PSVR待望のゲーム「Farpoint」と「シューティングコントローラー」を購入しました。
バラバラに買うとソフトとシューティングコントローラーで12,000円くらいですが同梱版ならぐっと安く手に入ります。初回生産のみのパッケージみたいで今はプレミア価格が付いています。
PSVR シューティングコントローラー
見た目はこんな感じ。
え?ダサいって?はい。ダサいです。過去のコンシューマゲーム機であったガンコンは少なからず現実の銃のデザインを模して造られていましたが、こいつは全くそんな発想ゼロ。
でも、これワザとなんですよ。
なぜなら、プレイしている時はVRゴーグルを付けているので銃は見えていません。というか、VR世界に格段のリアリティをもって再現されます。だから、コントローラー自体の外見に拘るのではなくて、その持ち心地、機能性に徹底的に拘って作られているのです。
構えるイメージの角度から
右利きの場合は右手で後部トリガーを握ります。そうすると親指が背面のスティック位置にピッタリフィットします。まずこれが良くできてる。
スティックの周りには○×△□ボタンが押しやすく配置されています。
天井面にはPSボタンとタッチパッド(押し込み操作のみ)、R1、R2が両サイドに配置されています。さすがにこれらのボタンはトリガーを握ったまま押すのは難しいですね。
一方左手側はどうなっているかというと、こちらも前面に色々ボタンがあります。
近づいて見てみると左スティック、十字キー、オプション、シェアボタンがあります。
裏側にはL1、L2ボタン
これも抜群の配置で左親指でスティックを操作しながらL1、L2を押すことが出来て、第2のトリガースイッチのように使えます。
正直、実際に持ってみるとあまりの各ボタン配置の完成度と持ちやすさに驚きました。一見した時のダサさとは裏腹にめちゃくちゃ完成度の高いコントローラーです。デュアルショック4と比較してもタッチパッドのタッチ操作部以外は全て盛り込まれているのです。サブコントローラーに見せかけて、メイン操作も全て出来る構造。
PS4側ではBluetooth機器として認識されます。「PS VR Aim Controller」と表示されるんですが「シューティングコントローラー」よりこっちの方がカッコいいじゃん!単なるガンコンではなく「エイム用」というコンセプトなんですよね。
Farpoint
さて、ではPSVR最高ゲームと早くも評判のFarpointをプレイしてみます。
PS VR、PS Camera、シューティングコントローラー、そしてPS4Proだと映像が強化される。というフルコンプリート環境ゲームです。もうこの環境までで11万円くらいかかりますね(笑)
未知なる惑星に降り立ちます。宇宙服を着た自分の影が映ります。
武器はシューティングコントローラーとこんな感じでフィットしています。
もうまさにこの銃を持っている感がすごい。当然手元で色んな角度にするとその通り見えるので、目の前まで銃を持ってくるとかなり細かいディティールまで確認する事ができます。
手前には弾残数が確認できます。残りの数を見ながら臨機応変に戦い方を変えていくのがいい感じ。
照準を覗くとレーザー表示が出て、実際にエイムする事が出来ます。まさか銃を本当に構えて照準を合わせるゲームが出来る日が来るとは感激です。
もちろんVRですので敵が来ると仰け反る程怖い。
家の中でゴキブリが自分に向かって飛んできた時を想像してください。あんな感じです。テレビ画面の中で飛んでるんじゃないんです。VRだと本当に目の前に飛んでくるんです。
ガッパァァァァン!!
いや、マジでやばいですよ。これ。
銃の種類も色々あるみたいで、先ほどの銃はアサルトライフル(+ロケット弾)、こちらはショットガン(+グレネード弾)という感じで2種類の弾をトリガーとL2で撃ち分けられたりします。
こちらではショットガンの弾数とグレネードの弾数をそれぞれ表示
とにかく苦戦したのがこのクイーンスパイダー。写真だと分かりませんが、もう見上げるほど巨大なクモです。正直倒すのに3日掛かりました(笑)
スナイパーライフルも登場します。
陰に隠れて狙撃。これも実際に片目をつぶってエイムする感覚が堪らないです。
たまに見上げる宇宙も美しい
まだクリアしていませんが、現時点でPSVR歴代最高ゲームと評価したいと思います。バットマンも密度が濃くて良かったですが、シューティングコントローラーとFarpointの組み合わせはまたPSVRの世界に新しい革命をもたらしてくれた気がします。
PSVRは品不足も相まってなかなか遊べている方が少ないと思いますが、しっかり良質なゲームをチョイスすれば価格を上回る凄い体験が出来ます。こりゃ街のショボいVRアトラクションなんて行ってる場合じゃないですよ。