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Galaxy Note9 カメラ S8+との比較レビュー

Galaxy Note9 で強化された点の一つはカメラ画質です。

デュアルレンズに光学2倍ズーム、AIによるシーン判別など他モデルでも取り組んでいる機能に加え、F1.5とF2.4を手動で切り替えられる可変F値など大きな拘りが見られます。が、実際に撮影を始めて見るとそうしたスペック値以上に画質の進化が著しいと感じました。
何気ない昼間のシーンも美しいんですが、今回は特に驚いた点(夜景やズーム等)を中心にGalaxy S8+のカメラと比較してみます。
まずはNote9の光学2倍ズームとS8+のデジタル2倍ズームの違いです。
Note9 等倍
S8+等倍
かなり近い画質ですが、わずかにNote9の方が色乗りが良く、コントラストがしっかりしている印象です。
Note9 光学2倍ズーム
S8+ デジタル2倍ズーム
2倍ズームでは解像感に差が出てきます。デジタルズームのS8+は解像感が甘くなっています。
4枚の写真を引き伸ばしてみます。
等倍での比較はそんなに差がないですね。引き伸ばした分ボケてしまっています。
次に2倍

Note9の光学2倍だけ解像感が明らかに高いのが分かると思います。等倍の解像感を維持したまま2倍に拡大できるのでこれはかなり使い勝手のあるズーム機能だと思います。

次にデジタルズームを比較してみましょう。Note9は10倍まで、S8+は8倍までのデジタルズームが可能です。
まず参考としてNote9の等倍で撮影した写真。中央に見える店舗をデジタルズームで撮影してみましょう。
デジタルズームの結果です。
同じ8倍でNote9はしっかり解像感を残している事が分かります。色再現もいいですね。更に10倍まで拡大しても破綻する事はありません。スペック上は同じ表記でしかないデジタルズームですが、その画質はここまで向上しています。
次は逆光での撮影。
Note9は観覧車の色味をしっかり表現出来ています。
次は食事モードです。Galaxyシリーズの「食事モード」はとても料理をおいしそうに映し出してくれるので多用していたのですが、Note9ではこれがAIによる自動判別になりました。他にも「人物、花、室内、動物、風景、植物、木、空、山、浜辺、日の出・日の入、水辺、街路、夜景、滝、雪、鳥、逆光、テキスト」と全20シーンを自動判別してくれるみたいなんです。
例えばこんな感じ。お皿の右側に「小さくフォークとスプーン」のマークが出ていますね。これが出ていると食事モードの判別がされているという事です。
もちろんこの時点で既においしそうになっています(笑)
ここでもS8+と比較してみましょう。

S8+ではいちいち食事モードに切り替える必要がありましたが、Note9では操作不要。自動モードのまま撮影すれば勝手に料理をおいしそうに撮影してくれます。S8+の食事モードより更にちょっとおまけに盛ってくれてるみたいです。
次は夜の写真を幾つか見てみましょう。
夜のマンションです。
ちょっと小さくて分かりづらいと思いますので部分拡大してみます。ノイズの抑えられ方が全く違います。
次は歩道橋。
こちらは夜中の落ち葉道です。
ちなみにここでもAIが自動判別しています。結構優秀ですね。
夜の花
では最後は室内でほぼ真っ暗な(電気を消した状態)での比較です。Note9が明るくノイズが少ないだけでなく、色もしっかり再現し赤やピンクなどもしっかり分かります。
という事で、S8+との比較を幾つか見てみました。
ネットにはiPhoneとの比較、P20Proとの比較なども沢山上がっていますので、私の方では現実的に買い替えを検討される方がいそうな(というか事実私がそうなんですが)昨年Sシリーズから今年Noteシリーズへのステップアップを比較してみました。
正直カメラ画質の為だけでも乗り換える価値十分アリです。

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