックを実装しています。おかげで後ろに控える83インチテレビがすっかり小さく感じるまでになってしまいました。

2か月前導入した時はどうしても期待値が最高レベルにあった事から有機ELテレビと比べてHDRが弱い、スペックルノイズが出る、など不満も漏らしていました。でも気づけばどうでしょう。スペックルノイズは弱まったのか?と勘違いするくらい馴染んでしまいました。もちろんスペックルノイズはあります。でも白背景の時に意識すれば・・・というくらいにまで慣れたという感じです。

こちらはAetherion Maxを導入した2か月前のレビュー記事です。

【レビュー】AWOL Vision 「Aetherion MAX」 & VIVID STORM超短焦点用スクリーン

超短焦点プロジェクター&専用スクリーンを導入しましたのでレビューしたいと思います。 プロジェクターの選定 今回の導入はリビングシアター。昼間は明るく、ダイニングとも繋がっているのでソファの後ろに壁はな ...

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そして前記事でのレビューと全く同じ項目での現在の評価です。

【現在】の各項目評価

色鮮やかさ ◎
解像感 ◎
黒の沈み込み ◎ 
→いまだに全く不満はありません
明るさ ◎
レインボーノイズ 
◎ →もしかしたら?と思う事もありますが全く気になるレベルではありません。
ゲーム遅延 ◎ →全く感じません。
設定/内蔵アプリの機能性&操作感 ◎
格子ドット感 ◎ →これは2か月経って全く気にする事すらなくなりました。(○→◎へ)
HDR ○ →
HDR感はあります。ただ有機ELテレビと比べるのは酷。
内蔵スピーカー ○ →
変わらず不満はありませんが、ほぼ使わなくなっています。
画面のギラツキ 
△ →スペックルノイズです。あると言えばありますが、2か月で慣れてしまいました。(×→△へ)

普通使うほどに弱点が見えてくるものですがAetherion Maxの場合は使うほどにその環境に馴染み、満足度が上がっている状況です。導入当時はEPSONだったらどうだったんだろう?みたいな浮気心もちらつきましたが今は「やっぱりAetherion Maxがいい」と感じています。

エンタメ全部OK&驚異の画質

Aetherion Maxは映画、テレビ、Youtube、ゲームなどなんでもOKです。

サッカーを大画面で観る。これ以上ない(パブリックビューイングならぬ)プライベートビューイングです。選手の細かな表情からボールの回転まで見えます。最高の臨場感。

次にゲーム。とにかく遅延を一切感じません。我が家の環境ではマリオカートワールド4人プレイも一人55インチサイズでプレイできます。

ちなみに8人同時プレイのゲームでも一人当たり30インチほど。小さくて見えないなんて事は全く起こりませんし、これぞパーティープレイ最強環境です。

日中にカーテン全開でもプレイは可能。下記画像の左が掃き出し窓で全力で光が注いでいますがちゃんと色味が出ています。

そして日中でもカーテンを閉めればここまで発色レベルが上がります。左にカーテンの反射が映っていると思いますが超近距離にカーテンがあってぼんやり明るい状態でコレです。

もちろん夜間に照明を消して投影すると更に別次元。いやこれもうスクリーンが発光してるんじゃないの?レベルの鮮やかさ。

前回レビュー記事でもリンクしましたが、スクリーンが立ち上がって投影されていく様をご覧ください。

この明るさと鮮やかさはもちろんプロジェクターのスペックに拠るもの。3,300ISOルーメン(ANSIルーメンではありません)で6,000:1のネイティブコントラスト(ダイナミックコントラストではありません)、色域カバーからありとあらゆる画質スペックはクラス最強と言って良く、そして今流行りのキューブ型長焦点プロジェクターと違って超短焦点ですから近距離からバチバチに明るく投影出来るわけです。

それでいて黒が沈むという魔法のような画質感。やはりプロジェクターにおいて「コントラスト」は没入感を得るのに重要だと思いました。黒の沈みが弱いとどうしても「ああ、投影画質だな」と感じてしまいますが、黒がしっかり沈むと「直接発光」と違いが分からなくなるので表示方式に気を取られることが一切なくなります。

もちろんスクリーンは超短焦点専用のALRスクリーンを選んでください。少し高価ですがもうこれはセットだと考えて奮発すべきです。我が家ではVIVIDSTORMの超短焦点用ALRスクリーンをチョイスしました。

そして超短焦点の弱点と言えばスクリーンまでの距離が上辺は遠く、下辺は近い事によるフォーカス調整の難しさ。ですが、Aetherion Maxはピクセルロック技術でこれもビシっと合わせます。

導入画面最大サイズは「インチ」ではなく「視野角」

我が家では今回110インチスクリーンを導入しています。110インチと言えばプロジェクター利用としてそこまで大きくはありません。私は昔140インチスクリーンを部屋に置いていたこともありますので110インチと言えば標準サイズ。

でもじゃ迫力や体験がスポイルされるか?というと、必ずしもそんな事はなく実態はサイズと視聴距離で判断する方が適切です。

まず我が家のテレビは55インチ→65インチ→83インチと大きくしてきましたが、導入時こそ「でかい!」と思いましたが、大きさにはすぐ慣れます。何なら毎回「もっと大きくても良かったな・・・」と感じるようになります。

では、大きさへの欲求は無限に続くのか?というとそんな事はありません。どこまで追求しても「限界サイズ」というのもがあります。それは部屋の幅や天井の高さといった「設置場所の限界」ではなく「情報をキャッチできる視野角の限界」です。

普段の視聴位置から画面に近づいていくと(歩いて近寄ってみると)自分の視野角に収まりきらない瞬間(もうキョロキョロ目を動かさないと端から端までの情報を確認できない大きさ)に到達します。つまりその視聴距離に対しては、その画面サイズが最大限界です。それ以上になると一目で自分の視野に入ってこなくなるのでコンテンツを楽しめなくなります。

もちろん画面の端まで見る必要のないぼんやり眺める風景(ある種プラネタリウム的な楽しみ方)であれば別ですが、そういった特殊ケースでないのであれば正面を見た時の視野に画面全体が収まっていて端から端まで情報を受け取りたいですよね。

では視聴距離と大きさのバランスはどのくらいが妥当なんでしょうか?

一般的には「視聴距離÷3=最適画面サイズ」と言われているようです。

例えば2mの距離で見るなら約65インチ。3mの距離なら100インチ。4mの距離なら約130インチという具合。でもこれは映画館で言えば中央からやや後方くらいの座席イメージ。もちろんストレスなく見るならこの感覚がいいでしょう。

一方業界団体の定めからすると以下が推奨となっています。
・SMPTE(映画・テレビ業界の技術標準を策定する国際的な専門団体が定めた「業界標準」)=視野角30°
・THX推奨=視野角36~40°(シアターイメージで、より没入感が高い

このサイズ感で言えば下記のようになります。

映画館では2m3m4m
SMPTE(30°)中央~後方約50インチ約73インチ約97インチ
THX(40°)中央やや前方約66インチ約99インチ約132インチ
最大(60°)最前列約100インチ約150インチ約200インチ

一般的にホームシアター導入を検討される場合専門家からは30°~40°くらいの大きさをお奨めされると思います。

そして我が家では「これ以上大きくしたいという欲求が起きないサイズ」を選びたかったので視聴距離2mで110インチ(視野角約63°)まで踏み込みました。多分専門店では絶対にお奨めされないと思います笑

人間の視野角は120°以下程度と言われますので限界まで考えればもっと大きくもできますが、それは「何かが見えている」という限界点であって「情報をキャッチできる(例えば文字を読み取れる)角度」ではありません。

映画館最前列あるいはそれよりもう一歩踏み込んだ迫力を楽しみたいとなると我が家の63°はほぼMAXと言って良いと思います。ちなみに83インチ有機ELテレビの視聴距離は2.5mなので視野角35°。ちょうどSMPTEとTHXの中間くらいですのでちょうど映画館ど真ん中というところです。そこからプロジェクター導入で大画面を楽しむわけですからこのくらい踏み込みたかったんですよね。

ただ誤解なきようお伝えすると、映画館の最前列というと相当見上げる事になり首が疲れるイメージをお持ちになるかもしれません。映画館のスクリーンは最前列で観た場合、スクリーン下辺がそもそも自分の頭より高い位置にあるからです。でもホームシアターの場合は同じ視野角を実現してもスクリーン下辺は視線より下にすることが出来ます。つまりホームシアターなら映画館の中央席付近にいるような感覚で、最前列の迫力を味わう事が出来るという事です。これもまたホームシアターの醍醐味と言えますね。

プロジェクターを導入する場合「うちは100インチです」「120インチを導入しました」「150インチでやってます」なんてインチで語られる事が常で、もちろん画面サイズを表す意味では正しいんですが「体感の大きさ」は結局視野角とのバランスになると思うんですよね。

昔の家では140インチスクリーンを設置していた事もありますが、それより今の110インチの方が視聴距離が短いため、現環境ではもうこれ以上大きく出来ないだろうと思っています。そして視野に入る体感上の画面の大きさは今の方が大きくなりました。

ただ、では視野角が広ければ広いほど「大きいと感じるか」と言えばそれはもちろん別の話で、例えば数百インチのスクリーンをそれなりの距離で見る60°とたった2mの距離で見る60°では前者の方が大きく感じます。人間は周りの環境、直感的に感じるスクリーンまでの距離、そういったもの全てで大きさを感じるからです。だから7インチのスマホを画面の目の前に持ってきても「近い」とは思っても「大きい」とは思いませんよね。

我が家の110インチも60°を超える視野角で「大きい」と「近い」が同居していますが非常にビシッとした画質のAetherion Maxによってその距離感が心地良さにもなっています。

いざスクリーンを導入しようとなった際には設置できるサイズ感、視聴距離など物理的制約から「推奨サイズ」を意識して購入サイズを決める事が多いと思いますが、個人的には単なる標準規格としての推奨サイズではなく「映画やゲームをどのくらいの迫力で楽しみたいか」を大事にして、視野角という観点で導入イメージを推し量ってみて欲しいなと思っています。

2か月レビューまとめ

Aetherion Maxを導入して2か月。最初は「いちいちスクリーンを立ち上げてプロジェクターを起動する儀式」が面倒で使わなくなるんじゃないか?という心配もありましたが、全くその心配は杞憂でした。

スクリーンに付いていたUSBアダプタで連動させることにより、プロジェクターのリモコン1ボタンで起動&スクリーン立ち上げが完了します。

むしろAVアンプなどの電源も考えれば、最初にプロジェクターの電源を入れてその他の機器操作をしていけばちょうど良いタイミングで準備完了するのでほぼストレスはありません。

2mというシビアな距離で見ても耐えられる解像感、鮮やかさは本当にさすがとしか言いようがなく、映画、ゲーム、その他エンタメなんでも楽しめるAetherion Max。これからも我が家のメイン映像環境として活躍してくれると思います(まさか83インチ有機ELテレビの座を食うとは思いませんでした)

決して安いプロジェクターではありませんが、スペック的にも納得で、それだけのクオリティがあるグレードの一台だと思います。

項目仕様コメント
価格$4,499(約60~70万円)技術と規格を考えればこの価格クラスも違和感がありません
明るさ3300 ISOルーメン従来のANSI ルーメンで換算すれば4000lm超え
ネイティブコントラスト6000:1ダイナミックコントラストではなくネイティブで6000:1に到達しているのは凄い
カラーレンジRec.2020 を110カバー色域対応もトップクオリティ
HDRサポートHDR10、HDR10+、HLG、ドルビービジョンDVまでしっかりカバー
IMAX Enhanced対応モードでしっかり選択可能
ゲーム性能VRR、ALLM、1msラグ、ドルビービジョンゲーミングゲーム性能は他の追随を許さないレベル
Anti-RBE2D/3Dともに対応
ダイナミックトーンマッピング対応
フィルムメーカーモード対応映画などはより自然な色味に
レンズIRIS対応物理絞り対応は凄い
内蔵スピーカーあり鳴らしてみると十分な音質
レンズカバー自動開閉レンズにホコリが入らない機構
ディスプレイテクノロジーDLP, 0.47 inch DMD with TI, New Display Controller, DLPC8445
SoC チップセットFlagship 4K UHD SOC, MT9655 with 8GB RAM/128G, EMMC memory8GBメモリに128GBストレージはなかなかない
Wi-Fi&BTWifi 7, Bluetooth 5.4WiFiも7に対応。抜かりなし。
サイズ562×323×139.5mm
重量8.75kg

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