映像機器

VIERA TH-55AX900 その1 ~設置編~

長らく調査してきた4Kテレビですが、最終的に最も本命として評価したモデルを購入しました。

Panasonic VIERA TH-55AX900 です。
http://panasonic.jp/viera/products/ax900_900f/

●開封~設置

およそ予想してたとおりですが、やっぱり自宅に納品されると外箱は迫力ありますよね。なんでも箱開封はワクワクの瞬間ですが、このクラスになるとその興奮もひときわです。

箱を切り開くと、左側に台座部分があり、テレビ本体は右側に寄っています。これじゃ箱全体の重さが偏るよね?と感じられるでしょう。確かに偏ってます。でも皆さんの想像を裏切り実は左側(台座が置いてあった方)が重いのです。

これがスラントデザイン用の台座。テレビを支えるのですがサイズ的には上の写真の真中の発泡スチロールくらいのもの。これが何と15kgもあるのです!テレビ本体は25kgくらいなので、その重密度の高さたるや凄いです。

まずはスタンド(台座)をテレビ台に置きます。この位置取りが大事。一度設置したらほぼ動かせませんから左右の完全に中央に、また台座自体も僅かの捻り(角度が違う事)があってはいけません。ただ、これがちっちゃいクセに15kgもあり、且つ底は滑り止め仕様になっているので、少しずつ動かしては測り、測ってはズラし、の繰り返し。最終的に「1mm」の狂いもなく左右のど真ん中に設置しました。

という事で設置完了。なかなか収まり具合も良いです。
スラントデザインなのでテレビの下に足がなく、ピタッとテレビ台に設置されている感じになります。スピーカーのせいで55インチのテレビが小さく見えます・・・。ちなみに画面の映り込みですが、この写真は加工してぼかしています。実際は黒い鏡のように反射します。多分文字とかも読めるレベルで反射します(笑)

●初期チェック
まず最初に初期設定です。

起動するとホーム画面の使い方を教えてくれる、音声ガイドのチュートリアルが始まります。説明を受けた後「実際にやってみましょう」という段取りで、まるでゲームのチュートリアルのようです。

ほか、色々いじっていくと「ソフトウェア更新」が始まりました。そういえば4Kアクトビラに対応するのにアップデート出てましたね。

次に行うべきは「ドット欠け」がないかどうかです。後から見つかるとかなり凹みますので、最初にチェックすべき点ですね。ブラウザで白画面を映し出したりしてチェック。少なくとも目立つ場所にはなさそうでホッとしました。

ついでにYahooトップページでブラウザの感じを確かめましたが、さすがに綺麗ですね。

実は縮小するとここまで小さくなります。驚くなかれ、このサイズで全ての文字が潰れることなく鮮明に見えるのです!これが4Kですね!

さぁ、いざ4K映像チェックです。4Kアクトビラでは店頭デモでよく流れているPanasonicデモ映像が4K解像度のまま全て閲覧できます。いや、ホント凄いですねこれ。店頭で観た美しいまんまの4Kです。写真では端が暗くなってますが、実際はそんな事ありません。非常に明るく、コントラスト高く、先鋭な映像が表示されます。

色味も店頭で観た評価のまんま。ちなみに家庭ではダイナミックモードは明るすぎて目に痛いので、当然輝度を落としたモードを選んでいます。それでも店頭で観たダイナミックモードレベルの鮮やかさがあります。テレビの下部分に青いLEDが光るのも結構オシャレ。こういうのはSONYの専売特許かと思ってましたが、Panasonicもなかなかやるじゃない(もちろん嫌ならオフに出来ます)

地デジ放送も観てみましたが、想像していたよりずっと綺麗です。これまでFHDプラズマだったので正直地デジは汚くなるんじゃないかと思っていましたが、超解像(アプコン)の能力は伊達じゃない気がします。また、4Kテレビというと、いわゆる解像度の話ばかりされますが、本機では色再現、コントラスト、輝度なんかの能力が非常に高いので、地デジコンテンツでも輪郭補正をしながら、その他の能力も相まってなかなか優秀です。ゲームもPS4などは「明らかに」綺麗になりました。パッと見て分かるレベルです。

ちなみに、ARC対応なので、テレビの音をAVアンプ経由に出すのも追加ケーブルが要りません。

ゲームやBlu-rayなどAVアンプ(out)からテレビ(in)にHDMIケーブルで繋いでいますが、そのケーブルを利用してテレビ(in)からAVアンプ(out)に逆流で音声を送り込んでスピーカーから再生できるのです。「inから出てoutに入る」なんて昔は考えられなかったですけど便利になりました。あ、我が家はテレビもアンプも「ARC」対応しているのですが、どちらかしか対応してない場合は使えない機能になりますね。

という事でまずは設置編。でした。次に気になる、各レスポンス周りや設定、ゲームで重要な遅延チェックなどを行っていきます。

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