我が家ではスマートロック「セサミ4」を使っていましたが、新バージョンの「セサミ5」に入れ替えを行いました。
以前セサミ4を導入した時のご紹介はこちら
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セサミ4単独運用の良いところと惜しいところ
初めてのスマートロック「セサミ4(+WiFiモジュール)」を導入して我が家のカギ運用は圧倒的に便利になりました。
快適になった点
- タイマー式オートロックで「鍵の閉め忘れ」がなくなった
- スマホで開錠できるので鍵をポケットに入れておく必要がなくなった(Bluetoothで近づくだけの「手ぶら開錠」もセット可能)
- 外出先からでも鍵が開いているか閉まっているか確認し、リモート施錠も可能
- 誰かが開けると通知が飛んでくるので家族の外出、帰宅などもウォッチ可能(不審な開け閉めも記録される)
とにかく「勝手に鍵が掛かる」というのが最高に便利だし、あとでスマホでステータス確認もできるから「あれ、鍵掛けてきたっけ?」と出かけてから心配になることもなくなりました。
特に我が家は家族同士で「カギ閉めてきた?」と確認しあうことが多かったので、このモヤモヤがなくなるだけでも革命的でした。でも2年近く使っていると「ここが惜しい」と感じることもあります。
セサミ4単独運用のここが惜しい
- タイマー式は「30秒」など作動時間を決められるんですが、宅配の受け取りや家族で出かけるときにドアを開けっぱなしにしたり、ちょっと長くドアを開けていると勝手に鍵を回転させてしまう
- ちょっとごみ捨て、ちょっと郵便を取りになどで「スマホを持ち忘れて」外に出てしまうとロックされて閉め出されてしまう
- タイマーが短すぎるとドアを開けてもたついただけで回転してしまうし、長すぎると出かけるときに完全にオートロックを信じて出かけるしかなくなる(施錠されたか確認しないまま外出)
1つ目は、意外とある「長時間開放」です。家族で出かけるときなんかに「さぁ、いくぞ~」と玄関でドアを開けて待ってたりする時に勝手に鍵が回転してしまうので少し「セサミはわかってないなぁ」って気持ちになります。回転しちゃうと鍵の出っ張りが出てしまうので一度施錠状態に手動で回さないとドアが閉まらないですからね。宅配の受け取りの時には結構な頻度で鍵が回転してしまいます。
また怖いのが閉め出しですよね。私はスマホを持たずに出かけることはないのでそうそう失敗しませんが、やっぱり郵便とゴミ捨ては行く前に「スマホちゃんと持ったかな」と意識が必要になります。
実はこれにはそれぞれ解決方法はあって、1つ目は「ドアが閉まったら鍵が掛かる」ように「オープンセンサー」を導入すること。これセサミを販売しているキャンディハウスさんから発売されたんですが現状セサミ5世代にしか対応していないんです(今後セサミ3/4にも対応する可能性もあります)。自力でサード品のセンサーを取り付けて連動させることもできますが、お手軽にやりたければセサミ5世代です。
2つ目は「指紋」や「ICカード」で鍵を開けられるようになる「セサミタッチ」あるいは、更に加えてコード入力で開錠できる「セサミタッチPro」のどちらかを取り付けること。これはセサミ4や3にも対応しています。
でもせっかくなのでこの組み合わせを実現したくて本体もセサミ5にしちゃいました。
セサミ5&セサミタッチ&オープンセンサー購入
購入しました。
左が「セサミ4」右が「セサミ5」です。大きさはほとんど変わりませんね。少しスリムになった?
横から見た感じも大体同じです。若干回転部が薄くなった?
回転部はやや浅くなり、土台部もプラスチックではなくなって剛性が増している気がします。電池部分は一緒かな?1年とかで電池切れにはなりませんが特殊な電池なので残量が減ってきたら予備を買っておくのが良いですね(残量はスマホで確認できます)
取り付けてみました。セサミ4は以前住んでいた家の時に購入して暗めなドアだったので黒にしていたんですが、今の家は扉が白で取っ手がシルバーなのでセサミもホワイトを選びました。圧迫感が少なくなっていいですね。
見た目はほとんど変わらないかな?という印象でしたが、実際鍵を手動で回転させてみるとセサミ5は圧倒的に軽い。ちょっと心配になるくらい楽に施錠、開錠ができます。
オープンセンサーとセサミタッチもセット
さて今回セサミ5に変えた最大の目的は「オープンセンサー対応」です。先ほども触れましたが「オープンセンサー」は現状(2023年8月時点)ではセサミ3/4非対応で「セサミタッチ」はセサミ3/4も対応しています。
まずはタッチセンサーから。このような形状で丸いボタンのようなところに指を当てると指紋で開錠します。
実は指紋だけでなく「ICカード」のタッチ開錠にも対応していて、SuicaカードとかなんとスマホのモバイルSuicaでも開錠可能。カードやスマホをここにピッと当てるだけで開錠してくれます。しかも駅の改札レベルに反応がちょっぱや。
指紋やICは設定画面から登録できます。
指紋はたくさん登録可能なので不安であれば一人複数登録しておいてもよいと思います。
ICカードも同様。私はスマホのモバイルSuicaを登録しました。
これで閉め出されてしまっても指紋で開錠できます。指を忘れて外に出ることはないですからね(笑)
さて、閉め出されても問題なくなった。となれば次は「オープンセンサー」です。オープンセンサーはこのような親子のセンサーがセットになっています。
どのように設置するかというと、こんな感じで「扉側」とその「縁」のところにそれぞれ親子で貼り付けます。
ドアが閉まることでこの2つのセンサーが近接するとセサミが作動して施錠してくれるという仕組み。
実際にドアが閉まったら即自動施錠される様子を撮影してみました。結構速やかに施錠してくれるので安心感があります。
ちなみにオープンセンサーもタイマー設定ができるのでドアが閉まってから数十秒、数分後に施錠。なんてこともできますが、セサミタッチで「指紋開錠」ができるようになりましたので、オープンセンサーは「すぐに」施錠される設定が一番良いですね。
さらに快適になったセサミ環境
我が家のセサミは「セサミ4単独環境」から「セサミ5&オプション環境」に変わり、惜しいと思っていた不満が解消されて本当に快適になりました。
心配は全て解消
- どんなにドアを長く開けていてもドアを閉めない限り施錠されなくなったので、宅配の受け取りやちょっとのタイミングでの勝手な施錠がなくなった
- 指紋開錠ができるようになったので万一何も持たずに手ぶらで閉め出されても開錠することができるようになった
- 閉め出しのリスクがなくなったので、ドアは閉まったら即施錠して問題なし。歩き出しながら自動施錠の音を確認して外出できるので圧倒的な安心感
セサミ4までの良い点は全て引き継がれていて、手動回転も軽快になり、音もやや静かになり、セサミ5はまた完成レベルが上がったと思います。
またドアが閉まれば即施錠の「オープンセンサー」そして万一閉め出されても「指紋」で簡単開錠の「セサミタッチ」この組み合わせで事故のない完璧な運用ができます。本体の「セサミ5」と合わせてこれはまさにスマートロック3種の神器ですね!
もちろん普段家に帰ってきたときももうスマホアプリを開いたり、手ぶら開錠のなんとなくのタイムラグもなく、さっと開錠することができるようになりました。
スマートロックをまだ利用されていない方はもちろん、このあたりのセンサーを組み合わせた運用も超おススメですので是非検討してみてはいかがでしょうか。あ、WiFiモジュールもお忘れなく。