ものすごく久しぶりにスマートウォッチを購入。
あれやこれや悩んだ結果、敢えて発売から1年以上経ったGalaxy Watchを選んだので理由も含めて簡単にレビューしたいと思います。
■■買い替え理由
今まで使っていたHUAWEI Watchは私のスマートウォッチ使用履歴で言えば3台目。2015年に買ってから何と4年も使い続けています。
HUAWEI Watch購入時の記事
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Huawei Watch 購入
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ずっと買い替えてこなかった理由は主に下記4点
①HUAWE Watchの完成度が非常に高かった事
→まずデザインがお気に入りでした。シンプルかつ高級感があり、どんなフェイスにも合うデザイン。
②機能に満足していた事
→LINEやメールなどの通知と内容確認が出来ればほとんど用は足りていました。歩数はスマホで取れているし、ウォッチでなければいけないトラッキング機能もあまり求めていません。
③4年も使っているのに丸一日バッテリーが持つ事
→これも凄いんです。毎晩スマホと一緒に充電すれば困る事がありません。
④それ以降スマートウォッチ自体の進化がほとんどなかった事
→最近のスマートウォッチはヘルス&トラッキング機能ばかりが強化されていますが、先に記載した通り私があまりアクティビティ系のトラッキング機能に興味がないので劇的に欲しくなる機能が出てこなかったんです。
確かに初期のころはこれで動画再生してみたり、ゲームをしたり、マップを表示させたり、と遊んでいましたが結局日常の中でスマホ以外で求める事は「簡易通知」「デザインを変えられる腕時計」という2つに絞られていました。
でもたった一つ面倒な事がありました。
充電器が専用充電器でしか充電出来ない事。しかもケーブル一体型なので宿泊が必要な出張、帰省などで必ずケーブルを持っていく必要があったのです。
しかもこの接触部(4つの金色)のハマり具合が段々悪くなってきて、充電出来てると思ったら朝起きたら出来てない事もしばしば。
でもそんな事の為に買い替えるのもなぁ。と思っていたらケーブルの被膜が破れかかってきていよいよ心配に。
■■検討モデル
今回最大の要件である「専用充電ケーブルの持ち運び」から解消されるには2つのアプローチがありました。
1.私のスマホ Galaxy Foldの機能「ワイヤレスパワーシェア」対応モデルなら一切充電器不要でスマホから給電できる
→Galaxy Watchシリーズに限られます。
2.出張、帰省、旅行などの期間一度も充電しなくていいほどバッテリー持ちがいいモデル
→フォッシル、ガーミンなど色々ありますが、バッテリー持ちで言えばHUAWEI Watch GT2が圧倒的。
ということで、Galaxy Watch、HUAWEI Watch GT2に絞って検討
■■検討ポイント1)サイズとバッテリーのトレードオフ
私は腕がめちゃくちゃ細くて完全に女性サイズなので、大型のスマートウォッチだとアンバランスで不格好。今どきのスマートウォッチは40~42mmの小型サイズと、44~46mmの大型サイズに2分されていますが私の場合は出来れば小型サイズを選びたいと思っていました。
下記で言えば黄色のラインが比較的小型。
今まで使っていたHUAWEI Watchも42mmサイズです。しかもそれでいてディスプレイ1.4インチとは、ディスプレイ/本体サイズ比が物凄く優秀だったんですね。
一方、バッテリー容量を見るとやっぱり大型サイズの方が優秀な訳です。
ここで見ると、Huawei Watch GT2は本当に凄い。42mmモデルでも1週間持ちますし、46mmモデルなんてまず充電器を持ち運ぶ必要はないですね。そういう意味ではGalaxy Watch Active2の3日間は2泊の外出時は心配ですね。
そこで充電方式が大事になってきます。なんといってもワイヤレスパワーシェア。これがあるならスマホさえあればOKです。しかも無印Galaxy Watchはクレードルも着脱型なのでいざという時は充電部分だけ持ち歩けばOK。ケーブルが痛むこともない。
少しでも大きい容量のモデルを選ぶか・・・HUAWEIや大型モデル
必要十分な充電が出来るので小型を選ぶか・・・小型モデル
両方兼ね備えているのはHUAWEI GT2 42mmですが、ワイヤレスパワーシェアがあるならGalaxyの小型も全く遜色ないという事で、この段階では小型モデルならどれでも大丈夫かも?!という判断となりました。
■■検討ポイント2)操作性とデザイン
次に着目したのは操作性とデザインです。まず操作性についてはディスプレイが大きい方がタッチ操作しやすいのは間違いありません。でもGalaxy Watchシリーズには小さくても操作しやすい「回転操作」が用意されています。
ここで大きく違うのは、無印Galaxy Watchは「物理的にフレームが回転する」のに対し、Activeシリーズは「ベゼルレスの外周部分を指で撫でる」と回転操作になるという画期的なもの。実はこの操作は「Active2」で出来るようになった機能なんですが、最近アップデートで旧Activeでも後追いで対応してしまったんですよね。これで実質ActiveとActive2は同じ回転操作が出来るようになりました。
物理的にフレームが回転する機構は、実際に店頭や知人の所有物で触ったり前身となるGear S3でも触ったことがありました。物理的にカリカリと回転する機構は小型ガジェットとして堪らなく気持ちいいギミックだと思います。この気持ちよさは一度触ると病みつきになります。もちろんタッチ操作も良いですが、私の個人的な好みは物理回転なんですよね。
時計としてのデザインでもしっかり外周はフレームがある方が好みです。ベゼルレスはApple Watchも同様、今のスマートウォッチのトレンドなんだと思いますがどうにも「腕時計」として見た時にオモチャっぽく見えてしまいます。これまたもちろん主観的好みの問題です。
ベゼルレスモデルの場合、ディスプレイ部分の周りに黒帯のように非表示部分が出来るんですが、Active2の44mmモデルはまだその非表示帯部分が薄いので様になっていますが、その他のAvtive2 40mmモデル、Active、GT2 42mmモデルは全部この黒帯部分が太すぎてとてもダサいです。公式の写真だと黒っぽいフェイスデザインで分かりづらくしているものが多いですが、クッキリわかるディスプレイ表示の時には黒帯の太さが目立ちます。
左から順に GT2(42mm)、Active(42mm)、Active2(40mm)、Active2(44mm)
私の感性として許せる黒帯の厚みは右端のActive2(44mm)だけ。ほかはデザインというには分厚すぎるんです。(GT2が分かりづらいですがActive1~Active2 40mmの中間くらいの厚みがあります)
ちなみに外周フレーム型の場合、Huawei Watch GT2はディスプレイ部分が一番盛り上がっていて外周のフレームがなだらかに落ちていくデザインでこれまたあまり好みではありません。古臭い感覚かもしれませんがGalaxy Watchの外周が少し出っ張っているデザインの方がカッコよく感じています。
HUWAWEI Watch GT2(46mm)のベゼル部分。ディスプレイよりフレームが低くなっています。
Galaxy Watchはフレーム部分の方が出っ張っています。無骨、古臭いと見るか、腕時計っぽいと見るかは好みですが、フレームが回転するという必然性も踏まえればトータルデザインの完成度としてはかなり高いですね。
いずれにせよ外周フレームタイプは、ベゼルレス型と違って不自然な黒帯などが生まれない為デザインとしての違和感が少ないと思います。
■■購入モデル
上記検討ポイントを色々組み合わせた結果全ての条件で穴がなかったのが「Galaxy Watch 42mm」モデルだったんです。次点で「Galaxy Watch Active2 44mm」
大きさやスペックはほぼ同じ。ディスプレイサイズ、バッテリー持ちはActive2。と考えればActive2の方が優秀ですが、最後はデザインと操作性の好みも含めて店頭で見た結果Galaxy Watch 42mmをチョイス。
ブラックとローズゴールドがありますが、私はローズゴールド一択です。ちょっと遊び心もあって高級感を感じます。
実際届いて使い始めましたが、若干縦が長いんですがルックスも操作感も最高です。
私は今回Galaxy Watch 42mmを選びましたが今回候補にした各モデルはどれも甲乙つけ難く、デザインの好みやスマホとの相性、あとは細かなセンサー、機能の違いでベストモデルは変わってくると思います。OSもGalaxy WatchはTizen OSですしこの辺りの機能差もありますよね。