Oculus Quest 2 を眼鏡なしで楽しむために専用度付きレンズを購入しましたのでレビューしたいと思います。
VR用に小さい眼鏡を使っていました
私は普段眼鏡を掛けてまして普段遣いの眼鏡はこちらです。
普通に使う分にはもちろん快適なんですが、この眼鏡を付けたままだとVRゴーグルを被る事が出来ません。PSVRでもきついですが、特にコンパクトなOculus Quest 2では全く入らないんですよね。
眼鏡を付けたままOculusをプレイするには下記サイズの眼鏡が推奨されています。
幅: 142mm以下
高さ: 50mm以下
そこで、VRを楽しむために少し小さめの眼鏡を用意していました。それがこちら。
並べてみるとこんな感じ
まず縦が細くて、端っこも無駄な加工がなくて横幅も狭い。確かにOculus Quest 2でも使えます。ただ、ほんとに横幅はギリギリ。ゴーグルを外すときに眼鏡が持っていかれるくらいギリギリです(笑)
横幅はそんなにギリギリなのに、縦は若干短いのとレンズとレンズの距離が出来てしまうので、ど真ん中のフォーカスポイントはいいんですが周囲は歪みが出たり、ぼやけたり、滲んだり、と今一つな訳です。
もっとサイズが合う眼鏡を探したり、裏技的な方法も考えたんですが、ここは素直に「専用レンズ」を買ってみようと決意。
VR Optician で注文
VR専用レンズを販売している会社はいくつかあるみたいで私も3社くらいのサイトを見ました。その中でもシンプルに度数指定が出来て、価格もそこそこ、購入に失敗しなさそうだったVR Opticianを選んでみました。
眼鏡を作ったことがある方であれば、自分の視力を測定した際のパラメータ値を受け取った事があると思います。それをそのまま入れていくだけ。他にも幾つかオプションがありますがシンプルに作るのであれば下記項目だけですね。
PUPIL DISTANCE で瞳孔間距離を指定すれば、Quest 2の瞳孔間距離は「2」を選んでください。といったアドバイスもくれます。親切。
あとはPayPalなどで支払って自宅に到着するのを待ちます。ドイツから届くので結構時間は掛かりました。
装着してみました
到着まで数週間待ってやっと届きました。
輸送箱を開けてみると眼鏡ケースのようなものに入れられていました。マットな質感がいい!
パカっと開けると「R」「L」の袋が出てきます。まさに眼鏡ケースです。
非常に丁寧な収納で左右それぞれが巾着に入れられており、レンズを拭くためのウェットシートと布が入っていました。
巾着から取り出してみます。ちゃんとそれぞれのレンズサイドに「R」「L」と記載されていますので左右取り違える事もなく安心。
それぞれレンズを付属のウェットシートと布で綺麗に拭いて準備万端。レンズをOculus Quest 2に装着してみます。パカっとハメるだけなのでとても簡単!
左側が装着してみた状態(上下逆にしているので実際は右目のレンズです)
左右とも着けました。レンズオンレンズな感じになってますが眼鏡のようなレンズ間の距離のバラツキはなさそうですね。
取り外していたフレーム部分のクッションを装着して完成です。フレームクッションは付けたままでもレンズの取り付けは出来ますが、外した方が作業しやすいですね。
上下を元に戻してみるとこんな感じ。おお。違和感全くない。
プレイ感はどう変わったか?
早速電源オンしてVR体験をしてみましたが正直驚きました。もう隅々までクッキリ!視力度数も完璧です。そりゃ自分の眼鏡と同じパラメータで作ったんですから眼鏡をVRのレンズの形に加工してハメた状態。
眼鏡プレイ時に感じた周囲の歪みや滲みもなくとても快適です。このレンズによって解消した「眼鏡の弱点」は大きく次の4点
・視野が眼鏡のレンズの範囲に制限されなくなる
・周囲部分が歪んだり、滲んだりしないので全体クッキリ!
・耳や鼻当ての部分が圧迫されて痛くなることがない!
・ゴーグル内で眼鏡がズレるような事態もなく、いつでもベストな視聴が可能!
正直、こんなに快適になるならOculus Quest 2購入と同時に買っておくんだったと思いました。
Oculus Quest 2 最強環境を手にした
① Elite Strap 装着
② カウンターウェイトとしてダイソーの重りを装着
③ 度付きレンズ VR Optician を装着 New!!
これで我が家のOculus Quest 2が完璧になりました!