そろそろ気持ちが固まってきました。
中途半端にパーツを使い回そうというスケベ心は捨てて
素直に新PC構築に気持ちをシフトします。
(結局こうなるんだよなぁ・・・)
●HDD
タイの洪水で価格も上がりそうなHDDの購入は
とりあえず一旦3TB×2 だけ購入したいと思います。
あとは既存の2TBを使い回しながら、HDDの価格が下がるのを待ちます。
これで、本体にHDD6本+SSDでスタートすることになりそうです。
データをきちんと整理すればHDD4本で賄えるかもしれません。
●ケース
昨日はZALMANのGS1200に興味津々でしたが、
更に探しまくりまして、もっと冷却性能の高いケースを発見。
SilverstoneのRAVEN3という変態ケースです。
http://www.mustardseed.co.jp/products/silverstone/case/sst-rv03b-w.html
何がどう変態かというと、
昨日のGS1200は、とにかく前面から背面へ空気を抜けさせるという基本構造の強化を図っていましたが、このRAVEN3は、なんとケースの床に18cmファンを2機設置して下から上へ空気を抜けさせるのです。
でも実はこれって理にかなっていて
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ移動する習性がありますから、
ケース上部(CPU付近)に熱い空気が溜まるのを避け、
そのままケースの上に空気を排出してしまうという原理です。
その為、なんとマザーボードを90度回転させ、
インターフェース部(いわゆる、ディスプレイポートやUSBなどの端子がある面)が天井になります。
こうすればグラフィックボードなども縦向きの設置になり、下から上へ空気が抜けやすくなるわけです。
(従来の横向きに挿すより、縦になる方が何となくボードへの負荷も掛かりづらい気がします。)
更にこの特徴は副次効果もあり、ケース背面に配線がなくなりますから、限りなく壁際にケースを追いやれますし、配線の整理もケース上部で行えるのでメンテもしやすいのです。
もちろんホコリが入るのを防ぐために、その上に空間を空けてカバーされます。
この発想は変態だけど凄いと感じました。
実際の冷却性能でも非常にいい数値になっているようです。
但し、これを最大限に活かすには、
・グラボ→上に向けて空気が流れるファン構造になっているものが望ましい。
・CPUクーラー→トップフローではなくサイドフロー(つまり上に向けて空気が流れる)が望ましい。
・電源→ストレート型のファンではなく、一般的な上向きにファンが付いているものが望ましい。
という各空気の流れに気をつける必要があります。
ですが、これを全て実現出来れば、確かにエアフローは非常に良くなる気がします!
しかも、昨日のGS1200よりも1万円ほど安いケースです!
いやー。色々探してみるもんですね。
人気が高いケースながらも変態ケースなので、過信は禁物ですが一度チャレンジしてみたいですね。
●その他
ということで、残念ながら今の電源はストレート型なので、
経年劣化も踏まえて、新調する方向で考えてます。
同じくSilverstoneの850W & 80PLUS GOLD のSST-ST85F-G あたりに興味有ります。
(電源としては、Silverstoneの評価はさほど高くありませんが、こいつならコスパは良さそうです)
グラボはHD6850でいく予定ですが、エアフローを踏まえたものにする必要がありますね。
ただざっと見ていると上向き(普通でいう背面向き)のエアフローになっているボードはあまり多くないので
少なくとも逆向きになっていないタイプで見てみたいと思います。
CPUクーラーもトップフロー型のKABUTOではなく、KATANAなどのサイドフロー型をチョイスしたいと思います。
なんて感じで、ようやくイメージが固まってきましたね。
●具体的なプラン
・CPU Corei7 2600K → 変わらず
・メモリ 8GB → 変わらず(Crusialあたり)
・SSD Crusial m4 128GB → 変わらず
・CPUクーラー LGA1155対応で適度なものを → KABUTO → KATANA
・M/B ASUS Z68V-PRO→GIGABYTE GA-Z68XP-UD4
・グラボ 9800GTX+流用 → HD6850(エアフローに注意)
・ケース Antec NineHundred AB → ZALMAN GS1200 → Silverstone RAVEN3
・電源 Antec TPQ-850流用 → Silverstone SST-ST85F-G
・HDD 3TB×4本 → 3TB×2本 (WDのSATA3対応のもの)
・RAIDケース ラトック RS-EC32-U3R → 購入中止
こうなってくると、各パーツに必然性と思い入れが結構出てきましたね~。
これが自作の醍醐味かもしれません。