より快適にテレビで映画やゲームを楽しみたい!という事でニトリの電動リクライニングソファ「Nビリーバ2」を購入しました。
選んだのは「Nビリーバ2」3人掛け/厚革/中央テーブルモデル
本モデルに決めた経緯は前回の記事でご紹介しました。ニトリの電動ソファはコスパ面でも評判がよく、中でも「厚革」の肌触りは別格だなと思って本モデルを選びました。
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【購入検討】ニトリの3人掛け電動ソファ「Nビリーバ2」最後まで悩みました
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最後の最後で迷ったのは「定番の中央テーブルモデル」を選ぶか「新発売の3人リクライニングモデル」を選ぶかです。家族の意見も聞いて「中央テーブルモデル」にしましたがこれが当たりだったかどうか?実際に到着した印象もご紹介します。
今まで使っていたソファよりコンパクト
今までのソファは横幅230cmでシューズロングもあるソファでした。これに対しNビリーバ2は横幅206cmでシューズロングも無し。と結構コンパクトになった印象です。
左:従来ソファ 右:購入したNビリーバ2
Nビリーバ2を使い始めた印象
では早速Nビリーバ2に座って感じたレビューを行っていきましょう。
程よいリクライニングと中央テーブルの相性が抜群
期待していたリクライニング&中央テーブルの組み合わせですが、これはやっぱりいい!と感じました。特等席感がやばいです。
厚革シートを少しリクライニングさせ、中央テーブルにドリンクやお菓子を置いて観る映画はもはやシアター超えです。
以前は足先のテーブルにドリンクを置いたりしていましたが、このソファで軽くリクライニングした状態では身体を起こして前のテーブルに置いたドリンクを取ることは不可能です。ドリンクは手の届く位置にあってこそ。ですよね。そう考えるとこの真横にテーブルがある中央テーブルモデルの贅沢さは格別だと感じました。
「3人リクライニングモデル」と最後の最後まで本当に悩みましたが、中央でリクライニングするより、映画視聴時の特等席感はこっちの方が上かもしれません。
ちなみに中央席に座る場合は前にスツールを置いて足置きにすればこれはこれで結構な満足感が得られます。ど真ん中ど正面で真剣に視聴したいときは下手にリクライニングせず顔を正面に向けて観るのも良いと思います。逆に少しリラックスして楽しみたいときは中央テーブルを出して左右どちらかで軽くリクライニングさせて観るという、この選択肢が絶妙だと思うわけです。
フルリクライニングの角度が凄い
Nビリーバ2を選んだ理由の一つがこのフルリクライニング時の角度です。
結構電動リクライニングソファといっても背もたれが倒れ切らず、中途半端な傾きのソファが多かったんですが、Nビリーバ2は想像よりもう一段階背もたれが倒れてくれる印象です。正面を見ると天井を向くレベル。この完全に寝られる角度まで倒れてくれる事が選択ポイントにもなりました。
照明を抑えてフルリクライニングして映画を視聴し始めたら寝落ち間違いなしです笑
やっぱり良かった「厚革」の質感
同じNビリーバ2でも「合皮」「本革」にはそれほど惹かれませんでした。店頭で座ってみた時にも「どっちかというと本革がいいかなぁ」程度。でも「厚革」は「断然これがいい!」と座った瞬間に感じるレベルで心地よかったんですよね。実際届いたNビリーバ2でも店頭の時の印象どおりでした。
革の凸凹模様がしっかり個性的に出ていて、色ムラの感じも高級感を感じさせます。そしてプックリ張りを感じる肉厚感。
手すり部分もツルツルでしっかり詰まったボリューム感を感じます。ついサスサスしちゃいますね。「本革モデル」だとここまでの手触り感はなかったので「厚革モデル」ならではの気持ちよさ。
そして艶やかな光り具合もいい。店頭で座った1人用Nビリーバ2と比べてやや座面のボリューム感がおとなしい気はしますが手触りはきちんと厚革。ニトリで買ったクリーナー、クリームでお手入れして気持ちよく使っていきたいと思います。
その他の印象
フットレスト部を最大までリクライニングさせるとこんな感じです。
フルリクライニングしたフットレスト部分は平行よりも高く上がります。この上がり具合が本当に身体を沈み込ませてくれている実感に繋がっています。歯医者の治療かと思うほどの上がり具合。でもそれがいい。って感じさせてくれます。
リクライニングボタンのところにUSB Type-A端子がついていてケーブルを挿すとスマホの充電などに使えます。2A仕様で充電速度は速いとは言えませんが、テレビ視聴しながら充電させておくには便利に使えそうです。
ソファ横にスツールを置いてみましたのでそこにポンとスマホを置いて充電させておくのがいい感じ。
リクライニング時の動き
リクライニングにするボタン、リクライニングから戻るボタンの2つに分かれていてどちらも「押しっぱなし」にする事で最大状態まで稼働させられます。途中で手を離せばその位置で止まりますので無段階に調整が可能。
全体を動かした時の動画です。
ご覧頂くとわかるのですが、実は頭と足の挙動が少し違っています。
リクライニングの順番
- 足が先に上がり始めます。この時背もたれはやや下がりますが角度は変わりません。まず足だけ伸ばしたいときはこの段階。
- ある程度足が伸びると頭も倒れ始め、足が更に上がっていきます。
この動きが絶妙に良く出来ていて
- ちょっと足を伸ばして映画を観たいな。
- 更にリラックスして少しだけ頭も後ろに下げたいな
- 完全に寝ころぶレベルで倒したいな
という「よくあるシチュエーションに最適な動き」を実現してくれています。頭と足を別々に動かす2モーター方式もそれぞれ微調整ができるメリットがあると思うんですが一方それぞれのボタン操作がいる煩雑さがあります。個人的にはこのステップを無段階でしてくれる1モーター挙動が楽で最高。
次はフットレストだけに注目してみましょう。
後半ニョキニョキ伸びていって座面よりも足が高くなっている事が分かります。このやや足が上がるくらいが気持ちいいんですよね。
次はヘッドレスト(背もたれ)です。
前半は背もたれ部分が前に出ながら少し下がります。座る人の身長(座高)にも拠りますが、この僅かな下がりによって頭の位置が背もたれを超え軽く頭の角度を後ろに下げることが出来ます。足が伸びていくので楽な姿勢に変えてくれるイメージですね。足は座面より高くなり最終的に心臓の高さと合わせてくれる模様。
後半はグングン倒れていきます。最後は天井が正面になるくらいの角度まで。前半に少し前に出ていたおかげで最後まで倒しても大きく後ろに張り出すことがありません。元々のソファ背面からわずか10cm程度の出っ張りでここまでのリクライニングを実現してくれています。
この挙動、何度見ても良く出来ています。
スピードはやや遅いかなと感じますが、無段階でベストな位置を微調整しているときはこの速度が有難い。正直フルマックスでリクライニングするのは「寝る決意」をしたときくらいなので、無段階に絶妙な位置を探して止めるのがおススメ。
まとめ
まず実際に座ったNビリーバ2の印象は期待通りでホッとした感じ。
「厚革」が良いのは分かっていたのでこの点は満足。中央もリクライニングする「3人リクライニングモデル」がどうしてもチラついていましたが、中央テーブルの贅沢感を体験したら「うん、これはこれで良かった」と思える納得感でした。
普通に「厚革」ソファとしてもしっかり心地良い。程よいリクライニングでドリンクも置きながら映画を楽しむも良し。フルリクライニングでまどろみながらリラックスするも良し。この懐の広さが電動リクライニングソファの魅力ですよね。
左右を少しリクライニングさせて中央のテーブルも倒してやればダイニングテーブルからもテレビが欠けることなく視聴できます。
これからNビリーバ2とともに、また新しい映画、ゲーム、動画コンテンツ体験を楽しんでいきたいと思います。