ちょっとおまけ編です。せっかくイベントで3キャリアのカタログをもらったのでちょっと比較。
auは大きい。docomoとsoftbankは小さい。docomoだけCompactのカタログもある。というのはパッと見で分かる部分。
じゃ、中身は違うのか。というと、ほぼほぼ一緒でした。auはサイズが大きいだけあってカメラのエフェクト効果の紹介が多かったり、と情報が全体的に多いイメージ。でも違いはそれだけか。というと、実はちょっとずつ情報の見せ方に違いがあるんですよね。
●カメラ
まずsoftbankは、「4K」から紹介を始めています。初めてXperiaを手にするsoftbankユーザに最もインパクトがある「4K」という言葉を目玉に持って来た格好ですね。
一方docomoは最初に「タイムシフトビデオ」を紹介し「4K」については下の方で紹介しいます。4KについてはZ2で十分アピールしたので、今回は敢えて「前回目立たなかったタイムシフトビデオを改めて注目してもらおう」という計算かもしれません。
auもdocomoと同じく、タイムシフトビデオからですので、狙いがdocomoと同じなんじゃないかと思いますが、その後の順序が違います。
物凄く似通っているのに、機能の紹介順序が違う。というのは、なかなか興味深いです。
同じように他のページもちょっとずつ違いがあります。
●ディスプレイ
softbankでは、Displayという項目ページがあって、まずSONYディスプレイの肝である「トリルミナスディスプレイ」を紹介しています。初めてのSONY製品という事でやっぱりここを推しますよね。
一方docomoは「Usability」というページの中に、ディスプレイ項目があります。単独見出しですらなくなっており、紹介も最初に「X-Reality for mobile」を持ってきています。これはトリルミナスよりも「Z3では明るくなった」という事の方を印象付けたい為かもしれません。
ただ、なぜかauはやっぱりDisplayという項目があり、トリルミナスから紹介しているsoftbankと同じ方式です。予想通りならdocomo方式になるはずなんですが外れました(笑)
●エンターテイメント
softbankは、PS4の連携を最初に持ってきているものの、Music UnlimitedやVideo Unlimitedも併せて紹介。初めてのSONYユーザに向けたSONYエンターテイメントを紹介する形になってますね。
一方docomoの場合、docomoユーザはこれまでのシリーズで十分Unlimtedを知っていると判断して、新機能のPS4連携を強く打ち出しています。
ただここでもauは意に反して、softbankと同じスタイルです。おかしいなぁ・・・。
●主な仕様
最後にスペック紹介です。softbankのスペック紹介は非常に簡易的です。各機能の○印も少ないですし、撮影できる解像度も最大のものしか記載されていません。
docomoは細かいですね。撮影解像度も全パターン載っており、色々な機能が搭載されている事も分かります。
最後にau。softbankに負けず劣らず簡素です。
仕様上で最も気になるのは、softbankのZ3だけサイズと重量が違う事です。
docomo 146×72×7.3 152g
au 146×72×7.3 152g
softbank 147×73×7.4 154g
softbankが最もグローバルモデルに近いはずなのに、softbankだけ他と違っているのは気持ち悪いところです。実際どうなんでしょうね。
●まとめ
・softbankは初めてXperiaを出しますから、これまでのシリーズも含めて最大の特徴をまず打ち出しています。
・docomoはずっとシリーズで提供してきていますので、特に「Z2からZ3でどこが変わったか。どこに今回は注目してもらいたいか」を強く打ち出していると思います。
・auだけはちょっと謎なところもありますが、逆に言えばバランスよく魅力を紹介しているとも言えます。ZL2がオリジナルZ2じゃなかった過去も踏まえ、改めてZシリーズの魅力を素直に記述した。という見方も出来るでしょうか。
さて適当な事を言ってきましたが、当たらずとも遠からずなんじゃないかなぁ。と思ってます。全くハズレな可能性もありますが、ふむふむなるほど。と考えながらカタログの比較をしてみるのもちょっと面白かったです。
我ながら何とくだらない記事(笑)