これ欲しい!と思っていたらちょうどSNSでまさに購入された方がいらっしゃったので私もすぐさま購入した逸品をご紹介します。
充電電力量が分かるType-Cケーブル
文字通りなんですが、スマホなどを充電する時に「何ワット」で給電されているか?が分かるケーブルです。ケーブルの先端にデジタル表示されるディスプレイが付いています。
こうしたケーブル類を沢山販売しているMcdodoというブランドの製品です。
今回私が購入したのはType-C to Type-C PD対応の一番使い出のあるケーブルです。長さは1.2mとほどよい長さだと思います。
ケーブル自体はナイロン編みしてあって非常に安心感があります。コネクタ部分の仕上げもちゃんとしてますよね。
そしてここがディスプレイ部。普通のUSBケーブルと比べてそこまで大げさになっておらず、まさにコネクタ部にディスプレイが付いたデザインでとてもいいと思います。もちろん全く重さも気になりません。
実測確認
さて、では実際の測定値や速度を確認してみましょう。
Galaxy Z Fold3
まず普通の急速充電を一般的な電流チェッカーで測定してみます。8.39V × 1.64Aで14Wくらいですね。ちょうど写真を撮った時はちょっと遅めかしら。
今回買ったケーブルを使うと「PD」で「16W」との表示。おお。普通にしっかり充電速度出てる。
年の為、このケーブルに更に電流チェッカーを挟んでみます。8.45V×1.69A=14W。あれ、若干電流チェッカーで減衰してる?笑
でも概ねしっかり測定出来ているようです。
Redmi Note 10 Pro
同じく他のスマホでも試してみましょう。まずは通常のケーブル+電流チェッカー。
8.39V×1.86A=15.6W
電力量チェック付きケーブルだと17W。やっぱり少し高い?
同じく2重チェックです。8.51V×1.84A=15.6Wですね。電力量計測付きの方は18Wをマークしています。
ASUS ExpertBook
最後に高速PD充電対応のノートPCで測定してみます。
さすがの充電速度です。18.9V×2.83A=53Wですね。
ケーブルを変えると62Wまで伸びました。速い!
2重チェックだと、19V×2.97A=56W。やっぱり電力量測定ケーブルの方が数値が高いですね。
まとめ
今まで電力量を測定するためには電流チェッカーを間に挟んでいました。普段は使わないのでどうしても検証したい時に出してくる。という感じだったんですが、ざっくりワット表示とはいえケーブル自体に電力量が分かる機能が付いているのは凄いですね。
これできちんと急速充電されているか?挿しが甘くなって給電が遅くなっていないか?などが一目で確認できます。この安心感はとても助かります。
それこそスマホの充電でたまに挿し方によって急速充電になってなかった。みたいな事があるんですよ。あるいは沢山ケーブルが生えてる中でちょっと遅めのACから給電してしまってた。とか。出かける前の1時間とかでミスすると痛恨なんですよね~。
このケーブルだとそんなミスもなく挿した瞬間に数字を確認して安心できます。(もちろん今のスマホは画面上に急速かどうか?残り充電時間は?など表示する機能もありますので、そこで確認しても良いんですが)
そして、これが単なる色物ケーブルではなく、長さ、コネクタ、ケーブルのナイロン編みなど普通のType-Cケーブルとして非常に作りがしっかりしているので測定機能抜きにしても良いケーブルなんですよ。しっかり60W出る事も確認出来ましたし。
ということで、正直我が家のType-Cケーブルを全部コレに換えたいくらい気に入ったんですが、問題はちょっと価格が高い。という事ですかね。ケーブルだけでいいならもちろんケーブル機能のみのものを買った方が安いです。
他にも20W版、Type-A to Type-C版などもありますので、利用される環境に合わせて1本持っておくと便利だと思います。個人的には寝室用、リビング用、外出用と3本は欲しいところです。