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Galaxy Fold レビュー7 ~ある日の利用例~

Galaxy Foldの特徴は大きなメインディスプレイと小さなサブディスプレイ。

以前のレビューでも書きましたが、コンテンツやアプリによる使い分けよりも、両手持ちが出来る(主に座っている)時には広げて、片手持ちの(主に立っている)時には閉じて使う。という使い分けの方が多いことに気づきました。

とある平日の一日でどんな感じで使っているか簡単にまとめてみます。

朝 自宅 サブディスプレイ(簡易確認、アプリアップデート)

朝 駅ホーム サブディスプレイ(立っているので)

朝 電車 メインディスプレイ(着席してるので)

朝 電車 サブディスプレイ(乗り換えた後は立ってます)

朝 コンビニ サブディスプレイ(QR決済など)

昼 ランチ サブ&メインディスプレイ

夜 電車 サブディスプレイ(立っているので)

夜 電車 メインディスプレイ(乗り換えた後は着席してる事もあり)

夜 徒歩 サブディスプレイ(ドラクエウォークやQR決済など)

夜 自宅 サブ&メインディスプレイ(自宅にいる間はさっとサブで、じっくりメインでと頻繁に使い分けます)

こう見ると思った以上にサブディスプレイを使っている機会が多いんですよね。ポケットからさっと取り出して使う時はまずサブディスプレイだからです。でも使用しているトータル時間はメインディスプレイの方が長い。という感じになります。

コンテンツとしてはSNS、ニュースアプリ、ブラウザなんかはどっちのディスプレイもハイブリッドで使っていて、出来るだけメインディスプレイを使いたいのはYoutubeやゲーム全般、電子書籍などでしょうか。

SNSでもサブディスプレイで見ていて「おっ!」と思う写真や動画があった場合はさっと広げて大きな画面で見ます。同じ写真でも全然感覚が違ってくるんですよね。あるいは、ブラウザで調べものなんかをしている時も最初は片手で検索を始めて、じっくり読みたいページが出てきた時には広げて見る。なんて使い方をします。

とにかくこのシームレス感が大事

スマホとタブレットの2台持ちだと、スマホを持っている時は「もうちょい大きく見たいけど、ま、いっか」ってなったり、タブレットをどこに行く時にも持ち歩いてる訳でもないので、本来楽しめるサイズで楽しめていない事が多いんだな~と実感させられます。ハイブリッドになった事で自分の欲求をそのまま満たせるようになったって感じ。

脳が欲する状態にトランスフォーム出来る事自体に価値があるので「2台持ちすればいい」は全く的外れな意見だと思うんです。

写真を撮りたいならスマホとデジカメの2台持ちすればいい。という意見を言う人もいますがやっぱりちょっと違うんですよね。さっと撮ってさっとLINEやSNSに載せたいから撮影したいこともあるんです。スマホだから撮影したというシーンは沢山あるでしょう。

Galaxy Foldが実現したのはまさにそんな世界。2台持ちだと無意識に諦めていた選択肢が自然に出てくる。それによってアプリやコンテンツの楽しみ方自体も少しずつ変わってくる。Galaxy Foldが提供しているのは「スマホ+タブレット」じゃないんです。「2つの大きさをシームレスに繋ぐ事で体験を変える事」なんですね。

いったりきたりが本当に気持ちいい。この感覚を一度味わうと2台を使い分けるなんてものすごく古臭い考え方に思えてきます。

「折り畳み」という言葉が注目されがちですが「折り畳み」は単なる構造の話であって、本質は「ハイブリッド体験」を提供しているという点にあります。そしてそれはSurface Duoのような「2画面」ではなく「大画面」だから得られる体験なんだと感じています

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