DolbyAtmosやDTS:X環境を作る為、SC-LX59にイネーブルドスピーカーをセットします。
今回イネーブルドスピーカーとして採用したのはONKYOのSKH-410です。
参考価格ペアで2万円ほどのスピーカーですが、今ではペアで9,000円弱で購入できるイネーブルドスピーカー最安モデルです。もっと高額なモデルもありますが、イネーブルドとしての効果から考えれば圧倒的なコスパ機とされていた為、まずはこちらを選択。
フロント用とバック用に2セット購入しました。
イネーブルドスピーカーは上向きにスピーカーが設置されていて、少し斜めになっています。
この構造により、天井から反射させて視聴位置に音を届ける訳ですね。
スピーカーの角度が一定なのであれば、普通に考えれば入射角/反射角が合う場所に設置しないとダメなのでは?と思いますが、そこはパイオニアの誇る補正技術「MCACC Pro」が何とかしてくれるみたいです。「ほんまかいな」と思うところですが「ほんまみたい」です。
早速サラウンドバックスピーカーの上に設置します。
我が家のサラウンドバックスピーカー「Kappa Rear」は凄く薄いスピーカーなので、ちょっぴり前後にはみ出してしまいました。うーん。ご愛敬。
それより問題はフロントです。一般的には「フロントスピーカーの上に置いてください」とされるイネーブルドスピーカーですが、我が家のフロントスピーカー「IRS-SIGMA」はすこぶる形状が特殊です。
背面から見るとこんな感じ。天板がフラットではありません。
それどころかかなりの変態形状。背面にもツイーターが搭載されており、その後ろは斜めのサランネット、ととてもじゃないですがイネーブルドスピーカーを乗せられる形ではありません。
そこでイネーブルドスピーカーだけをスタンドに設置する事にしました。
SKH-410の背面に壁掛けブラケットを付けます。
そしてスタンドにセット!
なんか安物のスタンドだからか、ちょっと前かがみになってます・・・。
ただ、実際の配置から考えればむしろこの前かがみがむしろ功を奏しそうです。
テレビ裏に設置してみました。これは物々しい(笑)
高さはサラウンドバックの方に設置したイネーブルドスピーカーと合わせます。左右幅はサラウンドバックとちょっと違いますが、そこはパイオニアが誇る補正技術「MCACC Pro」にお任せします。何度も言うなと(笑)
これにより、従来のチャンネル方式のDTSサウンドもアップミックスされて「Neural:X」としてイネーブルド活用の7.0.4チャンネル(11チャンネル化)サラウンド体験出来るようになりました。あるいはドルビー系なら「ドルビーサラウンド」として同様にアップミックスされます。
試しにPS4のウィッチャー3であれやこれや検証してみましたが、個人的には「ドルビーサラウンド」よりも「Neural:X」の方が音に厚みがあって好みでした。これからマルチチャンネル型音源は全部「Neural:X」で楽しみたいと思います。
では次は純粋オブジェクトオーディオ再生にトライです!