83インチ有機ELテレビ LG OLED 83C2 を購入してしばらくして「画質がいいとかそういう事じゃなく、妙なリアリティを感じる」と気づいたんですが、それは「映像が実物大に見える」という事が理由でした。
Forza Horizonで気づいた「実物大」感
Xbox SXでForza Horizonをプレイしていて発見したんですがボンネット視点でプレイすると大体画面の幅=車幅となるんですが、83インチテレビだと画面の幅が183cm程度なのでまさに一般的な車幅と同じになるんです。
私は現実で車幅180cmのGolfに乗っているんですが、ゲーム内でもGolfに乗るとまさに見えている道路幅がリアルで運転している時と感覚が一緒過ぎて「現実の世界が画面の向こうにあるようだ」と感じてしまいました。
前回の83C2でのゲームプレイ記事でもご紹介していますのでそちらも宜しければご覧ください。
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83インチ4K有機EL「LG 83C2」でゲーム機能をチェックしてみた
さて83インチという大画面有機ELテレビ「83C2」を導入した訳ですが、この大画面の恩恵を享受できるのは映画やテレビだけではありません。ゲーム機能もLGの有機ELテレビは優れています。 今回はLG 8 ...
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Youtubeで見る「街歩き動画」の実物大感が凄い
なるほど「横幅180cm」くらいの動画を見ると実物大に見えるという事が分かりましたのでYoutubeでよくある街歩き系の動画を色々観てみたんですが、もう部屋を暗くすると完全に窓の向こうにその世界があると感じる実物大感。
リアリティを感じるのは「4Kだ」「HDRだ」という画質面だけではなく、目の前の視界に現実と同じ大きさの世界が広がっているかどうか?が重要なファクターだったんだと改めて実感しました。このような実物大感は以前の65インチテレビの時には全く感じなかった事です。
とはいえ、Youtubeで流れる動画が実際にどのくらいの道路幅の映像なのか計算する事ができません。そこで自分で測って試してみる事にしました。
実際にスマホで撮影して検証してみる
実際に街に繰り出し3か所の道を撮影してみる事にしました。
まずはこちらの階段。230cm離れた場所に立って撮影を始め階段を昇ってみました。
我が家でのテレビの視聴距離が200cmくらいですので、階段を昇る時に画面下に見切れる段が横幅いっぱいテレビに映し出されればちょうど実物大くらいの感覚を得られるんじゃないか?と思います。
次に狭めの路地です。280cmの路地が見えていますがこれも手前2mくらいから撮影していると考えればちょうどテレビの視聴距離と近しい画角になるはずです。
3つ目は広めの道路。ちょっと目線が高くなり遠くまで見通しているので先ほどの280cmと同じような視覚になりますが角度が違いますね。
動画をYoutubeにUPしてテレビで確認
ということで短い動画ですがYoutubeにUPしてみました。
そして、この動画を83インチテレビで視聴してみます。
なるほど、確かに実物大に見える・・・。厳密には実物よりやや大きめに見えているような気もしますが、Youtubeの街歩き動画が実物大に見えたのは正しい感覚のようです。
今回の検証は単に自分が見てきた景色がテレビでも同じような大きさに見えるか?という程度のものですが、きちんと計算して割り出せば実物よりも大きいのか小さいのかなど正しい縮尺が分かりそうですね。また機会があればちゃんと計算して測定してみたいですね。
いずれにせよ65インチでは全く感じなかった実物大感を83インチのテレビで感じる事が出来ましたので、スマホ撮影した街歩き動画なんかを楽しむのに最高の大きさなのかもしれません。