ITデバイス スマートフォン

【レビュー】Galaxy Z Fold7 購入~Fold6との比較~

Galaxy Z Fold7を購入しましたのでレビューしていきたいと思います。

開封~外観チェック

今回購入したのはSamsung公式オンラインショップでの512GB ブルーシャドウです。

左:Fold7 右:Fold6 こう見ると結構大きさが違いますね。

高さと横幅がそれぞれどのくらい違うのか揃えてみてみましょう。

まずは高さ。左Fold7(158.4mm)、右Fold6(153.5mm)で5mmほどFold7が大きくなっているのが分かります。

次に横幅です。下Fold7(143.2mm)、上Fold6(132.6mm)ですから1cm以上も幅が広がっています。これはインパクトが大きいですね。

では閉じた状態だとどうでしょう。左Fold7、右Fold6ですがこちらも一回り大きくなっていますね。

そして薄さです。左Fold7(8.9mm)、右Fold6(12.1m)です。大体4分の3の厚みになった訳ですが数字以上に薄さを感じますね。

その分?カメラの出っ張り具合はFold7の方が大きくなっています。

開いて並べるとこんな感じ。Fold6(5.6mm)もそれほど分厚いわけではないですがFold7(4.2mm)は本当に薄いと思います。

USB Type-C端子なんて本当に上下の余裕がなくギリギリに作られていることが分かります。

これギリギリ過ぎてケースを付けてしまうと太いケーブルだと干渉して少し開けないと刺さりきらなかったりします。コネクタ部分が薄めのケーブル推奨。

ネット情報では180度に開き切らないという個体差の話もありましたが、私の個体はほぼ180度と言って良いと思います。

重さチェック

Fold7の重さは215g

Fold6は240gでした(公称は239g)この25gの差は大きいですね。

さてここからガラスフィルムを貼ります。10g増えて225gになりました。

そして暫定的に買ったケースを付けていきます。背面だけ付けて247gに。

カバー側も付けて253gまでいきました。うーん。せっかくの215gがぐっと重くなった感じ。

ただ公式S Penケースを付けたFold6(ガラスフィルム無し)は278gまで言っていましたから、ちょうど25g差。S Penとガラスフィルムが同じくらいの重さだったという事になりそうですね。

今後もう少し軽いケースを探すか、カバー側は無しで運用するのもアリかな?と思います。

画面表示比較

まず気になるのは折り目の進化具合かなと思います。

左Fold6、右Fold7。まだFold7にも折り目は残っていますが、Fold6から明らかに減少しています。実際に触ってみるとFold6は「くぼみ」という感じですがFold6は「たわみ」というくらいです。

実際には正面から見るともう折り目は全くわからないレベルまで来たと言っていいと思います。

こちらはFold6です。わずかに中央の折り目が分かるかな?というレベル。

こちらはFold7。もう折り目は全く気付かないですね。

情報閲覧時の違いも見てみましょう。

左:Fold6、右:Fold7です。縦持ちだとYoutube動画も少しFold7は大きく観ることが出来ます。

メニューを消すとこんな感じ。大きさの違いが分かりやすいと思います。

一方、横に回転させると大きさの違いはほんの少しになります。これは(縦持ちした時の)横幅より高さの方が変化度合いが小さいからですね。それよりもFold7はパンチホールが目立って気になりますね。

電子書籍での感じも見てみたいと思います。

左:Fold6、右:Fold7。縦持ち単ページ表示ですが、Fold7は左ページの情報が多めに見えています。読みやすさに影響が出るほど文字や画像の大きさに違いはありません。

次は横回転させて見開き表示した感じです。左:Fold6、右:Fold7。やや大きくなりますがやっぱり体感上の影響が出るほどの違いではないと思います。

漫画も同様です。左:Fold6、右:Fold7。少しだけ大きくなりますが単ページだと恩恵は小さいですね。

横回転させた見開きだとこんな感じ。左:Fold6、右:Fold7。違いは小さいですが、見開きの場合は文字なども小さくなるので少しでもサイズの大きなFold7の方が良いと思います。

カバーディスプレイ側も見てみます。左:Fold7、右:Fold6。(先ほどまでと左右逆に置いてしまってすみません)Fold7を見てしまうとFold6は長細くて小さい印象になりますね。体感上も結構な違いを感じます。

左:Fold7、右:Fold6。Fold7も縦長ですが体感上は普通のスマホ。一方Fold6はやっぱり細すぎるかな?という印象があります。写真で見るとわずかな違いですが、実際に使い始めてみるとかなりFold7は見やすくなったと感じます。

開いたメインディスプレイよりもカバーディスプレイ側の方が体感上の恩恵は大きいなと感じました。

まとめ

ファーストインプレッションとしては「薄くなった」という事のインパクトが大きいですね。特に閉じた状態だと本当に普通のスマホと同じ感覚です。

一方重さについては正直ガラスフィルムとケースを付けてしまうと250gオーバーになり「軽い!」という印象は薄れます。特に閉じた状態で片手操作をしていると徐々に重さを感じてきます。

実際はFold6より25gも軽いはずなんですが、サイズが大きくなったせいかほとんど「軽い」と感じなかったんですよね。やはり背面のみの軽量ケースにしないとせっかくのFold7がもったいないかもしれないと思いました。

また薄くなったせいでスピーカーの音がFold6よりも悪くなった、スカスカになった、という声も聞きますが私の感覚的には「まぁ許容範囲じゃない?」という評価です。確かにFold6より軽くなった気がしますが、もともとそれほど良い音質ではなかったので必要最低限十分だと思います。

実際使い始めてみて想像通り閉じた状態のカバーディスプレイの使いやすさがFold史上最高になったと思います。今まではとりあえず開けるなら開く。電車の中で立っていても開くことがある。というくらいにメインディスプレイ偏重でしたが、Fold7では初めて閉じた状態で常用できるようになりました。もちろん座っている時はメインディスプレイを使うことがほとんどなんですが、立っている時には閉じっぱなしで全く問題ないかなと感じます。

まさにハイブリッドスマホとして完成の一台というにふさわしいモデルになりました。

-ITデバイス, スマートフォン
-,