Nintendo

【ゲーム】3DS 1日レビュー

3DS購入した事だけを今朝書きましたが
とりあえず1日弱触ってみたので感想とレビューです。

1.発売について
1月20日にオンライン予約が開始された時も
AMAZONが10分で予約完売するなど祭りな感じでしたが
もちろん発売日である今日が一番の祭りと呼ぶべきでしょうね。

アキバでは、予約&当日販売分2,000台が朝9:30に完売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20110226_429784.html
池袋では、朝7:50時点で400人の行列
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20110226_429783.html
なんて事で、新ハード発売時恒例の様相でした。

が、DS Lite、PS3、Wiiの時ほどの修羅場感まではいかず
「物売るってレベル」の盛り上がりで終わった印象です。

期待度が過去のソレほど高くなかったというのもありますが
任天堂が3月中に150万台もの台数を国内出荷すると公表していたことも
要因でしょうね。
これは一般消費者から見れば過去の反省を活かした良いラウンチ手法でした。
NGPの時にも同様の安心感があれば良いですね。

2.3Dについて
デモ体験の時にも書きましたが
とにかく3Dは眼が疲れます。眼精疲労も甚だしい。

3Dの強度はスライダーで調整するんですが
ネットの書き込みなんかを見ても、最大にするんじゃなくて
ほどよい強さにするのが良いとの感想が多いです。

でも、強くすればするほど「奥行き感」は増すので
やっぱり弱くすると物足りなさが出てきます。
何かベストな満足感が得られないジレンマを抱えたデバイスですよ。これ。

とはいえ、モバイル機としては裸眼3Dの採用は当然の判断なので
スライダーでうまく調整して楽しむという前提で考えれば
おもしろい試みである事は間違いないですね。

3.ソフトについて
とりあえずかえるむは「レイトン」だけを買ったんですが、
もう1本くらい買ってみてもいいかなと思ってます。

興味あるのは下記4本。2chなんかで評価を見てるとこんな感じ。
リッジ・・・事前情報ほど悪くない。3Dを活かした臨場感はかなりのもの。
戦国・・・無双ファンでも楽しめる出来。意外にも発売ソフトの中で№1との声も。
ウイイレ・・・期待はずれ。3Dの臨場感は良い。中身の作り込みが駄目。
犬猫・・・犬猫に萌えられる人は、間違いなく今回の最強ソフト。

まぁ、無難にいくなら戦国。3DSらしさを味わってみるなら犬猫。
ってとこかな。と思います。

4.すれちがい通信について
これも以前書きましたが、3DSの重要なポイントは
実は「3D」ではなく「通信」にあると見ています。

DQ9で成功した「すれ違い通信」を3DSでは全面的に押し出してきています。
スト4やウイイレではすれ違いで自動対戦したり
犬猫では他のプレイヤーと交流できたりします。

3DS標準でも「すれちがいMii広場」というアプリが用意されており
Miiをすれ違った相手に遊びに行かせることができます。

かえるむも今日外出時試したんですが
発売日だというのに早速他の方のMiiとすれ違う事ができました。

すれ違って相手のMiiに来てもらえると
アプリ内のゲーム「すれちがい伝説」に助っ人として登場してもらったり
すれ違う事で楽しめる遊びも用意されています。
もう、そこら中歩き回って、すれ違いたい気分になりますね。

DSまでは「そのソフト」を挿して、スリープ状態にしとかないと駄目でしたが
3DSでは挿してないソフトでもOKで、同時に12本のソフトですれ違えます。
「あ、あのソフト起動させてスリープにしなきゃ」みたいな面倒さもなくなりますし、
およそ、その時点で楽しんでる全てのゲームのすれ違いが出来るんじゃないかと思います。

これは「すれちがい」を楽しませるには重要な部分で
色んなソフト会社が「すれちがい」を売りにしても
「そのソフト自身を挿してなければいけない」となると
ユーザは同時に複数ソフトのすれ違いは楽しめない事になります。

そうすると「すれちがい」を売りにしても面倒なだけだと捉えられるので
ソフト会社もこの機能の扱いが難しくなりますよね。
結果、折角一押しの「すれちがい機能」が成功しません。

きちんとその課題を事前に見つけ、取り組んだのは偉いと思います。

5.歩数計について
3DSには歩数計も用意されていて、スリープのまま持ち歩いてると
どの時間帯に何歩歩いたかを履歴として残してくれます。

ちなみにかえるむは今日スリープ状態で3,600歩ほど歩きました。

この歩数は単に後からニヤニヤ見るためだけのものではなく、
犬猫の場合はアイテムをゲットできたり
すれちがいMii広場でも歩いた歩数に応じてコインがゲットできたりします。

すれ違い以外にも「持ち歩く価値」を提供しているのは偉いですね。

6.まとめ
「すれ違い通信」と「歩数計」の活用は非常に上手いやり方だと思ってまして、
この機能があるとみんな毎日持ち歩きますよね。
カバンに放り込みっぱなしでいいんですから気楽に入れておけます。

まず「携帯度」が高まり、定期的にチェックする度合いも高まります。

「3D」で興味を引き「通信」で手放せなくする。
この戦略は非常に巧みだと思いますし、DQ9の成功例をよく分析しています。

まだキラーソフトがないので無難な立ち上がりですが
最初のDSの時も初期は今ひとつでした。

実際にはDS特有の「タッチ操作」を「脳トレ」あたりのソフト群が
上手く使いこなしたことで一挙にDSの評価が上がった訳です。

3DSの場合も「通信機能」を上手く使いこなす有力ソフトが出てくれば
3DSの評価はグンと高まると思います。

PSP vs DSの時にも語られましたがモバイル機は
「据え置き機並の楽しさを持ち運べる!」を売りにするのか
「据え置き機では出来ない楽しさを提供する!」を売りにするのか
で性格がだいぶ変わってきます。

Sonyは前者。任天堂は後者の印象が強かったですが
PSPでのモンハンの成功なんかはモバイルならではのものでしたし
NGPでも「通信」を重要な要素として捉えてきているなど
Sonyは「後者」の要素も十分取り入れつつ
「据え置き機並のスペック」を同時に実現しようとしています。

任天堂が、先行者としてどのような「面白さ」を提供していくのか
興味深く見ていきたいですね。

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