以前、LGの55B6Pを所有していた頃にバイオハザード7のHDR輝度設定について記事を書きました。
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バイオハザード7のHDR設定が凄い
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HDR輝度設定で100から2000まで50刻みで変更でき、外側と内側の四角の明るさが同じになるところを最大値として設定する仕組みでした。
輝度100だとこんな感じで白い枠と灰色の四角がクッキリ分かれています。これが全面白四角になるところまで輝度を上げていきます。
B6Pでの見え方
輝度800でうっすら内側の四角が見えるくらい
輝度1000でギリギリ見えるレベル。この画像は直撮影なのでもう見えなくなってしまってますが肉眼だとすこーし見えるんです。
そして、輝度1250で完全に境目が分からなくなりました。ここから先はずーっと真っ白。つまりB6Pでは100~1250という幅が描画できる輝度幅だったという事です。
同じことを今使用しているC9Pでもやってみました。
撮影環境が違うので色味など違っていますが画像はあくまで参考としてみて頂き「肉眼」で見た時の評価を記載していきたいと思います。
輝度800程度では非常にクッキリ見えています。
輝度1000でも余裕で見えています。おお。全然違う!
どんどん引き上げて輝度1800まで持ってきてもまだ枠が見えます。この画像だとほぼ見えなくなっていますが、先ほどと同様肉眼だともっとしっかり見えます。
輝度1950。この画像でもうっすら分かりますよね?
ついに輝度2000です。大分苦しいですが肉眼だと僅かに境目が見えました。
なんと、C9Pでは「同じ色になるまで輝度を上げろ」という指示に対して、最大の2000でもギリギリまだ同じ色に到達しませんでした。バイオハザード7が設定しうる最大値で楽しめるという事ですね。
正直、ここまで違いがあるとは思いませんでした。所詮は有機ELテレビなのでハイエンド液晶テレビと比べればHDR輝度は低い(液晶派の皆さんからは有機ELは暗い)と言われますが、それでも普通にゲームを楽しむ分には十分な輝度があると思います。
一方、HDRの醍醐味は輝度コントラストですが、自発光の有機ELは真っ黒な部分と、そして光の滲みが一切なく明るい色とクッキリと描き分けられるという点で非常に映えるHDR映像を作り出すことが出来ます。
同じ有機ELでもB6PとC9Pでは大きな世代差があるんだろうと思います。