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【レビュー】Beethoven CG SE 用にZonotone、音光堂、山本音響工芸のアクセサリー類を採用してみました

Vienna AcousticsのBeethoven Concert Grand Symphony Edition(以下、Beethoven CG SE)を導入しましたが、合わせてスピーカーに関するアクセサリー類を入れ替えましたので簡単にご紹介しておきたいと思います。

スピーカーケーブルとバナナプラグ

スピーカーケーブルはZONOTONEのMeister SP-1700を採用。ベーシックなケーブルですが評価は高く「オーディオアクセサリー銘機賞2024」でグランプリを獲得したケーブルです。安心感ハンパなし。

細くて取り回しもしやすく気軽に使えるケーブルだと思います。

そしてバナナプラグには音光堂のBP-146Bを選択。円筒波形型スリット式形状のこれまたオーソドックスなプラグです。

取り出してみるとこんな感じ。鋭利ですね。今までは板バネスリット式のプラグを使う事がほとんどだったのでこの形状は少し新鮮。

こんな感じで仕上げました。

スパイクベースとオーディオボード

次にスパイク受けはこれまでj1 Projectでしたが、今回Beethoven CG SEに替えた際に木製のスパイクベースに替えてみました。

山本音響工芸のPB-18です。

このスパイクベースに使われているアフリカ黒檀材はオーボエやクラリネットに使用される非常に硬い木材だそうです。

また裏面の白いチップは硬度9のアルミナ96を使用したセラミックスペーサーで床との設置面で、それぞれ3点支持を行う構造になっています。

j1 Projectの方が高級品ですが、響きを期待して初めて木製ベースを選んでみました。四角い形状なのも珍しいですよね。

これまで薄い御影石の上にスパイクベースを置いていましたがこれをPB-18に替えてみます。

実際に設置したところ、底面のセラミックチップが御影石のボードの上をツルツル滑ります。

さすがに滑りすぎるのでちょっとした振動で動いてしまう怖さを感じました。また音もわずかに乾く印象がありました。ボーカルやピアノなんかがやや掠れる気がするのです。

そこで御影石から以前使っていたハヤミの木製ボードG-36111に置き換えてみました。これは以前infinity IRS-Epsilonの下に敷いていた大きなボードです。ハヤミに替えたところ滑りすぎるような事もなくなり設置が安定、そして音の乾きも解消された気がします。

たださすがにボードサイズが大きくて見た目上の違和感が出てしまいました。

このスパイクベースには木製のオーディオボードが合いそうですのでサイズ感を整えるために新たに山本音響工芸のB-45を購入してみました。スパイクベースも山本音響工芸で、説明でもB-45との組み合わせを推奨されていましたのでまさに鉄板コンビかなと思います。

ネットでも言われていましたが実際届いてみるとなかなかの赤さです。アサダ桜材の集成材によるボードだそうで見た目に本当に鮮やかで美しいと感じました。

エッジ加工もシンプルで上下同じ構造になっているので、オーディオボードには珍しく両面リバーシブルで使える気がします。

実際に設置してみました。大きさ的にはちょうどいいですね。斜めに置いていますがこの辺りは様子を見ながら調整したいと思います。

はじめこのボードに替えたら、また御影石の時のように音に掠れを感じたのですが少しスピーカーの位置や角度を変えながら確認してみると掠れは低減されました。また何となく低域の響きが増し、中域に締まりが出たような気がします。ええ、気がするだけかもしれません。

という事で役目を解かれた御影石はDMR-ZR1とSR8015の下に敷いてみる事にしました。ハヤミの木製ボードは再び活躍の場がなくなり裏に引っ込みます。

まとめ

正直、これらアクセサリー類がどこまで音質に影響を与えているか?というとスピーカーやアンプの個性と比べれば圧倒的微小だと思います。ただセッティングも変わりますので、わずかに音が乾く、潤う、などの変化も感じます。微調整しながら良い納まりを探す感じですね。

私は元々高額なアクセサリーは採用しないタイプなんですが、ソツなく整える感じで揃えていくのは悪くないなと思っています。見た目の好みなんかも反映できますしそれだけでも満足感も上がります。

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